四 国 遍 路 報 告 へ

四国八十八札所「四国遍路」の雰囲気を楽しんでください。」
番	山　　号	寺　院　名	宗　派	本　　尊	住　　所	ご　　詠　　歌
１	じくわさん 竺　和　山	りょうぜんじ 霊　山　寺	高野山 真言宗	釈迦如来	徳島県鳴門市	霊山の釈迦のみ前にめぐりきて よろずの罪も消えうせにけり
２	にっしょうざん 日　照　山	ごくらくじ 極　楽　寺	高野山 真言宗	阿弥陀如来	徳島県鳴門市	極楽の弥陀の浄土へ行きたくば 南無阿弥陀仏口ぐせにせよ
３	きこうざん 亀　光　山	こんせんじ 金　泉　寺	高野山 真言宗	釈迦如来	徳島県鳴門市	極楽のたからの池を思えただ こがねの泉澄みたたえたる
４	こくがんざん 黒　巌　山	だいにちじ 大　日　寺	高野山 真言宗	大日如来	徳島県鳴門市	眺むれば月白砂の夜半なれや ただ黒谷に墨ぞめの袖
５	むじんざん 無　尽　山	じぞうじ 地　蔵　寺	真言宗 御室派	勝軍地蔵菩薩	徳島県板野郡 板野町	六道の能化の地蔵大菩薩 みちびき給えこの世のちの世
６	おんせんざん 温　泉　山	あんらくじ 安　楽　寺	高野山 真言宗	薬師如来	徳島県板野郡 上板町	かりの世に知行争う無益なり 安楽国の守護をのぞめよ
７	こうみょうざん 光　明　山	じゅうらくじ 十　楽　寺	高野山 真言宗	阿弥陀如来	徳島県板野郡 土成町	人間の八苦を早く離れなば 到らん方は九品十楽
８	ふみょうざん 普　明　山	くまたにじ 熊　谷　寺	高野山 真言宗	千手観世音菩薩	徳島県板野郡 土成町	薪取り水くま谷の寺にきて 難行するものちの世のため
９	しょうかくざん 正　覚　山	ほうりんじ 法　輪　寺	高野山 真言宗	涅槃釈迦如来	徳島県板野郡 土成町	大乗のひほうも科もひるがえし 転法輪の縁とこそきけ
１０	とくどさん 得　度　山	きりはたじ 切　幡　寺	高野山 真言宗	千手観世音菩薩	徳島県阿波郡 市場町	欲心をただ一すじに切幡寺 のちの世までの障りとぞなる
１１	こんごうさん 金　剛　山	ふじいでら 藤　井　寺	臨済宗 妙心寺派	薬師如来	徳島県麻植郡 鴨島町	色も香も無比中道の藤井寺 真如の波のたたぬ日もなし
１２	まろざん 摩　廬　山	しょうざんじ 焼　山　寺	高野山 真言宗	虚空蔵菩薩	徳島県名西郡 神山町	のちの世を思えば苦行焼山寺 死出や三途の難所ありとも
１３	おおぐりざん 大　栗　山	だいにちじ 大　日　寺	真言宗 大覚寺派	十一面観世音 菩薩	徳島県名西郡 石井町	阿波の国一の宮とはゆうだすき かけてたのめやこの世後の世
１４	せいじゅざん 盛　寿　山	じょうらくじ 常　楽　寺	高野山 真言宗	弥勒菩薩	徳島県徳島市	常楽の岸にはいつか到らまし 弘誓の船に乗り遅れずば
１５	やくおうざん 薬　王　山	こくぶんじ 国　分　寺	曹洞宗	薬師如来	徳島県徳島市	薄く濃くわけわけ色を染めぬれ ば流転生死の秋のもみじは
１６	こうようざん 光　耀　山	かんおんじ 観　音　寺	高野山 真言宗	千手観世音 菩薩	徳島県徳島市	忘れずも導きたまへ観音寺 西方世界弥陀の浄土へ
１７	るりざん 瑠　璃　山	いどじ 井　戸　寺	真言宗 善通寺派	七仏薬師如来	徳島県徳島市	おもかげを映してみれば井戸の水 むすべば胸の垢や落ちなむ
１８	ぼようざん 母　養　山	おんざんじ 恩　山　寺	高野山 真言宗	薬師如来	徳島県 小松島市	子を産めるその父母の恩山寺 訪らいがたきことはあらじな
１９	きょうらざん 橋　池　山	たつえじ 立　江　寺	高野山 真言宗	延命地蔵菩薩	徳島県 小松島市	いつかさて西の住居のわが立江 弘誓の船に乗りて到らん
２０	りょうじゅざん 霊　鷲　山	かくりんじ 鶴　林　寺	高野山 真言宗	地蔵菩薩	徳島県勝浦郡 勝浦町	しげりつる鶴の林をしるべにて 大師ぞいます地蔵帝釈
２１	しゃしんざん 舎　心　山	たいりゅうじ 太　龍　寺	高野山 真言宗	虚空蔵菩薩	徳島県阿南市	大滝の常にすむぞやげに岩屋 舎心聞持は守護のためなり
２２	はくすいざん 白　水　山	びょうどうじ 平　等　寺	高野山 真言宗	薬師如来	徳島県阿南市	平等に隔てのなきと聞く時は あら頼もしきほとけぞみる
２３	いおうざん 医　王　山	やくおうじ 薬　王　寺	高野山 真言宗	薬師如来	徳島県海部郡 日和佐町	皆人の病みぬる年の薬王寺 るりの薬をあたえまします
２４	むろとざん 室　戸　山	ほつみさきじ 最 御 崎 寺	真言宗 豊山派	虚空蔵菩薩	高知県室戸市	明星の出でぬる方の東寺 暗き迷いはなどかあらまじ
２５	ほうじゅざん 宝　珠　山	しんしょうじ 津　照　寺	真言宗 豊山派	楫取地蔵菩薩	高知県室戸市	法の船入るか出るかこの津寺 迷うわが身をのせてたまえや
２６	りゅうじゅざん 龍　頭　山	こんごうちょうじ 金 剛 頂 寺	真言宗 豊山派	薬師如来	高知県室戸市	往生に望みをかくる極楽は 月のかたむく西寺の空
２７	ちくりんざん 竹　林　山	こうのみねじ 神　峯　寺	真言宗 豊山派	十一面観世音 菩薩	高知県安芸郡 安田町	みほとけの恵みのこころ神峯 山も誓いも高き水音
２８	ほうかいざん 法　界　山	だいにちじ 大　日　寺	真言宗 豊山派	大日如来	高知県香美郡 野市町	露霜と罪を照らせる大日寺 などか歩みも運ばざらまし
２９	まにざん 摩　尼　山	こくぶんじ 国　分　寺	真言宗 智山派	千手観世音 菩薩	高知県南国市	国を分け宝を積みて建つ寺の 末の世までの利益のこせり
３０	どどざん 百　々　山	ぜんらくじ 善　楽　寺	真言宗 豊山派	阿弥陀如来	高知県高知市	人多くたち集まれる一の宮 むかしもいまも栄えぬるかな
３１	ごだいさん 五　台　山	ちくりんじ 竹　林　寺	真言宗 智山派	文殊菩薩	高知県高知市	南無文殊三世諸仏の母と聞く 吾も子ごころ乳こそほしけれ
３２	はちようざん 八　葉　山	ぜんじぶじ 禅 師 峰 寺	真言宗 豊山派	十一面観世音菩薩	高知県南国市	静かなるわがみなもとの禅師峰 寺浮かぶこころは法の早船
３３	こうふくざん 高　福　山	せっけいじ 雪　渓　寺	臨済宗 妙心寺派	薬師如来	高知県高知市	旅の道うえしも今は高福寺 のちのたのしみ有明の月
３４	もとおざん 本　尾　山	たねまじ 種　間　寺	真言宗 豊山派	薬師如来	高知県吾川郡 春野町	世の中にまける五穀のたねま寺 深き如来の大悲なりけり
３５	いおうざん 医　王　山	きよたきじ 清　滝　寺	真言宗 豊山派	厄除薬師如来	高知県土佐市	澄む水を汲めば心の清滝寺 波の花散る岩の羽衣
３６	どっこざん 独　鈷　山	しょうりゅうじ 青　龍　寺	真言宗 豊山派	波切不動明王	高知県土佐市	わずかなる泉に住める青龍は 仏法守護の誓いとぞ聞く
３７	ふじいさん 藤　井　山	いわもとじ 岩　本　寺	真言宗 智山派	阿弥陀如来ほか	高知県高岡郡 窪川町	六つのちり五つの社あらわして 深き仁井田の神のたのしみ
３８	さださん 蹉　だ　山	こんごうふくじ 金 剛 福 寺	真言宗 豊山派	三面千手観世音菩薩	高知県 土佐清水市	ふだらくやここは岬の舟の棹 とるも捨つるも法のさだ山
３９	しゃつきざん 赤　亀　山	えんこうじ 延　光　寺	真言宗 智山派	薬師如来	高知県宿毛市	南無薬師諸病悉除の願こめて 詣るわが身を助けましませ
４０	へいじょうざん 平　城　山	かんじざいじ 観 自 在 寺	真言宗 大覚寺派	薬師如来	愛媛県南宇和郡 御荘町	心願や自在の春に花咲きて 浮世のがれて住むやけだもの
４１	いなりさん 稲　荷　山	りゅうこうじ 龍　光　寺	真言宗 御室派	十一面観音菩薩	愛媛県北宇和郡 三間町	この神は三国流布の密教を 守り給はんと誓いとぞ聞く
４２	いっかくざん 一　課　山	ぶつもくじ 仏　木　寺	真言宗 御室派	大日如来	愛媛県北宇和郡 三間町	草も木も仏になれる佛木寺なお頼もしき鬼畜人天
４３	げんこうざん 源　光　山	めいせきじ 明　石　寺	天台寺門宗	千手観世音 菩薩	愛媛県東宇和郡 宇和町	聞くならく千手誓いの不思議には 大盤石も軽くあげ石
４４	すごうざん 菅　生　山	だいほうじ 大　宝　寺	真言宗 豊山派	十一面観世音 菩薩	愛媛県上浮穴郡 久万町	今の世は大悲の恵み菅生山 ついには弥陀の誓いをぞ待つ
４５	かいがんざん 海　岸　山	いわやじ 岩　屋　寺	真言宗 豊山派	不動明王	愛媛県上浮穴郡 美川村	大聖の祈る力のげに岩屋 石の中にも極楽ぞある
４６	いおうざん 医　王　山	じょうるりじ 浄瑠璃寺	真言宗 豊山派	薬師如来	愛媛県松山市	極楽の浄瑠璃世界たくらえば受くる苦楽は報いならまし
４７	くまのざん 熊　野　山	やさかじ 八　坂　寺	真言宗 醍醐派	阿弥陀如来	愛媛県松山市	花を見て歌詠む人は八坂寺 三仏じょうの縁とこそ聞け
４８	せいりゅうざん 　清　滝　山	さいりんじ 西　林　寺	真言宗 豊山派	十一面観世音 菩薩	愛媛県松山市	弥陀仏の世界をたずね行きたくば 西の林の寺にまいれよ
４９	さいりんざん 西　林　山	じょうどじ 浄　土　寺	真言宗 豊山派	釈迦如来	愛媛県松山市	十悪の我が身をすてずそのままに 浄土の寺へ参りこそすれ
５０	ひがしやま 東　　　山	はんたじ 繁　多　寺	真言宗 豊山派	薬師如来	愛媛県松山市	万こそ繁多なりとも怠らず 諸病なかれと望み祈れよ
５１	くまのざん 熊　野　山	いしてじ 石　手　寺	真言宗 豊山派	薬師如来	愛媛県松山市	西方をよそとは見まじ安養の 寺に参りて受くる十楽
５２	りゅううんざん 瀧　雲　山	たいさんじ 太　山　寺	真言宗 智山派	十一面観世音 菩薩	愛媛県松山市	太山へ登れば汗の出けれど 後の世思えば何の苦もなし
５３	すがざん 須　賀　山	えんみょうじ 円　明　寺	真言宗 智山派	阿弥陀如来	愛媛県松山市	来迎の弥陀の光の圓明寺 照りそう影は夜な夜なの月
５４	ちかみざん 近　見　山	えんめいじ 延　命　寺	真言宗豊山派	不動明王	愛媛県今治市	くもりなき鏡の縁とながむれば残さず影をうつすものかな
５５	べっくさん 別　宮　山	なんこうぼう 南　光　坊	真言宗醍醐派	大通智勝如来	愛媛県今治市	このところ三島の夢にさめぬれば 別宮とても同じ垂迹
５６	きんりんさん 金　輪　山	たいざんじ 泰　山　寺	真言宗醍醐派	地蔵菩薩	愛媛県今治市	みな人の参りてやがて泰山寺来世の引導頼みおきつつ
５７	ふとうざん 府　頭　山	えいふくじ 栄　福　寺	高野山真言宗	阿弥陀如来	愛媛県越智郡 玉川町	この世には弓矢を守る八幡なり来世は人を救う弥陀仏
５８	されいざん 作　礼　山	せんゆうじ 仙　遊　寺	高野山真言宗	千手観世音 菩薩	愛媛県越智郡 玉川町	立ち寄りて作礼の堂に休みつつ六字を唱え経をよむべし
５９	きんこうざん 金　光　山	こくぶんじ 国　分　寺	真言律宗	薬師如来	愛媛県今治市	守護のため建ててあがむる国分寺 いよいよ恵む薬師なりけり
６０	いしずちさん 石　鎚　山	よこみねじ 横　峰　寺	真言宗御室派	大日如来	愛媛県周桑郡 小松町	たて横に峰や山辺に寺建てて あまねく人を救うものかな
６１	せんだんざん 栴　檀　山	こうおんじ 香　園　寺	真言宗系単立	大日如来	愛媛県周桑郡 小松町	後の世を思えばまいれ香園寺 止めて止まらぬ白滝の水
６２	てんようざん 天　養　山	ほうじゅじ 宝　寿　寺	高野山真言宗	十一面観世音 菩薩	愛媛県周桑郡 小松町	さみだれの後に出たる玉の井は白坪なるや一の宮かは
６３	みっきょうざん 密　教　山	きちじょうじ 吉　祥　寺	真言宗東寺派	毘沙門天	愛媛県西条市	身の中の悪しき悲報打ち捨ててみな吉祥を望み祈れよ
６４	いしずちさん 石　鉄　山	まえがみじ 前　神　寺	真言宗石鉄派	阿弥陀如来	愛媛県西条市	前は神後ろは仏極楽のよろずの罪を砕く石づち
６５	ゆれいざん 由　霊　山	さんかくじ 三　角　寺	高野山真言宗	十一面観世音 菩薩	愛媛県川之江市	恐ろしや三つの角に入るならば 心まろく慈悲を念ぜよ
６６	きょごうざん 巨　鼈　山	うんぺんじ 雲　辺　寺	真言宗御室派	千手観世音 菩薩	徳島県三好郡 池田町	はるばると 雲のほとりの 寺に来て 月日を今は ふもとにぞ見る
６７	こまつおざん 小 松 尾 山	だいこうじ 大　興　寺	真言宗善通寺派	薬師如来	香川県三豊郡 山本町	植え置きし 小松尾寺を 眺むれば 法の教えの 風ぞ吹きぬる
６８	ことひきざん 琴　弾　山	じんねいん 神　恵　院	真言宗大覚寺派	阿弥陀如来	香川県 観音寺市	笛の音も 松吹く風も 琴弾くも 歌うも舞うも 法の声々
６９	しっぽうざん 七　宝　山	かんのんじ 観　音　寺	真言宗大覚寺派	聖観世音菩薩	香川県 観音寺市	観音の 大悲の力 強ければ 重き罪をも 引き上げてたべ
７０	しっぽうざん 七　宝　山	もとやまじ 本　山　寺	高野山真言宗	馬頭観世音菩薩	香川県三豊郡 豊中町	本山に 誰か植えける　花なれや 春こそ手折れ　たむけにぞなる
７１	けんごさん 剣　五　山	いやだにじ 弥　谷　寺	真言宗善通寺派	千手観世音菩薩	香川県三豊郡 三野町	悪人と 行き連れなんも 弥谷寺 ただかりそめも 良き友ぞよき
７２	がはいしざん 我 拝 師 山	まんだらじ 曼 荼 羅 寺	真言宗善通寺派	大日如来	香川県 善通寺市	わずかにも 曼荼羅拝む 人はただ 再び三度 帰らざらまし
７３	がはいしざん 我 拝 師 山	しゅつしゃかじ 出 釈 迦 寺	真言宗御室派	釈迦如来	香川県 善通寺市	迷いぬる 六道衆生 救わんと 尊き山に 出ずる釈迦寺
７４	いおうざん 医　王　山	こうやまじ 甲　山　寺	真言宗善通寺派	薬師如来	香川県 善通寺市	十二神 味方に持てる 戦には 己と心 兜山かな
７５	ごがくざん 五　岳　山	ぜんつうじ 善　通　寺	真言宗善通寺派	薬師如来	香川県 善通寺市	我住まば 世も消え果てじ 善通寺 深き誓いの 法の灯し火
７６	けいそくざん 鶏　足　山	こんぞうじ 金 倉 寺	天台寺門宗	薬師如来	香川県善通寺市	まことにも 神仏僧を ひらくれば 真言加持の　不思議なりけり
７７	そうたざん 桑　多　山	どうりゅうじ 道 隆 寺	真言宗醍醐派	薬師如来	香川県仲多度郡	願いをば 仏道隆に 入り果てて 菩提の月を 見まくほしさに
７８	ぶっこうざん 仏　光　山	ごうしょうじ 郷 照 寺	時宗	阿弥陀如来	香川県綾歌郡	踊り跳ね 念仏唱う 道場寺 拍子を揃え 鐘を打つなり
７９	きんかざん 金　華　山	てんのうじ 天 皇 寺	真言宗御室派	十一面観世音菩薩	香川県坂出市	十楽の 浮き世の中を 尋ぬべし 天皇さえも さすらいぞある
８０	はくぎゅうざん 白　牛　山	こくぶんじ 國 分 寺	真言宗御室派	十一面千手 観世音菩薩	香川県綾歌郡	国を分け 野山をしのぎ 寺々に 詣れる人を 助けましませ
８１	りょうしょうざん 綾　松　山	しろみねじ 白 峯 寺	真言宗御室派	千手観世音 菩薩	香川県坂出市	霜寒く 露白妙の 寺のうち 御名を唱ふる 法の声々
８２	あおみねざん 青　峰　山	ねごろじ 根 香 寺	天台宗系単立	千手観世音 菩薩	香川県高松市	宵の間の　たえふるしもの 消えぬれば あとこそ鐘の 勤行の声
８３	しんごうざん 神　毫　山	いちのみやじ 一 宮 寺	真言宗御室派	聖観世音菩薩	香川県高松市	讃岐一 宮の御前に　仰ぎ来て 神の心を 誰かしら言ふ
８４	なんめんざん 南　面　山	やしまじ 屋 島 寺	真言宗御室派	十一面千手 観世音菩薩	香川県高松市	梓弓　屋島の宮に詣でつつ　祈りをかけて　勇むもののふ
８５	ごけんざん 五　剣　山	やくりじ 八 栗 寺	真言宗大覚寺派	聖観世音菩薩	香川県木田郡	煩悩を 胸の智火にて　八栗をば　修行者ならで 誰か知るべし
８６	ふだらくさん 補 陀 落 山	しどじ 志 度 山	真言宗善通寺派	十一面観世音 菩薩	香川県大川郡	いざさらば 今宵はここに 志度の寺 祈りの声を 耳に触れつつ
８７	ふだらくさん 補 陀 落 山	ながおじ 長 尾 寺	天台宗	聖観世音菩薩	香川県大川郡	あしびきの 山鳥の尾の 長尾寺 秋の夜すがら 御名を唱えよ
８８	いおうざん 医　王　山	おおくぼじ 大 窪 寺	真言宗大覚寺派	薬師如来	香川県大川郡	なむ薬師 諸病なかれと　願いつつ 詣れる人は 大窪の寺
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