しやしんざん
舎 心 山
たいりゆうじ
太 龍 寺
 太龍寺は徳島県鷲敷町(わじきまち)の東北にそびえる海抜600mの太龍寺山の山頂近くに在り、古来より「西の高野」と呼ばれています。
以前は徒歩で登つたこのお寺も、今は定員101人のロープウエイで10分で山頂駅まで行けます。この太龍山ロープウエイは、寺・町・企業(四国ケーブル株式会社)で運営しています。
(ガイド談)
 ロープウエイより風光明媚な那賀川、田野橋を臨む。那賀川は、カヌーのメツカで全国的に有名だそうです。(案内)
 西日本最長の特大スケール!川越え、山越えの大パノラミツクロープウエイ。 
 山麓から1号支柱までは那賀川ワジキラインを、1号支柱から2号支柱までは剣山山系を、2号支柱から山頂駅までは紀伊水道・橘湾と移り変わります。(パンフより)

 全長2775m。高低さ422m。運賃は往復2,400円。20分間隔で運転しています。
 ロープウエイを使わない場合は、この山の中腹まで車で登り、そこから1キロほど急な山道を登つたそうです。この道は大変危険な山道で、遍路にとつて難所のため眼下に見える宿に泊まり太龍寺に参拝しました。(ガイド談)
 舎心ケ嶽と求聞持修行大師像
 太龍寺は山号を「舎心山」といい、東の舎心、西の舎心、南の舎心、北の舎心という行場があります。中でも南北の行場はかなり危険なところとして知られています。南の舎心はロープウエイから眺めるここができます。
 19才の弘法大師が虚空蔵求聞持法という、記憶力を増進させ、判断力を身につける真言密教の秘法を実修された聖跡です。(パンフより)
 大師の道
お大師さまが 歩いて
修行された道です
歩きましょう
ふみしめて
そして
あやかりましよう
おだいしさまに
虚(むな)しく往(ゆ)きて
実(み)ちて帰(かえ)る
 標高618mの太龍寺山は、若き日の弘法大師が修行に励んだ地。杉の巨木に覆われた山内には、仁王門・本堂・大師堂など荘厳な大伽藍が並び「西の高野」と称される。
 798年桓武天皇の勅願により、阿波国司藤原文山が堂宇を建立、大師が本尊虚空蔵菩薩を刻みながら安置したという。
 那賀川をはさんで相対する鶴林寺は曼荼羅の胎蔵界、当寺は金剛界と並称されてきた。南方には大師修行の地、舎心ケ嶽がある。(パンフレット)



 本堂
 本堂内部
 本堂・多宝塔
 太子堂
 太子堂
 高野山奥の院を模倣し拝殿、奥殿式で配立されております。奥殿には宗祖弘法大師像が安置され、拝殿には大師の十代弟子が壁に描かれております。また拝殿の彫刻は四国八十八カ所中最も繊細な描写で中国の神話、民話が刻まれております。開帳は旧3月21日です。(パンフより)
 多宝塔
 老杉が林立する中に、諸堂が建ち並んでいる。
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