はくすいざん
白 水 山
びようどうじ
平 等 寺
 山門
 本堂は小高い山の中腹にあります。弘法大師はこの地で修行中に薬師如来を感得し、自尊像を彫刻して本尊とし、人々を平等に救うために寺号を平等寺としました。境内には、万病に効くという白水の井戸があります。
 本堂
 792年(延暦11)、弘法大師の開創。当地を訪ねた大師は、五色の雲がたなびく空に薬師如来の姿をみとめた。そこで堂宇を建て、本尊薬師如来ほか菩薩像を刻み安置したと伝える。祈祷のための水を求めて大師が井戸を掘った際、白い乳色の水が湧きでたのが山号の由来である。
(週刊古寺をゆく)
 
 本堂天井絵
 境内の本堂から山門を臨む
 霊水
 本堂の石段下にある霊水が寺の宝物だ。大師の掘った井戸から白い水が湧き、どんな日照りにも枯れることがなく、万病に効くのだ。「白水の井戸」とも「弘法の水」とも呼び、地元ではこの水で病気が直ればよだれかけを、腫れ物が直れば松かさを、地蔵尊に備える習慣になつている。(太陽)

 
 大師堂
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