いしづちさん
 石 鎚 山

よこみねじ
 横 峰 寺
 
「参道」駐車場から10分くらい下って行きます。
横峰寺への参道となっている林道は有料です。2004年9月末の台風21号の被害により不通となっていましたが、2005年3月より復旧しました。これにともない、お大師さまも河口(こうぐち)の横峰寺別院に開設されていた仮納経所まで山を下りられたそうです。去年の遍路の時に横峰寺への道が台風で不通となっていると聞いた覚えがあります。
 横峰寺への林道は狭い急坂です。大型バスでの参拝者は途中でマイクロバスに乗り換えますが、乗用者がやっとすれ違えるほどの道幅が続きます。有料道路を過ぎてからは、倒木や土石流の爪あとがあちこちに見えます。この登りの間に歩き遍路さんを追い抜きましたが、私たちが納経をおえた頃、本院にたどり着いた歩き遍路に会いました。
 大師堂が見えてきました。
「山門」
「山門」
 歩き遍路はこの坂を登ってきます。この先に納経所、石段を登ると本堂・大師堂があります。
「納経所」
「本堂」
 古代から山岳信仰の対象とされた霊峰石鎚山。修験道の祖、役小角が中腹の星ケ森で蔵王権現を刻み、651年(白雉2)に創建した。のちに石仙行者が石楠花の木に大日如来を刻んで本堂に安置、また、若き日に山中修行をした弘法大師は、42歳の厄除けに星ケ森で星供養をおこない、本尊大日如来を刻んで霊場に定めたという。
 本堂は神社風の権現造りで、石鎚山の西の別当寺といわれた歴史を物語る。かつて険しい参道は難所として知れれたが、今は車でも参詣できる。
 (「週刊 古寺をゆく」)
「本堂」
 本堂は、お大師さまの涙雨の中
「大師堂」
「大師堂」

 
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