じくわさん
竺 和 山
りょうぜんじ
霊 山 寺
 仁王門
 第1番霊山寺のご本尊は、釈迦如来です。
高速鳴門近くのビジネスホテルを午前7時30分に出発し、西に向います。8時5分に駐車場につきました。駐車場では、大型バスから遍路装束の巡礼へんろの団体さんが降りてきます。
 緊張してしまいどうしたらいいかわかりません。「写真を撮りましょうか。」ドライバーさんに声をかけると、「先にお参りをしましょう。」と言われ本堂に向いました。

 
 境内は団体さんで溢れていました。本堂内の右手には売店があり遍路用具は全部揃います。ここでお遍路用品を揃え長い旅路に出るのでしょうか?。買物客で混んでいました。ここですげ笠と書籍を買いました。本堂の階段を登ったところにローソク立てと香炉があります。ローソク・線香・写経を「ずた袋」から取り出すのですが、団体さんでごったがえす中で、もたついてしまいました。やっと勤行の準備が整い本堂右手の段上で「般若心経」を読誦していると、段下から「懺悔文」が聞こえてきます。慌てて振り向くと段下に先ほどの団体さんが整列し、先達の頭(とう)にあわせて読経が始まったのです。慌てて段を降りて、団体さんの隅に並び読経しました。団体さんと一緒に読経したことで気持がとても落ち着きました。巡礼の方法も確認することが出来ました。
 大師堂と発心池
 大師堂でも同じようにローソク・線香を供え、納札を奉納し読経を始めました。読経のテンポがとても速いのですが気持があせっているから早口言葉のようにバリバリと唱えてしまいました。
 多宝塔
 聖武天皇の勅願により、天平のころ行基菩薩が開基し、弘仁6年(815)弘法大師が21日ほど留まって修法され、この間霊感を得て釈迦如来を刻み、天竺山霊山寺と号し、第1の霊場に定められた。その後天正年間に長曽我部元親(ちょうそかべもとちか)の兵火で堂塔は全焼。やがて再建されたが、明治24年、通夜堂から出火し本堂、多宝塔を残して他の建物は焼失。近年になって再建した。百数十年来の「紀州接待所」も再建されて山門の近くにある。 満願寺教化部 「四国へんろ」
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