ごだいさん
 五 台 山

ちくりんじ
 竹 林 寺

 
 第31番竹林寺のご本尊は文殊菩薩です。中国の五台山は文殊菩薩の聖地ですが、このお寺も高知市の五台山にあります。この山は五台山公園として高知県一の観光名所で、展望台からは、浦戸湾から太平洋、高知市街さらには県境の山並みが一望できます。
 「フェリーターミナル」
 ここから遍路が始まりました。
 「山門」
 仁王門の前には植物学者の牧野植物園があります。山門からは102段の石段を登り上げると高台に朱塗りの五重塔、本堂と大師堂が向かいあっています。
 「本堂」
 中国の五台山で文殊菩薩に会う、という夢をみた聖武天皇の勅願で、行基が五台山と似た霊地を探し、724年に開創、文殊菩薩をまつつた。
 のちに弘法大師が密教霊場とし、以来多くの名僧が訪れ、藩主の庇護を得た。庭園は禅僧夢窓国師の作という。
 本尊の木造騎獅文殊菩薩坐像および侍者像(重文)は、日本最古の五台山文殊五尊像。ほかに木造十一面観世音立像など、平安から室町期の重文指定の仏像が数多くある。本堂も重文。(週刊古寺をゆく)

本尊の木造騎獅文殊菩薩坐像および侍者像(重文)は、日本最古の五台山文殊五尊像で50年に一度ご開帳されるそうです。(次回は西暦2014年予定と聞きました。)

 
 「大師堂」
 境内には3人姉弟のお遍路さんがいました。姉弟の信仰心に気をひかれて声をかけ、写真を取らせてもらいました。
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