ぼようざん
母 養 山
おんざんじ
恩 山 寺
 聖武天皇の勅願で行基(ぎようき)が建立。もとは大日山福生院密厳寺と号する修験道場だつた。788年弘法大師が当寺を再興したおり、遠路訪ねてきた大師の母の玉依御前(たまよりごぜん)が、女人禁制のために入山できなかつた。大師は7日間の修法によつて禁制をとき、母を入山させて孝養を尽くした。母は得度(とくど)し、大師は寺号を現在のように改めた。境内には記念に大師が植えたと伝えられる唐木毘欄樹(びらんじゆ)が茂り、県の天然記念物になつている。(週刊古寺をゆく)

 弘法大師御母公 玉依御前ゆかりの寺 
 
 本堂
 小高い山の中復にお本堂があり階段を上っていきます。
 梵鐘
 大師堂と御前公堂
 御前公堂
 大師堂からは、徳島市内が望めます。
 毘欄樹(びらんじゆ)
 18番恩山寺の「びらん樹」は別名「バクチの木」と呼ばれています。1年を通じて幹はいつも樹皮が、はがれ落ち真っ赤でつるつるです。身ぐるみはがされという感じです。この木の葉を1枚財布に入れておくと不思議と賭け事に運が上向きになり最後に成就するそうです。(ガイド談)
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