きようちざん
橋 池 山
たつえじ
立 江 寺
 お京塚
 石州浜田の桜井屋銀兵衛のニ女お京が夫要助を殺し、密夫長蔵とこの寺まで逃げてきた時、その黒髪が逆立って鉦(かね)の緒に巻きついて取れなくなつたといいます。住職の祈祷によつてやつと離れたのですが、黒髪は、鉦の緒に巻きついたまま頭からはがれたのです。お京は己が犯した罪の恐ろしさにおののき、この地にとどまって要助の菩提を弔い、その一生を終わつたといわれています。立江寺の近くにお京堂があります。
 白鷺橋
 罪を犯した人は渡れないそうです。(ガイド談)
 あくぎなことをやらかす犯罪の罪か、仏教でいう「身口意の三業(さんごう)」なのかはわかりません。
「身口意の三業(さんごう)」とは、身体で犯す罪、言葉で人を傷つける罪、心でよこしまなことを思う知らず知らずのうちに犯している罪と説いています。
 山門
 本堂
 
四国遍路には4つの関所と1つの裏関所が設けられている。1県1カ所で徳島はこの立江寺。邪心のあるものは通過できない。この寺を打ち終わるのを「お関所もすんだ」といいます。(ガイド談)
 本堂内部。 
 大師堂
 多宝塔
 境内は広く諸堂が建ち並び、高野山の別格本山となつています。
 黒髪堂と白杉大明神
 黒髪堂と白杉大明神
 黒髪堂には黒髪が奉られています。
 白杉大明神への願い事は、一つだけかないます。(ガイド談)
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