かいがんざん
 
 海 岸 山

いわやじ
  岩 屋 寺

 
 岩谷寺参拝口へは橋を渡ります。しかし小型車以外は橋を渡れません。正面には、団参のバスが道路脇に駐車してあります。
 参拝口駐車場の隣の土産屋
 ここから、20分以上参道を登り上げます。
 車での遍路は、ここが一番の難所で膝と腰がガクガクしてきます。

 
 「山門」
 屹立する峨々たる岩山。その岩肌に食いこむように建つ当寺は、かつて第44番大寶寺の奥の院であり、行場であつた。もとは女人が開いた行場だつたが、815年(弘仁6)に弘法大師に献じられたという。
 大師は木と石で不動明王2体を刻み、木像は本堂に、石像は岩窟に封じ、山全体を本尊としたと伝える。大師の行場であつた穴禅定や
せり割禅定が今ものこり、往時の修行の様子は、ここで修行した一遍上人の伝記絵巻「一遍聖絵」からもうかがえる。
 山号は大師の詠じた歌に由来する。
(「週刊 古寺をゆく」)
 「仁王門」 
  仁王門に立っても、本堂の姿は見えません。まだきつい石段を登り続けます。
 直立した、ゴツゴツ岩に食い込んだ建物は、初めて目にすると異様な景観です。
 ゴツゴツした岩が連なる大岩に食いこむ納経所。本堂、大師堂は石段を登り上げたところにあります。息を整えながら、岸壁に食い込んだ建物を眺めました。
 本堂からみる景色は深山幽谷という感じです。
 「本堂」
 当寺は、かつて第44番大寶寺の奥の院で、大師の行場であつた穴禅定やせり割禅定が今も残ります。 
 
 「大師堂」
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