くまのざん
 熊 野 山

いしてじ
  石 手 寺
 
 第51番「石手寺」は、道後温泉近くにあります。土産物屋の並ぶ参廊をぬけると国宝の山門、境内にはいると団体バスの観光客やお遍路さんで一杯です。
 「山門」
 道後温泉のほど近くに境内を広げる。国宝の仁王門はじめ、本堂・鐘楼・三重塔ほか、鎌倉・室町期に建立された重文指定の堂宇がみごとに並ぶ。
 聖武天皇の勅願で、伊予の大領越智玉純が728年(神亀5)に開創。翌年行基が薬師如来を本尊とし、安養寺と名づけ、のちに弘法大師が真言宗に改宗した。892年(寛平4)、遍路の祖衛門三郎が小石を握つて再生した伝説により、石手寺と改められた。
 ゆかりの小石をはじめ、重文の梵鐘をふくむ多数の寺宝は、宝物館に納められている。
 「護摩堂」
 護摩堂では護摩修行中で、スピーカーから太鼓の「タカ・タン・タン。タカ・タン・タン」の響きと霊験あらたかな読経が聞こえてきました。石手寺は、領主河野家の長男が誕生したとき、左手を握ったまま生まれてきたので、住職に頼んで祈祷してもらったところ、その手が開き、衛門三郎再来と彫られた石が出てきました。この石を当寺に納めたことによるそうです。
 「三重の塔」
 三重の塔の正面にある「お接待のみかん」を1つもらいました。
 「本堂」
 あっという間に参拝客でにぎやきになりました。
 「大師堂」
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