けいそくざん
鶏 足 山

こんぞうじ
 金 倉 寺
 
 「仁王門」
 明治31年(1898年)から3年間、乃木希典軍の宿舎として利用されたことで知られています。境内には将軍を訪ねながら面会を許されなかった婦人がこの松の下で佇んでいたという「乃木将軍妻返しの松」があります。この76番金倉寺は天台宗寺門宗です。天台宗はご存知のように、京都の比叡山延暦寺を本山とする宗派で、伝教大師が開かれたものです。金倉寺は弘法大師の甥にあたる、智証大師の生れた所で、滋賀県大津市の園城寺別格本山です。
 「仁王門」
 「本堂」
 774年(宝亀5)に和気道善が創建。その孫が、天台寺門宗の開祖であり、弘法大師の姪を母にもつ第5代天台座主の智証大師円珍である。
 唐で天台密教を学んだ智証大師は当地に帰り、薬師如来を本尊として伽藍を造立。寺号はのちに醍醐天皇の勅命により、道善寺から金倉寺に改められた。
 全盛期には広大な寺領と132僧坊を有した。鎌倉期の絹本著色智証大師像(重文)など寺宝も多数。鬼子母神像は智証大師作と伝える。
(週刊 古寺をゆく)
 「本堂」
 「大師堂」
 「大師堂」
「四国霊場を歩く」は札所寺院の歴史や文化財を訪ねながら、スタッフが質問をしながら歩くものとあります。
 主催 鳴門教育大学・四国大学
 智證大師修行の像
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