とくどさん
得 度 山
きりはたじ
切 幡 寺
 333の石段
 第10番 切幡寺のご本尊は、千手観世音菩薩です。参道は坂道で道幅がとても狭く車両のすれ違いも出来ません。(門前町の店の駐車場を利用します)参道の門前町から本堂までは800Mほどあり、山門から本堂までは333の石段になり、登り切ったところが本堂です。
 タクシーはこの石段を迂回した本当に狭いヘアピンカーブを本堂まで登っていきます。この急坂は、雨で路面が滑って車が登らなくなるそうです。
 本堂
 弘仁のころ、山麓の貧しい小部落にハタを織る若い女がいた。たまたま弘法大師が立ち寄って喜捨を乞うたところ、女はこころよく接待した。7日後も女はいま織っていた白布を惜しげもなく切り裂いてさしだした。大師は感激してその理由をたずね、女の願いを聞いて哀れに思い、その家に留まり、千手観世音を刻み、女を得度させて灌頂を授けた。すると女はたちまち即身成仏して観世音菩薩に化身した。そこで大師はこの地に堂宇を建立し得度山切幡寺とした。灌頂院の院号も、またご本尊がニ体あるのもこの縁起に由来する。 満願寺教化部 「四国へんろ」
 大師堂
 境内にある多宝塔は、解体修理が終わったばかりだそうです。
ここからのながめは絶景です。
   
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