ふみょうざん
普 明 山
くまたにじ
熊 谷 寺
 多宝塔
 第8番 熊谷寺のご本尊は、千手観音菩薩です。
 このお寺の山門は本堂から離れたところにあります。二層の仁王門を入ると、左手に納経所、右手に弁天池があります。
納経所から本堂までは長い参道がありますが、駐車場で車をおりると、ご詠歌が流れていてとても気持が良いところです。ご詠歌は多宝塔に設置されたスピーカーから流れてきます。 
 左の参道は、石段がありません。お遍路さんは、この石段を登って本堂に向います。 
 緩やかな山の斜面にある中門から石段を登ると昭和15年再建の本堂になります。さらに左手にある大師堂には石段を登っていきます。
 本堂
 寺伝によれば、弘法大師がこの地のやや奥に当る閼伽(あか)ケ谷という所で修行されているとき、紀州の熊野権現があらわれ、観音菩薩の尊像を感得した。そこで大師は結伽趺座(けっかふざ・足の表裏を結んで座する円満安座)されて日夜精進し、一刀三例して霊木に等身大の千手観世音を刻まれ、仏舎利百ニ十粒とともに金像の本堂を胸に納め、堂宇を建立して安置された。 満願寺教化部 「四国へんろ」
 大師堂
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