りゅうずざん龍頭山	こんごうちょうじ金剛頂寺

	「山門」　２６番金剛頂寺は、田圃道をぬけてから急な山路を登っていきます。金剛頂寺は室戸岬の最御崎寺と相対しているため、最御崎寺を東寺、金剛頂寺を西寺ともいいます。椎の原生林の境内は３ヘクタールと広く立派な伽藍が建ち並んでいます。山門を入ると右手に接待所、本堂と太師堂は少し離れています。室戸の海岸線には平地は少ししか見えません。室戸の参道は、どこも遍路泣かせの長い急坂が続きます。
	「接待所」　山門を入ると右手にあります。
	「本堂」　行当岬に広大な境内を広げる大寺。　８０７年、勅願道場として弘法大師が開創。大師が彫り上げた本尊の薬師如来は、自ら本堂の扉を開けて鎮座したといわれ、開山以来の秘仏である。　宝物館には、大師が所持した金銅阿弥陀如来坐像・銅鐘など、密教文化を伝える重文指定の寺宝が多数納められている。境内には、クジラの慰霊碑や捕鯨資料館もあり、県天然記念物のヤッコソウの自生もみられる。（週刊古寺をゆく）

	「太師堂」

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