くまのざん
 
 熊 野 山

やさかじ
  八 坂 寺

 
 第47番「八坂寺」は、山門へ続く長い直線道路があります。山門をくぐり石段を登る途中に鐘楼、正面に本堂と大師堂が並んでいます。当寺は、四国遍路の元祖、衛門三郎の菩提寺で、屋敷跡に建てられました。
 「山門」
 開始は役小角といわれ、寺名は、701年に文武天皇の勅願寺として伊予国司・越智玉興が七堂伽藍の建立にあたり、8つの坂を切り開いたことに由来する。のち弘法大師が霊場に定めたという。
 中世には熊野権現十二社を勧請し修験の道場として栄え、末寺48寺を有した。四国遍路の祖とされる衛門三郎の菩提寺である徳盛寺はそのひとつ。
 本尊は恵心僧都源信の作と伝え、秘仏で50年に1度しか拝観できない。本堂地下には黄金の万体仏が安置されており、境内には鎌倉期の石塔ものこつている。
(「週刊 古寺をゆく」)
 「本堂」
 「閻魔堂」
 「大師堂」
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