さいりんざん
 
 西 林 山

じょうどじ
  浄 土 寺

 
 「山門」
 
仁王門をくぐると、竹林を背にして、唐様式のどつしりとした本瓦葺きの本堂(重文)がある。
 8世紀中ごろに、孝謙天皇の勅願寺として恵明上人が創建、行基が刻んだ釈迦如来像を本尊とし、のちに弘法大師が霊場とした。鎌倉時代には源頼朝が堂塔の修理をおこない、盛時には塔頭66、末寺7を擁する大寺であつた。
 踊念仏の祖・空也上人は、960年(天徳4)より3年間ここに庵を結んだ。自ら刻んだとされる木像空也上人立像(重文)がのこされている。近くには、空也上人の修行の地・空也谷がある。
(「週刊 古寺をゆく」)
 「本堂」
 第49番「浄土寺」は、踊念仏の祖、空也上人ゆかりの寺で、山門をくぐると正面に本堂が見えます。本堂に向かって右に大師堂、左に阿弥陀堂があります。  南無阿弥陀仏を唱える声が小さな仏となって現れる空也上人立像が残されています。
 本堂に向かって右が大師堂。
 本堂に向かって左に阿弥陀堂。
 「大師堂」
ページトップへ トップ アイコン
トップページへ
四国へんろトップ へ  50繁多寺へ