いおうざん
  医 王 山

おおくぼじ
 大 窪 寺
 
「山門」
 標高780m女体山に立つ、四国八十八ケ所霊場めぐり結願の寺。長い石段が本堂まで続きます。
 
「仁王門」
「本堂」
 屹立する胎蔵ケ峰を背景に、本堂・多宝塔など堂々たる建物が建つ。
 717年(養老1)に行基が開創。815年(弘仁6)、唐から帰った弘法大師が、現在の奥の院岩窟で求聞持法の秘法を修め、大きな窪地のそばに小堂を建立し、唐から持ちかえった三国伝来の錫杖を納めて結願の寺と定めた。
 本尊は、すべての厄難病苦を吹きはらう法螺貝を手にする珍しい姿の薬師如来像。早くから女性の入山を認めたため、「女人高野」の名もあり、栄えた。 (「週刊 古寺をゆく」)



「本堂」
 写真がぼけてしまいました。
 弘法大師は四国を廻られる時、ずっと持っておられた杖を大窪寺に納め、ここを四国88番の霊場の結願所と定められました。上番から打ち始めたお遍路さんは、この88番大窪寺で打ち納めとなるわけで、続けてお詣りする人は杖を持ち帰りますが、打ち納めの人は金剛杖を大窪寺に納めるのがならわしだそうです。
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