すごうざん
 
菅 生 山

だいほうじ
  大 寶 寺

 
 「明石寺」から「大寶寺」まではいくつも山を越えていきます
(80Km以上離れています。)

 高速道路を使わず、一般道路で「大洲市内を抜け」、十夜が橋(とやがばし)永徳寺を巡拝します。
 十夜が橋(とやがばし)(番外札所)
 昔は、一夜が十夜にも思えるほど寂しい土地だったそうです。弘法大師がこの橋の下で一晩仮寝したため、渡橋の時は杖をつかないそうです。
 「永徳寺」本堂
 「永徳寺」
 とても寒い、雪が積もった峠道で、山また山を越して歩いてきた遍路さんを何人も見かけました。
 いくつもの山を越えて、たどり着いた「大寶寺」は、深い杉木立のなかにあります。山門を過ぎると、狭い参道は雪景色となりました。このお寺を巡拝する為に車は、スタッドレスタイヤを履いています。
 「本堂」 
 第43番明石寺から80KM。途中峠越えもあり、かつては最難所とされた。八十八ケ所の真ん中にあたり、中札所ともよばれる。
 開創縁起には諸説あるが、のち文武天皇の勅願により701年(大宝1)に伽藍が建立され、寺名はその元号にちなむ。のち弘法大師が三密の秘法を修し、霊場と定めた。
 3度の火災に遭い、そのつど復興された境内には、巨木。老杉が茂り、幽邃な趣がある。一隅に放浪の俳人・種田山頭火の「朝まいりはわたくし一人の銀杏ちりくし」の句碑が立つ。
(「週刊 古寺をゆく」)
 「本堂」
 標高490mの幽邃な山寺のキンとする冷気のなかで眠気が飛びました。
 「大師堂」
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