ほうかいざん
法 界 山

だいにちじ
 大 日

 
 28番大日寺へ向う途中に日本三大鍾乳洞の一つ龍河洞の案内板がありました。大日寺は小高い山の中にあり、ご本尊は行基菩薩の御作で大日如来(国重文)が安置されています。室戸の海岸線には平地は少ししか見えません。室戸の参道は、どこも遍路泣かせの長い急坂が続きます。
 「山門」
 急な石段が続きます。
 「本堂」
 天平年間、聖武天皇の勅願により行基が開創。弘法大師がのちに伽藍を整え、江戸時代は、土佐藩の祈願寺として崇敬を集めた。本尊大日如来像は行基が刻んだとされ、同じく平安後期の作である聖観音立像とともに重文に指定されている。仁王門を入ると左手に石仏群があり、奥の院には大師が生木に爪で薬師如来を彫ったという楠の霊木をまつる「爪彫の薬師」とよばれ、首から上の病に霊験があるという。(週刊古寺をゆく)
 「大師堂」
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