けんござん
剣 五

いやだにじ 
弥 谷 寺
 
 正面の山の中腹に弥谷寺があります。
 
 駐車場は仁王門の上にありました。駐車場から百八煩悩段を上っていくと大師堂があります。
   
 多宝塔
 十王堂
 求聞持窟
 求聞持窟内部 
 水場
 日照りが続いても湧水は枯れることはありません。
 
 阿弥陀三尊の磨崖仏
 県指定史跡  磨崖佛  弥谷持

 三尊像は南面する約12Mの岩盤に陽刻されており、中央の阿弥陀如来は約1M、左右の観音・勢至両菩薩とも約90CM、全体によく整った温和な表情をたたえている。この像の左右の岩肌には南無阿弥陀仏と陰刻された、六字の名号九行あり、これに関連して上方本堂付近の岩壁には無数の納骨穴が彫られている。この納骨穴に対する回向のため、下方の阿弥陀三尊及び六字の名号が刻まれたものと思われる。従ってこれらは平安から鎌倉にかけてのものではないかと言われて居り、或いは大師の作かともいわれている。
「本堂」
 古くから死者の霊が帰るとされる寺。仁王門をくぐると、石仏が並ぶ賽の河原。大師堂・多宝塔など堂宇が岩にはりつくように建つ。
 8世紀に行基が開創し、807年、弘法大師の修行中、5本の剣が天から降り金剛蔵王権現が出現したため、大師は千手観音を刻み、宝剣と唐土伝来の五鈷鈴(重文)を安置したと伝えられる。
 岩肌に阿弥陀三尊ほか幾多の磨崖仏が刻まれ、大師が修行した「獅子の岩屋」もあり、まさに深山幽谷の霊場である。 (「週刊 古寺をゆく」)
「本堂」
「本堂」


 本堂前の展望所からは山並みを眺めることができて、すごい山寺だということがわかる

  「大師堂」
 大師堂には靴を脱いで上がります。入った横に納経所があります。
この奥には洞窟のようなのがあって、そこに阿弥陀・弥勒。大師の石仏が置かれています。これが「獅子の岩屋」
で大師が修行しました。
 「大師堂」
 「獅子の岩屋」
 「大師堂
 弥谷寺の石段はきついですが、岩屋の中にある大師堂は霊気が感じられます。
 
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