2002年12月13日(金)

昼まで寝てしまったが、
シリアのダマスカスに向かう。

いつも通り多く服を着たのに、
国境では寒くてブルブル震えてた。

ここも雪山に囲まれてる。

シリアは大体見たので、
72時間のトランジットVISAにしたんだけど、
235シリポンを11.2のレートで
ドルから強制両替させられて買わされる。

とっても意味がわからない。

普通は1ドル51.5シリポンである、
それがここでは11.2シリポンである。
バンクレシートもちゃんと発行される。
一応国ぐるみでボッてきてるってことでしょうか。

シリア再入国。
今まであまり感じなかったけど、
やっぱり社会主義の国だなって今回は感じたな。

ボーダーを越えたら、
アサド大統領のでっかい写真が出迎えてくれたし、
途中バスが休憩したときに、
銃を持った自称秘密警察の人にも会ったし、
隣のレバノンとも雰囲気が全然違う。

シリアの首都ダマスカスに18時頃着く、
宿について休んでたらおばさんパッカーに会った。
たぶん60歳位だと思う、
これからイランのVISAを申請して、
レバノンに行って半年かけてインドまで行くらしい。
よく喋る日本のその辺にいるおばさんを
そのまま連れて来た感じの人。
でもムスリムの国だから、
しっかり頭にスカーフを巻いてる。

かっこいい。

12月14日(土)

昨日の夜は寒かった、
まるで外に寝てるようだった。
同じ部屋にいたオージーは、
風邪をひいてしまったらしく寝込んでた。

ヨルダンVISAを取りに大使館へ、
3分でVISAとチャイをくれた。

もう靴がないと無理なようです、
この寒さの中ビーサンで歩いてると、
町ゆくシリア人みんな振り向く、
そしてクスッと笑ったりしやがる。

靴を探しにスークへ。
普通の靴を値切って250シリポン、
約5ドルで買う。

ダマスカスは意外と面白かった、
トランジッドVISAだから明日出なきゃいけないんだけど、
もう2日くらいいてもよかったかも。

ただ、鳥の丸焼きは食いたくない。

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