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  趣味の世界/超自分史


 

  気の世界体感記/天の巻


平成9年の1月、この「気の世界」体感記を発表しました。
ページ数が多いため、天・地・人の3部作に構成してみました。



気の世界体感記(天の巻)
 今井雅晴

 今回は、「奇術の世界」体感記、「占術の世界」体感記に引き続き、感動・発見の「氣の世界」体感記をまとめてみました。世界体感記三部作です。

 毎年、私の正月三箇日のスケジュールは決まっています。

まず元旦の9時に、高崎駅に行き元旦に発行されている全ての新聞を買ってくることから1年が始まります。帰りには必ず、恒例の全日本実業団駅伝の列にぶつかります。家に帰ってきて、ポストから年賀状を取ります。そして、朝食の雑煮を食べてから、高崎神社に参拝に行きます。午後は私宛てに届いた約 300通の年賀状を見ながら、整理・分類します。そして、残りの時間は午前中に買ってきた全ての新聞に目を通します。そして、それらの記事から、私は今年一年間の社会の傾向を予測・判断します。


 正月2日の午前中は、これも恒例になっていますが、前橋西武の古本市に行きます。そして、ボーとしながら目につく本を手にし、その時気になった本を全て購入してきます。私の場合、この古本市で手に入れた本がその年の一年間の行動を暗示しているようです。また、今まで多くの貴重な本を手にすることができました。午後は女房の実家に年始回りで、縁あって出会った義兄弟との酒宴に参加します。今では年一回になってしまいました。正月3日は、その日の方位の吉時をみて、近くの神社に初参りをします。私の場合、昨年一年間の感謝と今年一年間の安全を願って手を合わします。 これらの正月三箇日の私の恒例行事は20年以上も続いています。

 平成4年は私の人生の中でも、まさに改革・変革の一年でした。この年の正月2日、私は恒例通り午前中、前橋西武の古本市に出掛けます。この日も私は何冊かの古本を購入してきました。当日何気なく求めてきた書籍の中に由美かおる著の「西野式気功法入門」の本がありました。

「西野式気功法入門」の本より、気功の分野を知り、一週間以内に「矢山式気功法」の資料が手に入ります。と同時に「矢山式気功法」の実践会が中小企業同友会の分科会としてあることをある使者が来て教えてくれました。早速、私も中小企業同友会に入会しました。と同時に同会の運営委員に任命されます。実はこの中小企業同友会が縁で私は木村先生と小井戸氏を知り、「矢山式気功法」に触れることができました。この「矢山式気功法勉強会」は、木村先生が東京で開かれている「矢山式気功セミナー」のエッセンスをリアルタイムで我々に指導していただける貴重な会でした。そして、後にこの会が『近未来研究会』に発展します。

 私自身、毎日が感動と感謝と発見の日が始まりました。そんな折り、4月22日(水)、KBCの主催で阿奈靖雄氏の「願望達成セミナー」がホテルスワで一日コースとして開催されました。夜は氏を囲んでのパーティです。私としては、この種のセミナーとしては始めての参加でしたので感動しました。氏の著作としては、「私の習慣革命88」(日新報道)があります。その後も「矢山式気功勉強会」は続きましたが、ある日の勉強会の後でM氏から長崎のT氏の超能力の話しが話題になりました。同友会の仲間が研修会の帰りに、T氏の演技を見てきたとのことでした。私は話しの内容を聞いている内に、これらの演技は奇術であると直感しました。そして、M氏に「今、話した演技の内容は全て奇術で演じることは可能ですよ」と言いましたが、M氏は半信半疑です。数日後、何人かで私の事務所に集まり、彼等が見てきた超能力の演技を奇術でお見せしました。後半になりますと、彼等もT氏の超能力が奇術と気付いたようでした。そして、5月30日(土)、矢山先生が家族と共に来県します。この企画参加者は、木村先生を始め5名でした。新幹線で高崎駅に着くと、我々は矢山先生ご一家を水上の旅館に先導します。旅館に着いてから風呂に入り、宴会が始まりました。矢山先生も家族とのバカンスも久し振りとのことで感激していました。宴会の後、矢山先生の前で超能力奇術をお目にかけました。先生もH氏の演技を見ていたので半信半疑たったようです。夜遅くまで大いに盛り上がりました。

 翌5月31日(日)の午前中、我々は矢山先生の特別講義を聞きます。講義内容は密教法具による氣のレベルの測定とマントラと氣との関係でした。先生は講義の後で、今回のお礼として、我々5名に先生オリジナルの「チャクラオープン法」を特別伝授してくれました。我々5名が瞑想している間、先生の発する波動が感じられました。私の場合、最初第3の目の辺りが紫色に輝き、最後は真っ赤な光りが私の額に飛び込んできました。私も初体験でしたので感動します。午後は高崎ビユーホテルで「矢山式気功法セミナー」を開催しました。高崎では始めての試みでしたので、初心者の人には多少難しかったのではないかと感じました。その後、私は8月より翌年(平成5年)の6月まで計6回、矢山先生の「リ一ダーのための冬眠能力覚醒セミナー」の中級・上級コースを受講します。初級コースについては、ビデオで受講することにしました。私の氣の知識・技術能力はこれを機会にいっきに加速します。
 
 折りも折り、日本TVでは「関口宏のワンダーゾーン」という番組が4月から毎週月曜日、午後10時より11時までの1時間、翌年の3月まで計44回にわたって放映されました。この番組の内容はすごかった。今まで未知とされていた「精神世界」の分野が毎回紹介・解説されました。私は毎週この時間帯は釘付けになりました。当時、かなりの人が感動を受けたことと思います。テーマは「人間の意識」でした。また、番組のナビゲーターの女性も素敵でした。

 ここで放映内容のキーワードを記録しておきましよう。

 「脳死体験・イメージ・ヒーリング・夢・月の魔力・運・音の不思議・偶然の一致・植物の意識・予言・ダウジング・笑い・ふたご・パワースポット・誕生の記憶・ひらめき・Oリングテスト・宇宙・超能力・イルカの不思議・光りのパワー・眠りの神秘・聖母マリア像の奇跡・タイムスリップ・色の魔力・火事場の馬鹿力・埋もれた記憶・妖精・第三の涙・神秘の図形・言霊・寿命・クリスマスの奇跡・赤い糸・顔・瞑想・第三の眼・病・虫の知らせ・呪いと祈り・気のパワー・ムー大睦からのメッセージ・多重人格」etc

実際ここまで調べるのに約一カ月かかりました。執念です。

 まだまだ不完全燃焼の部分がありましたが、この番組も大好評の中で終了します。しかし、今となって考えてみると、この不完全燃焼の部分が我々視聴者への番組からのメッセージと思われてなりません。そして、この番組の結論は「人類最大の未知は、ほかならぬ人間だった」のフレ−ズ。そして私の感じたことは「想いは実現する」の結論でした。私自身、世の中が変わりつつあることをひしひし感じていました。さらにこれらの世の中の大変化に追い討ちをかけるように、出版界では船井幸雄先生の著作が次々と発行されました。「人間の研究」三部作、「直感力の研究」、「人間学・生き方」シリーズ、中でも先生の「人間の研究」三部作の内容はすごかった。先生曰く、本物の人間が登場します。私としては「ワンダーゾーン」の内容と匹敵するほど感銘しました。と同時に雑誌の世界では「ムー」、「マヤ」、「TZ」を始めとして、「フィラ」、「たま」、「AZ」、「氣マガジン」、「気の森」等が発行されていました。その後、「パワースペース」、「アネモネ」が発行されます。私は、資料として当時入手できるすべてのバックナンバーを集めました。まさに世の中「大変化」のパニック現象です。

 話題を再び、「気功」の話しに戻しましよう。平成4年1月2日の古本市、年始回りの夜、日本TV系の「スーパーテレビ」の番組で、張志祥師の元極功の紹介があり、「貰頂」と呼ばれる儀式が公開されました。この儀式を受けると、体の不自由な人が元気になり、みるみるうちに回復する光景が見られ、感銘しました。しかし、この時点では、常識では考えられないと思いました。

 そして、7月22日、日本元極学普及会の主催で、「元極学セミナー」が地元・藤岡で開かれ、縁あって私は出席する機会に恵まれました。そして、このセミナーで私は平岡純会艮から、元極学の理論を学び、待望の「貫頂」の儀式を受けることが出来ました。しかし、私自身、特別な反応はありませんでした。ただこのセミナーの帰り道、足が軽く感じたことは確かでした。そして、翌日23日に体の変化を感じました。恥ずかしい話しですが、この日、おならが連続に約 100回程出て、止まらなかった現象を体験しました。但し、匂いは全然しまぜん。腸の浄化が起きたようです。私の体に変化が起きたことは事実でした。多少、気功を体験していたことも影響してたのでしよう。不思議な体験をしました。

 9月12日(土)、サンピア高崎にて、(株)KBCの主催で、「バイオエネルギー・コントロールシステム」のセミナーが開催されました。講師は(株)バイオエネルギー研究所会長の香川哲氏。内容は「意識の世界を数字で示す」という(意識の数量化をバイオエネルギーと呼ぶ)一種の能力開発講座の説明会でした。しかし、私にとってこのセミナーは『気づき』という世界に出会った意義ある会でした。その後、同研究所は12月25日、高崎ビユーホテルにて、「ツキを呼ぶセミナー」の講演会を開催します。内容は「潜在エネルギーを味方につけて、ツキを呼ぶ法」でした。その後、同研究所主催による究極の自已活性化法「BAS」」のセミナーには参加しませんでしたが、私にとってこのBE研究所の2回の説明会は有意義もあるものでした。

 私自身、8月から矢山先生による「冬眼覚醒セミナー」に通い始めました。11月29日は新宿エルタワービルにて矢山先生による「独鈷使用法特別セミナー」が開かれました。11月19日はアイビー群馬の11月例会で「超能力と気」(不思議な世界)についての講演を依頼され、私は今まで学んだ気の世界の話しと超能力奇術をお見せしました。私自身、かなりの反響を感じました。

 さて、前にも述べましたように、私にとって平成4年は大変化の年でした。ここでもう一度振り返って見ましよう。まず、l.2月の瞑眩体験から始まり、4月、中小企業同友会への再入会(運営委員)、そして矢山式気功法との出会い(勉強会)、願望達成セミナーの参加、健康法としてDOスポーツの入会(水泳教室)、5月、矢山先生との合宿、7月、元極学による平岡先生による貫頂体験、8月から矢山式「冬眠能力セミナー」ヘの参加、9月、我が風水の師・御堂龍児先生との出会い、10月、弟子入り(拝師の儀)、そして御堂師とのマンツーマンによる風水授業と群馬風水検分体験、9月・12月の「BECシステム」セミナーへの参加、マスメディアとしで、4月よりl年間「ワンダーゾーン」との出会い、船井幸雄著の「人間の研究3部作」を始めとする一連の書籍、「ムー」・「TZ」等の精神世界雑誌の購読、と同時に、精神グッズに関しても気になる商品は全て揃えてみました。特に私にとって、矢山先生の影響もあり、人間のチャクラの分野に興味を持ち、中でも「水晶と石」については独自の実験と研究を進めでいました。月日があっという間に過ぎ去り、毎日が感動と発見の日々で、充実していました。

 そして、私のl年間の精神世界研究の集大成として、12月19日(土)、、前橋にて、「気とクリスタルパワーの世界」(宇宙世界との交信)と題して、限定10名、会費3万円で2時間のセミナーを開催しました。私は、この日、自分の開発した「3つのチャクラストーン」の紹介とその石の活用法のノウハウを全て解説しました。今ではこれらの記録もまとめたいと思っています。私はこのl年間学んだ研究を全てこのセミナーで吐き出して、爽やかな気分で家路に向かいました。そして、家に戻りますと、ポストに一通のハガキが入っていました。早速取り出してみると、正木和三氏の講演会の案内です。差出人をみても知らない人からの案内でした。実を言いますと、今年で正木和三先生の講演の誘いはこれで3回目です。過去2回、身近な人から氏の講演を進められたにも、何故か参加の意思が働きませんでした。しかし、この年末になっての誘いは、何か意味があるように感じました。講演会は明日20日(日)午後からでした。私は、直感で参加することに決めます。夜、寝床に入り、今日の自分のセミナーに満足し、このl年間の多くの出会いに感激し、と同時に今日の私のセミナーの賛同者に感謝して、眠りにつきました。

 翌、暮れも押し迫った12月20日(日)、私は正木和三先生の講演会に参加のため上京します。講演のテーマは「輪廻耘生の実証と神秘体験の数々」、講演時間は3時間半です。私は瞑想をして、話しを聞きながら、正木先生の百会のチャクラと私の百会のチャクラとをつなげて講演を聴いていました。そして、何か反応があるかを実験していました。しかし、その時は特に何も変化は感じません。2時間後、講演も終り、私は会場を出て、イメ一ジでタクシーを呼び、何故かその日は最短の時間帯で帰宅することができました。家に帰り、偶然の縁で正木先生との出会いに感謝し、寝床につきます。そして、翌21日(月)、朝、不思議な神秘体験をします。私は寝ているのですが、周りは暗闇です。その時、遥か遠くから、濃紫色の閃光が私の方に向かって飛んでくるではありませんか。近くで見ると長さが約40cm位の蛍光灯のような光りです。と思っていると同時にその閃光が突然、私の百会のチャクラから仙骨のチャクラをいっきに突き抜けます。すると、私の体は温かくなり、何故か目がさめました。時間を見ると、朝5時です。私は、グッたりしたまま、輿奮して眠れず、約1時間程、寝床の中にいました。そして、再び眠りにつきます。あの濃紫色の閃光は何だったのでしよう。そして、この神秘体験の日を境に、次々に不思議な現象を体験します。

 21日(月)、早朝の神秘体験も忘れて、いつものように9時に事務所に出ました。10時になりますと、突然、東京のK書店から電話が入りました。要件は私が何年も前から捜していた易書・仁田丸久著の「呪術とその背景」が入手できたとの知らせでした。費用は30万円とのこと。偶然にもこの金額は先日の私のセミナーの会費の合計と同じです。私は早速注文しました。正に、私がセミナーの内容で提供したノウハウとこの幻の名著との交換現象がおきたわけです。翌22日は、暮れで押し迫りましたので、事務所内の整理を思い立ち、掃除を始めましたが、その時、天の声で「整埋」について「いらないものは捨てよ、使わないものはしまえ」とのメッセージがありました。さらに天の声は続きます。「半分捨てられれば本物、80%捨てられれば超人」しかし、今の私には20%をも捨てることさえも大変です。せめて50%を捨てることがこれからの課題であります。メッセージはさらに続きます。「身軽になること」

どうもこのあたりが人間の生き方の秘訣のように感じます。

 不思議な事が次々おこります。24日はクリスマスイブです。この夜、ある図形が直感で閃きました。私のエネルギーシールの誕生です。私は「夕オシール」と命名します。金のシールと銀のシールの使い方のノウハウのメッセージもありました。金と銀のシール・2種類の使い方にコツがあるようです。私は思わず天からのクリスマスプレゼントに感謝し、手を合わせます。そして、この金のシールと銀のシールは、翌年制作、完成し、世に出ます。25日は前に書きましたように、香川哲氏の[ツキを呼ぶセミナー]の説明会がありましたが、この時、私の脳は拡大し全く違うことを考えていました。26日、この日は事務所の最終日でした。この日の朝、「現場回りをせよ」とのメッセージがありましたので、午後から久し振りに私の事務所で設計した建築現場の監理に出掛けました。何件か回りましたが、最後の一件が12月のため、暗くもなり、途中で帰って来てしまいました。その物件とは住宅・M邸でした。しかし、その夜11時にM邸の奥さんから電話が入り、明朝コンクリート打放造の門の塀が打設とのことですがその位置が図面と違うようなので、確認をして頂きたいとのことでした。夜も遅いので、私は翌朝その施工業者と連絡をした所、ポンプ車はすでに建築現場に向かっているとのこと。私はすぐ事務所を飛び出し、現場に直行しました。現場は、打設中でしたが、生憎門の打設は最後でしたので、明らかに図面と違っていたため、打設をストップさせました。そして、すぐ型枠を変更させ、翌日無事打設できました。かろうじてセーフ。私が当日に現場に行っていればこんなことが起きなかったでした。朝、メッセーシを受けとったにも関わらず、天の声に従わなかった自分に悔やみ、思わず手を合わせ反省しました。 そして、12月31日・大晦日この年最後のメッセージを受けます。

『空間は時間を超越し、万物は共鳴する。想えば動く。』

 そして、平成4年に出会ったことは、私の生涯の中でも大変バラエティに富んでおり、正木先生の言葉を借りれば、正にl年間が4倍の質量で過ぎ去った感じでした。私はこのl年間に多くのことを学び、貴重な体験をし、まるで夢の世界をさまよっていたようでした。私は全てに感動し、感謝をします。

気の世界体感記(地の巻)は、次のコーナーでお読み下さい。

 

  気の世界体感記/地の巻

気の世界体感記(地の巻)
 今井雅晴

 平成5年になりまして、私は昨年の「水泳教室」に変わり、日経ビジネス学院の「話し方教室」に2月から約半年間通います。「話し方教室」に通うようになってから、突然にも3月にK店の「新入社員歓迎会」、5月に前橋菓子組合の総会に講師を頼まれます。この現象も私にとって必要・必然の勉強会と思い、図々しくOKします。そして、4月10日、木村先生の紹介で「相似象セミナー」に参加します。この日、我々は新幹線で沼津に行き、そこからバスにて、炭埋がされている店舗を見学したり、茶畑の「イヤシロチ」と「ケガレチ」の現場を体験します。この日の詳しい見聞録は「パワースペース」10号に紹介されていますので、興味のある方はお読み下さい。そして、私は5月の連休を返上して、我が国で古来から脈々と続いている「水取法」の儀式をまとめ、文にします。そして、6月、「水取法セミナー」として縁のある方に公開しました。 また、同月、群馬県木炭協会の「木炭はよみがえる」のセミナーに参加します。相変わらず、一連の情報は加連して入ってきます。

 世の中も刻々変化しています。そんな折り、たまたま私の知人で、深野一幸先生を知っている人がいて、セミナーの講師として呼ぶことが出来るという情報が入ったので、私は木村先生と相談し、高崎でセミナーを開催することを決定しました。8月11日、高崎ビューホテルで「宇宙エネルギーが世界を変える」というテーマで開催されました。この日は、平日にもかかわらず多くの賛同者の参加で大好評でした。そして、この活動が基盤となって、賛同者を得、翌9月、「近未来研究会」が誕生します。まず、この会のネーミングですが、賛同者から募集しました。そして、その候補の中から、清水氏の高次元Oリングテストで選定しました。結果、私の提案した「近未来研究会」が選ばれます。そして、「近未来研究会」の活動が始まります。こけら落としは、竹内氏の提案でヒーリングアートで有名な足立幸子先生を招こうと全員一致で決定し、先生の承諾も得られ、セミナーの日時が決定し、我々会員は当日を楽しみにしていましたが、この日、大ハプニングがおきます。当日の早朝、先生の突然の死の知らせを受けます。そんなこともあり、急きょ足立幸子先生の追悼も兼ねて、10月、兄の建築家・足立育郎先生のセミナーを開催します。私はこの日、生憎、伊勢神宮参拝のため、残念ながら出席できませんでしたが、後日、ビデオにて当日の模様を拝見しました。

 その後、「近未来研究会」の活動も加速します。11月はフーチの「古村豊治セミナー」、12月は速読の「植原紘治セミナー」と、10月より、月一回のペースでセミナーを開催しました。私の方は、この年8月より1年間、矢山先生の「サマディ研究会」に参加します。11月は、私の所属する群馬中小企業同友会では、設立20周年記念講演で、今、一番輝いている船井幸雄先生を招き、「特別講演会」を開催しました。大好評でした。「近未来研究会」の会員も多数参加しました。「近未来研究会」の会員もどんどん増加します。そして、この年12月、私は12月20日から28日までの9日間、仕事の研修で「北米DIY研修旅行」に出掛けます。北米の旅行は今回で2度目です。時は12月、私は現地でいろいろ見聞・感動・体験します。この研修旅行の報告については、会報「テレパス」1号に「異次元の町・セドナ体感記」に書いてみましたので、お読み下さい。

 平成6年入ります。l月に「北米報告書」を仕上げた後、16日に東京で御堂師の「風水セミナ−」が雑誌「気の森」の出版社の主催で関かれます。私も久し振りに御堂師に再会します。このセミナーが終わってから、師は4月から東京の事務所で「風水の勉強会」を開催するとのことでしたので、私も復習をかねて勉強会に参加することを約束します。

 2月8日、突然、直感で「ゼロと無限」のマークがプレゼントされました。2月10日は近未来研究会の例会で第一回「気づきの気学94」と題して、今年の運気と各人の運気の話しをしました。好評でした。2月、近未来研究会の主催で「矢野式農法」のセミナーを前橋中央公民館で開催します。3月16日、群馬IB会で「気づきの気学94」の講演を頼まれます。翌17日は、私の所属しでいる群馬中小企業同友会・高綺支部の平成5年度の総会で「経営者の自己変革」と題して、私の気学研究をビジネスに応用した内容で記念講演します。これも好評でした。私はこの講演を最後に、2年間お世話になった群馬中小企業同友会・高崎支部を退会します。4月、近未来研究会の主催で正木和三先生の「精神エネルギーの奇跡」の講演会を関催します。この時は、私自身、以前のような変化は感じられませんでした。

 4月から12月まで、東京の御堂師の事務所で「御堂風水の勉強会」が始まりました。私も心機一転、少し気を入れて勉強会に出席することにしました。そんな折り、6月6日、NHKスペシャルで「よみがえる平安京」というタイトルで放映されました。この内容は、私にとって剌激的でした。私はますます「風水」という魔力に魅せられます。そして、7月9日、私の事務所では「風水の旅」と称してNHKスペシャルで放映された京都に風水検分に出かけます。この報告については、会報「テレパス」3号の「風水体感記」(地の巻)をお読み下さい。8月は6、7日の2日間、近未来研究会の主催で「矢山式気功セミナー」が開かれます。私としては、2カ月に一度上京し、矢山先生主宰による超マニアックの「サマディコース」を受講していました。10月は、新宿のエルタワービルにで、矢山先生の「小周天気功法・気功マットを使った瞑想法セミナー」が開かれました。私としては、風水と気功三味の日々でした。そして、11月、私は風水の我が師・御堂先生を植原先生・矢山先生の協力を得まして、船井幸雄先生に紹介します。その後の御堂先生の活躍は目をみはるものがあります。私としては、9月に2回講座「姓名学・方位学」のセミナーに、また、11月・12月に(株)創工の主催で2回講座「本を出す・書くためのセミナ一」に出席します。

 そして、12月に入り、6日、竹内氏の紹介で地方情報誌「すたんぴーと」の編集部の萩原氏が、来年( 1995年)同誌2月号の「群馬・占い事情」特集の取材のため来所しました。私は今までに学んだ風水の理論と実践について語りました。

 そして、昨年と同時期の今年も12月、19日から28日までの10日間、今回は「北欧DIY研修旅行」に出掛けます。この北欧10日間の旅は最高でした。この旅の報告は会報「テレパス」5号に「バルセロナ体感記」として掲載しました。そして、12月28日に無事帰郷します。この日、タイミングよく「すたんぴーと」誌の出来上がりです。私の手元に届きました。私の記事のタイトルは「群馬風水考〜気学・遁甲・風水」として紹介されていました。私は、今回お世話になった萩原氏にお礼としで、ドイツの名品・ウオーターマンのボールベンをプレゼントしました。
 平成6年も私にとって、バラエティに富んだ有意義な一年でした。  
 
 平成7年に入ります。この年は、矢山気功、御堂風水に対し、何故か「元極功」、「他派風水」に導かれます。この現象も私にとって必要・必然の出来事でした。気功の分野では、2月から4月までの3ケ月間、日本元極学普及会の平岡会長より「元極学」の理論と実践を学ぶ機会に恵まれました。その理論は風水の理論に類似していました。
 2月に入り、20・21日の2日間、掛川掌瑛師率いる中国占術研究会主催の「風水セミナー」に参加する機会に恵まれました。この日は甲府で開かれ、風水の羅盤の解説と風水検分として、武田信玄で有名な武田神社とその周辺を車で回りました。やはり、この地も風水学的にみると「龍・穴・砂・水」の条件を満たしていました。

 3月になりますと、ヴォイスの主催で香港の風水師・慮恒立先生が来日し、「飛星派風水セミナー」が2日間に渡って開催されました。私は始めて「飛星派風水」に出会います。今、香港・台湾風水の主流です。1日目は概論、2日目は各論の解説でした。

 4月、私は風水の師・御堂先生にお願いし、近未来研究会の主催で「地理風水入門一聖なる大地の霊力」の講演会を開催しました。当日の午前の部は風水講義、午後の部は風水実習で、水沢山・榛名山に行きました。当日の報告は会報「テレパス」5号をお読み下さい。4月から翌年3月までのl年間、私は香草社主催による佐藤六龍先生の「風水龍穴科」を受講します。この講座の内容は中国透派の風水です。授業は土曜日で、矢山先生の「気功法セミナー」と重なるため、残念ながら「矢山気功セミナー」は小休子しました。

 6月に入り、元極功の総師・張志祥先生が初米日します。私も縁あって、26日・27日の2日間、張志祥師の「元極学セミナー」に参加します。1日目は元極学の理論を、2日目は実践を学びます。そして、最終日は、参加者全員はTVで見た張志祥師の「貫頂」を受けることができました。私はこれだけでも価値はあると思いました。当日はTV同様、数々のハプニングが起きます。やっと私の番になり、私は静かに目をつぶり、感謝の念を送りながら、師の「貫頂」の儀式を受けます。「貫頂」は、ほんの数秒でした。私自身、特別な反応は感じませんでした。そして、セミナーの最後は、参加者全員に受講証が師より手渡されます。貴重な体験でした。

 そして、昨年の正木先生の講演の翌朝と同じ、朝5時、今度はヨガでいうクンダリーニ現象を体験します。私の仙骨より、約1時間をかけて、何か熱いものが、私の背骨を伝わって昇ってきます。やはり、平岡会長の場合の時と同じように、元極功の「貫頂」は人間の肉体に作用するようです。私は、このクンダリ−ニの体験を、速読の植原先生に話すと、先生は軽くてよかったと言ってくれました。あまり、時間が長いと、偏差の障害をおこすようです。しかし、私にとって、この体験後、またまた不思議なことが起きだします。
 
 7月、VTT研究会の主催で、矢吹哲朗会長による「VTTセミナー」が開催されました。この日は突然のことでしたので、あまり出席者は少なかったようです。私はこのセミナーで、この時点の自分の精神レベルを測定していただきました。ここに当日の私の資料があります。
 また、この日、たまたま私の考案した金と銀のタオシールを持っていたため、VTTで測定していただきました。結果は、私がメッセージで受けたと同じでした。金のシールは肉体レベルに作用し、銀のシールは精神レベルに作用するとのことでした。近日、このタオシールのノウハウ集は、小冊子にまとめようと思っています。

 そして8月に入り、Y氏から連絡があり、奇門遁甲の新資料を入手したとのことでした。早速その資料を見せて頂きましたが、その瞬間、私はまるで宝物にでも出会ったように、目が点になってしまいました。 何とその資料には、今まで我が国で公開されてなかった新事実が書かれていたのです。私はその人にその原著を見せていただけるか聞きました所、結果はOKでした。そして数週間後、私はその幻の原著を手にします。その原著は乾坤2冊組で構成されていました。私は興奮して、その内容を毎日眺めていました。そして、ある日、又々朝5時、「奇門遁甲の実践会を設立せよ」とのメッセージを受けます。私は、その天の声に従って準備をします。そして、約10名の賛同者を得て、翌9月、東京上野忍池前のホテル・コジマにて「奇門遁甲・三奇会」を誕生させます。メッセージからlケ月の出来事です。この会は、月1回のペースで、私は奇門遁甲学を中心に、今までに学んだ易占学のノウハウをまとめ、毎回発表します。この会も大好評の中で、今年平成9年3月までの18ケ月間(第三期)を最後に、その役目を終えます。そして、4月から2ケ月に一回、l年間、「風水開運セミナー」となって、浅草のビューホテルで開催されることになりました。これらセミナ一の報告も近日発表しましょう。そして10月、(株)ヴォイスの主催で再び香港の風水師・慮恒立先生の「飛星派風水セミナー」開催の連絡がありましたので、私は再び14・15日の2日間出席し「飛星派風水」を学びます。

 内容もマンツーマンで、我々受講者にとっては快適でした。初日は「飛星派風水」の概論を学びます。2日目は理論を学んだ後、実践として主催者である(株)ヴオイスの社屋を風水検分をしました。そして、最後に課題が出ます。「香港に建つあるテナントビルに事務所を借りるとして、風水的に発展する事務所のレイアウトを設計せよ」との課題でした。我々受講者はこの課題を香港の慮恒立先生に提出し、後日、合格者には「認定書」を送ってくれるとのことでした。

 私は、事務所に戻り、設計は専門のため、飛星派風水の理論で、この事務所のレイアウトを考えてまとめました。そして、主催者の(株)ヴォイスに送ります。そして、lケ月後、慮恒立先生より、待望の「認定書」と慮先生の書かれた「飛星派風水」の本そして「龍亀の置物」が届きました。感激です。後で(株)ヴォイスに問い合わせましたが、「認定書」授与者は何故か私一人のようでした。

 そして、同月、横浜中華街にある「花地」の謝惠声氏と友達になります。その後、謝氏とのラインで香港で発売されている風水の書籍やグッズを手に入れることができました。一度、謝氏と風水の本場・香港に行きたいと思っています。

 11月に香草社主催による我が国で始めての「魯迅尺セミナー」が開催されました。勿論、風水研究家の私としては出席します。この魯迅尺とは、風水で使われる羅盤、八卦鏡と並んで、「3種の神器」のーつで、墓とか家の寸法による吉凶を計る巻尺です。この魯迅尺の原著「魯迅経」の解説でした。そして、この魯迅尺の使い方のノウハウを学びます。私の場合、居ながらにして自然と風水情報が入って来るようです

 そして、暮れも押し迫った12月、2日は事務所の旅行で「はとバスin東京」を体験し、9日は「奇門遁甲三奇会」のメンバーで勉強会の後、忘年会をして、平成7年も、無事、いろいろ出会いながら終結しました。感激の毎日でした。感謝!

気の世界体感記(人の巻)は、次のコーナーでお読み下さい。

 

  気の世界体感記/人の巻

気の世界体感記(人の巻)
 今井雅晴

 平成8年、に入ります。2月4日、積水ハウス(株)高崎営業所の企画で「マイホーム夢占い&風水家相術」の講師を頼まれます。午前の部は講演会、午後の部は相談会のスケジュールです。この企画も好評のため、年2回の定番になり、今年(平成9年)で4回目を迎えます。7月は前橋でも開催されます。2月8日は、近未来研究会恒例の第三弾「気づきの気学96」を開催します。2月17日は、高崎市内のホテルで春山茂雄先生の「脳内革命セミナー」を受講しました。そして、2月22・23日は、船井幸雄先生率いる「直感力研究会」に招かれ、「超能力と奇術」について講演と演技をお目にかけました。3月に入り、近未来研究会主催による石黒捷一氏の「音楽は名医」を開催します。最近、参加者の少ないことが目立ちます。残念なことです。

 そして、4月に入り、縁あって再び諸派の「風水」の講演会に出席します。まず、陳希夷師の「風水セミナー」受講のため、4月から9月まで横浜に半年間通います。そして、易盤風水を学びます。又、縁あって陳先生より紫微斗推命のソフトを手に入れます。4月20日は、松永修岳師の提唱する密教風水術の「運気を上げる風水術」に参加します。5月18日は、王九霊師の「王家羅経透解セミナー」を受講します。ここでは王家に伝わる三合派風水の概論と「羅盤の使い方」の基本を伝授されます。6月は、恒例の「開運玉埋法」ですが、私は吉方の赤城神社の境内に造作をしてきました。

 8月24日は、三奇会で「群馬風水ツアー」を企画し、メンバーと賛同者で「群馬風水めぐり」を楽しみました。そして、翌5日は近未来研究会主催の「天外伺郎セミナー」に出席します。天外伺郎先生とは船井幸雄先生の「直感力研究会」で講師同志で知り会いになりましたので、今回講師をお願いしました。気功の分野では、ここ数年「レイキブーム」ですので、我々会員は清水義久氏より、「レイキ1,2,3」を受講します。私も体験したことですが、「レイキ1,2,3」を受講中、数々の体験をします。この「レイキブーム」ですが、秘密とされている図形・マントラや、アチユーンメント法がベールに包まれでいましたが、その後、雑誌「気マガジン」にその方法が公開され、一時パニック状態になりました。これは何を意味しているのでしょう?

 10月19日は、東京副都心ビッグサイトで「フナイオープンワールド96」が開催されましたで、参加します。余りにも多くの人達でびっくりしました。船井幸雄先生のパワーでしよう。私は、このイベントで、いろいろな情報が飛び交う中、ある新情報に出会います。インドブームの中、「アガスティアの葉」のことで、私として疑問に思っていたことがありました。それは、指紋を元に、その人の一生が解るということです。私も永く「占術の世界」を研究していましたので、単なる指紋だけで、解るはずがないと思っていました。偶然、この大会でそのヒント・糸口を得たのです。(株)ヴォイス主催による「アガスティアの葉」の旅行案内の中の資料に、参加者の記入欄の中に、生年月日と出生時間の項目がありました。となるとその裏には、「占術がある」と直感します。そして、調べていくと、そこに「インド占星術」がありました。そんなことを思っていると、タイミングよく(株)ヴォイス主催による「インド占星術」セミナーの案内が届きます。

 私はためらうことなく、そのセミナーに参加します。セミナーは11月30日・12月1日の2日間、(株)ヴォイスの事務所で開催されました。この授業の中で「アガスティアの葉」と「インド占星術」との関係の質問がでましたが、やはりその相関関係はあるようでした。しかし、「アガスティアの葉」の質問の中で、後半答が当たる部分は、永年「奇術の世界」を研究している私にとっては疑問でした。

 その疑問もまもなく解決しました。不思議研究所の森田健所長が出版した「不思議の世界3」(竢o版社)を読むと、その原理が解明されています。私は感動し、森田健所長に電話をします。その後、森田氏とは不思議が縁で縁ができ、12月11日、森田氏が私の事務所に来所します。テーマは「超能力と奇術」の相関関係について、森田氏が疑問に思っている現象を、私は演技をお見せし、その原理を解説しました。

 しかし、私にとって、「アガスティアの葉」の疑問の結果が「インド占星術」との出会いとなったことに感謝します。そして、春日秀護氏の「ヴエーダ星学教本」を手にします。この文章を読んでいると、その内容から、氏は奇門遁甲もかなり研究していると感じました。そして、この春日氏著の本との出会いが糸口になり、必要・必然の法則の原理により、何故か平成9年へとつながっていきます。

 なお、時期が前後しますが、6月頃、JMA日本奇術連盟より久しぶりに電話があり、8月3・4日に開催される恒例のJMA熱海奇術大会の講師の依頼でした。今年は20回記念大会とのことでした。私も昨年(平成7年)で奇術研究30年でしたので、昨年から今までに発表した私の作品を一冊に集大成しようと準備していましたので、快く引き受けました。そしてこの記念大会に台わせて、作品集をJMA日本奇術連盟より発行することを約束します。
 8月に入り、3日・4日の2日間、私は自分の作品集を引き下げて、大会に出場します。私自身、奇術大会に参加するのは10年振りですので、興奮しました。作品集名は「タイムカブセル96」(私のカード&コイン奇術)です。作品集はこの大会の前日無事完成し、当日会場へ宅急便で送られてきました。記念大会も盛大の中でフィナーレを迎え、私は久しぶりに満喫します。

 そして、11月8日、近未来研究会の代表、木村先生を発起人として何人かの賛同者の協力もあり、午後7時から9時までの2時間、高崎ビユーホテルにて、奇術研究30周年「タイムカプセル96」発刊記念『奇術の夕ベ』が企画・開催されました。この夜は、お忙しい中、約70名の参加者があり、パーティが盛大のうちに終了したことを、この誌上をお借りしまして、ご報告します。ありがとうございました。

 なお、当日の詳細報告は、別頁を参照して下さい。

 奇術公開の方はしばらく封印しますが、私個人しては、相変わらず奇術を愛していますので、一生離れられないようです。10年後又お会いしましよう。

 さて、11月10日は、上毛新聞社主催の「建築探偵団in前橋」に参加します。私も建築人として、当日も貴重な体験をしてきましたので、何時か報告しましよう。のんびり建築を観察することも楽しいですね。

 私にとって、平成8年も剌激ある年でした。縁あって多くの人に出会い多くの物を学び、多くの発見をしました。何気なく情報が向こうからやってくるようです。私は感動し、感謝し、思わず手を合わせます。

 そして、今年平成9年に入ります。正月三箇日は、恒例の行事で過ごします。速読の植原先生より電話が入ったので、4日、先生主宰の「ルンルの会」の新年会に、全国から会員が集まるというので、夕方から出席しました。そこで、私は会員の皆さんにマジックを披露します。その後、夕食になり、会員の皆さんと雑談します。そして、会員の中に、キルリアン写真を撮られる人がいましたので、私も今の自分の氣のレベルを知るために、撮影に参加しました。5分後、私のオーラー写真をみましたが、他の方と違って頭から虹のオーラーが私を包んでくれていました。その方に聞くと、ピンクの色がこの様にはっきり出る人は少ないと言っていました。これは何を意味するのでしよう?

 2月に入り、恒例の近未来研究会の「気付きの気学97」そして、S社の「マイホーム夢占い&風水家相術」の講演を終えてから、ふと考えます。平成4年から平成5年間での5年間、私の場合、世の中の変化と対応し、あわただしく過ぎ去りました。こんな大変化は私の生涯の中でも、貴重でした。しかし、必要・必然の理論から考えると、私自身、あるがままの状態で、無理もせず、自然に逆らわないで、生きてきました。

 私自身、趣味人のため、毎日が楽しく、充実していました。あっという間の5年間でした。何か意味があって、私にいろいろな体験をさせてくれたのでしよう。感謝しています。

 大学で建築と奇術を学び、10年間、建築設計事務所に勤めた後、自分の建築設計事務所設立して、多くの施主・建築関係者の方々のご支援により、今年で17年目に入りました。その間、趣味の「奇術の世界」を楽しみながら、仕事を通じて「占術の世界」を知り、建築設計の仕事をしながら、気学・奇門遁甲を学びます。そして、この5年間、世の中の変化に伴い「精神世界」(気の世界)に導かれます。ここに書いたように、いろいろな分野を体験しました。

 「気功法」では、矢山式気功法、張志祥元極学と出会い、各種セミナーの参加、「近未来研究会」の設立・講演会、12月の北米・北欧研修旅行、「風水」では御堂師との拝師の儀を始め、各流派の風水セミナーの体験、「話し方教室」・「水泳教室」の受講、船井総合研究所主催による「本物クリニックツア」・「直感力研究会」の講師、タオグッズ3部作として、「タオチャクラ・ストーン」・「タオシール」・「タオ易占盤」の開発、奇門遁甲三奇会の設立・勉強会、奇術作品集「タイムカプセル96」の発行・祝賀会、を始め、この精神世界を通して多くの素敵な人達に出会い感謝しています。

 この間、ふたりの息子は大学にいき、長男は今年卒業し、社会に出また。次男は大学2年生です。私も今年の2月で50才になり、今年で結婚25周年を迎えます。

 今年はこの5年間に体験した意味を分析・整理し、静観しながらこれから自分に与えられた使命に向かって準備したいと思っています。2月22日は、晴見で「マックワールド97」が開催されました。私は始めて参加します。私は昨年の9月からMACを導入し、MACと友達になります。50の手習いではありませんが、私の今年のテーマは「MAC元年」です。昨年の暮れから今年にかけて、多くのMACセミナーに挑戦しています。これから、私が今まで仕事を通して体験したことのノウハウや趣味として学んできた易占学・風水学のノウハウを本にまとめていきたいと思っています。

 4月に入りまして、5日から事務所のl階ピロティの駐車場スペースに部屋を増築することにしました。この増築プランは最初から計画されており、時期は未定でした。3月、長男も戻りましたので、家族構成が変化する中で、我々夫婦は今まで25年間、私の両親と同居でしたので、あえて今までの生活を一新することも意味があると思い、寝室と茶の間を増築します。玄関・LDK・洗面脱衣室・浴室・WCは10年前に建築していました。事務所と自宅は歩いてl分の距離ですので、夕食は家族いっしよです。しかし、この増改築のおかげで、10年ぶりに今までほとんど納戸となっていた1階の諸部屋がリニユアルします。この工事もl月後、予定どおり竣工し、5月3日、我々夫婦は移転します。今回の移転で我々の生活は一新し、新たな気持ちでいっぱいです。今回の移転も単なる偶然ではないと思います。感謝しています。今の事務所を前の事務所から移転して今年で10年目、気学でいう線路といいますか、今年も自宅からみると私にとって吉方でしたので、あえて建築を決行しました。5月9日は、群馬県立歴史博物館の友の会から「群馬風水考97」のテーマで、講演を頼まれました。今回は私が今まで学んできた各派の風水のエッセンスをOHPシート 100枚にまとめ、解説してきました。

 5月17日は、浅草のビユーホテルにて、「風水開運セミナー」を開催しました。この会は隔月(奇数月)に開催し、計6回を予定しています。また、今年の傾向として、各企業から「風水」に関する講演依頼の話が飛び込んできます。この現象も必要・必然の法則のため、できる限り参加しようと思っています。1997年7月、香港返還の影響もあるのでしょう。そんな折り、「インド占星術」の著者の春日秀護氏の主宰する日本星智学会から、春日先生とマンツーマンで話しができる勉強会の知らせが入ります。風水研究家の私としては「ヴエーダ風水学」に興味がありましたので、私も資料を持参して受講します。そして春日氏と出会います。若い素敵な先生でした。その後、私は春日氏に「ヴエーダ風水学」(ヴアースツ)についての質問と勉強会の手紙を出します。そして数日後、春日氏より手紙が届きます。「先日は、遠方よりご苦労さまでした。先生のような、中国風水を深く学ばれ、かつ、実際に建築の仕事をされている方にこそ、ヴァースツ(実際に役立つかどうかは別にしても)学んでいただきたいと思います。しかし、それ以前になんとか遁甲についてまとめておきたいと考えていますので、しばらくご猶予をお願いしたいと思います。準備ができ次第あらためて連絡させていただきます」 私の風水探求も何故か中国風水からインド風水にきてしまいました。インド風水(神殿建築)に風水の原点が隠されているようです。

 そして、今日(6月22日)、近未来研究会主催による池田邦吉先生の講演会が開催されました。議題は「ノスタラダムスの予言書・未来からの警告」です。今回、私の仲間の縁で講演をお願いしました。池田先生は私と同じ建築設計の仕事をしており、「図解ツーバイフオー建築の実務」(オーム社刊)の専門書を出しておられます。最近の先生はもっぱらノスタラダムスの研究家として活躍し、その予言書の解読に使命感をかけられているようです。

 我々会員は、講演会の前夜、このホテルで池田先生と夕食をとりながら、先生からノスタラダムス予言書解読の話しを聞きます。楽しい一時でした。当日は限られた人達の参加がありましたが、講演テーマはタイムリーなのに、どうも以前と違ってあまり出席率がよくないようです。さて、お待たせしました。次回から再び「風水体感記」(乾・坤の巻)を復活します。
 私がその後学んだ諸派風水の報告です。何が飛び出すか楽しみにお待ち下さい。

   池田邦吉先生「未来からの警告」講演の日 平成9年6月22日/今井雅晴記 

   「氣の世界体感記」(総括)
 今回、感動・発見の「氣の世界」体感記を、香港返還の7月1日付で一気に書き下ろしましたが、その後私の頭の脳裏に書き残しの部分がじわじわと浮かんできました。あまり不完全燃焼では後に悔いが残りますので、ここに「気の世界」体感記(総括)という形式で補筆させていただきました。

 まず本題の「氣の世界」について、私の意見を述べさせていただきます。私にとっての「氣の世界」の概念は「見えない世界」の総称です。人間はこの「目に見えない世界」に何故か魅かれます。これらの世界については、今まで近未来研究会で招いた深野一幸先生や天外伺郎先生の著書に詳しく解説されていますので、是非お読み下さい。問題はそれらの「目に見えない世界」が「目に見える世界」を創っているということ。そしてそれらの世界はつながっているということです。そして、ポイントは両者の一体化にあります。「想えば実現化する」という現象も、これらの原理の結果です。実際、我々は「気づき」や「直感」というメッセージで、受けることができます。人間はセンサーなのです。これらのメッセージは一般に空・無の境地になったときに得られます。矢山先生の気功法や植原先生の速読法の狙いもこの辺にあります。これらの能力も修行をしたり、一つの学問を徹底的に学んでいると、突然身につくようです。

 ある日、こんな不思議な体験をしました。奇術の作品集のタイトルを考えているときのことです。私にとって、30周年記念集ということなので、夕イトル名の候補としては、タイムカプセル、タイムトンネル、タイムシステム、タイムスペース、タイムトラベル、タイムトリップ、タイムラグ等、30年のブランクを「時空間」という観念にしぼってそのタイトルを考えていた時のことです。一週間、私の頭の中はそのことで一杯でした。

 そんなある日、突然見知らぬ人より電話がありました。電話の要件は、私が中学生の頃、劇画ブームがあり、私の描いたカットが新関、雑誌等に35回程掲載されていました。そして、劇画誌「街」のコンテストで第一位になったことがありました。その電話の主はその本を持っているので、その本を私に渡したいとの事でした。私にとって突然の出来事で、夢のような話しです。そして、一週間後、私は高崎駅近くのレストランでその方と会いました。年齢は私よりちよっと若い感じでした。そして、私は35年ぶりに懐かしくその本を手にします。感動しました。その人は当日、宇都宮から電車で来たとのことです。その他、当時の懐かしい劇画誌を10冊程くれました。それらの本の代金を聞いても受け取らないので、私もお礼に当時の資料をプレゼントします。そして、私がその方の名前と住所を聞いても一切語らずすぐ私の元を去っていきました。正に私の「時空間」の想いが突然35年前の世界につながってしまったのです。

 その後、その人から何の連絡もありませんし、今だにその出来事が夢のようです。この時、私自身「想いは時空間につながっている」と確信した次第です。私はこの5年間、「氣の世界」(見えない世界)から多くのものを学びました。最近は「意識改革」とか「意識革命」と呼ばれていますが、私にとって、当初「意識の世界」は大変未知な分野でした。最近の私はこの「意識の世界」を建築設計の仕事に取り入れています。最初、計画案をイメージしてから、平面計画をし、立面図を考えますが、建物の設計図面が出来上がるまで、何回か私は「意識」でその架想建物の中に入って行きます。正に、バーチャル・リアリティ(仮想空間)を体験しているわけです。これが結構楽しいです。その仮想空間の中で、私は何回か建築部品を交換しながら、設計図を完成させます。最近は私にとって「意識の世界」も強い見方となりました。

 矢山先生からも多くのものを学びました。私にとって矢山先生から得たノウハウは、「小周天法・大周天法」、「阿吽畔気功法」、「手印気功法」、「指気功法」、「手指カウント法」、「気功ヒーリング」、「感謝の瞑想法」等がありました。中でも「手印気功法」の分野で先生創案の「大極印」は傑作でした。その後、私もオリジナル「無限印」を天から授かります。

 また、縁あって、石橋一魁先生から、私の前世菩薩を描いて頂いたことにも感謝しています。私自身、この絵を見ていると、慈悲をおびた姿にひかれ、何故か心が落ち着きます。この慈悲パワーは何なのでしよう? そして、最近、私が「気の世界」を体験して感じたことですが、いかに体の力を緩めて生活することが生きるかが極意であるようです。

 速読の植原先生との出会いも想い出があります。ある夜、私は事務所で船井幸雄先生のテープを聞きながら残業をしていました。そのうち、船井先生が速読の植原先生の電話番号を紹介していました。市外局番が0273で、私の局番と同じでしたので、私は一瞬驚き、すぐメモをとります。そして翌日、私は植原先生に電話をし、先生の所にとんでいきます。そして数ケ月後、植原先生主宰の速読教室に入門します。植原先生からは、体をリラックスする意味を体感しました。そして、先生の提唱するマンダラ「オン・ニコエコ・ニッコリ・ソワカ」という色紙をいただきます。感謝!

 そして、私の場合、「見えない世界」を通して、「風水」との出会いがありました。それ以前は仕事を通して運気・方位・家相の分野を10年程研究していましたので、「風水」と出会ってからは、それらの分野の研究が加速します。そして、縁あって多くの風水の師との出会いがあり、諸派の分野の風水理論を学ぶ事ができました。「風水」と言っても単純ではありません。裏に、中国四千年の歴史があります。私の場合、ライフワークとして、建築と風水をクロスオーバーさせて、奥義を追及していきたいと思っています。

 中国の諺に「一に命、二に運、三に風水、四に徳、五に勉強」のキ一ワードがありますが、この古事のなかに人間の生き方の知恵が隠されています。

 雑誌の方も、月刊「エヴァ」をはじめとして、月刊「ボーダーランド」、週刊「エックスゾーン」等、船井先生の提唱する「びっくり現象」の謎に迫り、科学の新しい潮流を探っていく傾向に何故か向かっているようです。

 最近、7月17日、知人が私の事務所に突然来所し、私に一冊の本を置いていきます。その本の内容は宗教の本で、著者は筑波大学教授で私と同姓同名でした。同姓同名の著者の本が、突然私の元に届いた現象は何を意味するのでしよう。その本を手にした瞬間、私は解りました。

 私自身、これからの生き方は、今までにインプットした知識を私なりに分析、加工、構成して後世のためにアウトプットしていきたいと思っています。 私にとって、今年はその準備期間であるようです。
平成9年7月24日/今井雅晴記

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