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  趣味の世界/超自分史


 

  雑学ファイル

 再び、あなたに質問します。

もし今、あなたがテレビからダビングするとして、あなたが今まで体験してきたジャンルから、あえて1枚しかコピーできないとしたら、どんな世界をダビングしますか? 

実は、あなたが一枚選んだジャンルが、あなたが一番好きで、愛している世界なのです。

私の場合、趣味として奇術、占術、風水、情報起業、精神世界、各種コレクション等いろいろなジャンルがありますが、あえて一枚ダビングして残したい分野とすると建築の世界です。

ということで、このコーナーで最初は「建築の世界/建築の旅日記」を紹介いたします。
 今井雅晴
もしかしたら、雑学ファイルには自分自身の原点/全てがかくされているような気がします。

北米/セドナの旅

平成5年の12月、仕事の関係でDIY研修で、北米に視察で行ってきました。
途中、セドナに寄り、MOCA(ロス現代美術館)、FLライトの屋外音楽堂も見学してきました。
異次元の町『セドナ』体感記 北米/セドナの旅
 今井雅晴

 平成5 年12月、暮れもおしせまった年末20日から28日までの9日間、仕事の関係でアメリカ・クリニックセミナーに参加してきました。今回の参加者は建築関係の仲間10名で、シアトル、フェニックス、ロスの3都市のシヨッピングセンターの視察とクリスマス商戦を体験する研修会でありました。

 20日、15:30 発NW008便で成田を飛び立ち、時差の関係で同日の朝7:00にシアトル空港に着、シアトル周辺の2・3の店舗を視察した後、ロスを経て、その日の夜23:00 にフエニックス空港に到着、我が家を離れて48時間後に初めてベツドインする。
 
 翌21日はフェニックス周辺の店舗を視察しながらハイウエイでセドナに向かう。

 「セドナ」 何故かこの地名が私の脳裏に焼きついていた。途中、インディアンの岩城を見学した後、マイクロバスで行ける所まで行き、そこからジープに乗り換えて道のない砂漠を乗車、周りには異次元空間ともいえる赤い岩肌が出現し、私自身、体にさわやかなバイブレーションを感じていた。案内人がこのセドナはインデイアンの聖地であり、赤錆色の岩山は「ボルテックス」と云われ、ヒーリング効果があると言う。ベルロックのふもとで、ジープから降り、ガイドからこの地区の説明を聞いている時、私の体は誘引され、導かれる様にサボテンの陰に隠れていた光る石を発見。無意識のうちにサボテンのとげにささりながらその赤い石を手にした。瞬間、手にバイブレーシヨンを感じる。今回のツアーの感動の一コマであつた。その夜はこのハプニングに興奮してか、中々寝つかれなかった。

 翌23日朝、ホテルをチェックアウトし、フェニックスからロスまでの約7時間あることを認識する。24日はモンテベロ地区の店舖を視察。翌25日はクリスマス。アメリカでは日本の正月にあたり、大半の店舗は休みであったが、トーランス地区を視察する。途中、リトル東京に寄り、付近に建つ磯崎新設計のMOCA(ロス現代美術館)、FLライト設計の屋外音楽堂を見学する。

 中華街で昼食をとってからチャイニ−ズ・シアターに寄り、サンセツト通り、ビバリーヒルズ、サンタモニカを通って、2´×4′の住宅現場を視察。ロスの大火災跡も見学する。夜はホームシティし、本場のクリスマスを体験、家庭の味を満喫した。ロスに入り、久し振りに現地の日系の新聞“Light house“94年1月1 日号を手にし、年頭所感に日本のサイババとして知花敏彦氏のインタビユー記事を発見。O(ゼロ)の意味ついて語られていた。ここで第2の感動、意外であった。 
 
 26日はランカスター地区の店舗を視察。最終日なので約15店舗を見学する。

 27日、ロス発12:00NW001便で、翌28日夕方4:00に成田空港に到着。夜9:00に無事帰宅した。年末であわただしかつたが、今回のセミナーで約50の店舗を視察する。
 
 朝9:00から夜10:00までの強行スケジュ−ルでした。平均睡眠時間5.6時間の中で、夕食はショウを観ながら、本場のステ−キを味わう。私自身、貴重な体験であった。

 年末10日間も我が家をあけると郵便物が50通程山積みされていた。この中で第3の感動として「偶然の一致」現象に遭遇。出発前に注文しておいた精神世界誌「FILI」(フィリ)94増刊号が届いており、“セドナ特集”の記事に出会う。我々がジープで体験したコースを紹介していた。ちなみに私が持ち帰った石は、夢を実現させると書いてある。

また、セドナのエネルギーを使った瞑想誘導ビデオとして関野あやこ女史の「あやこinセドナ・自分と出会う」も紹介されていた。

 1月10日にセミナーの報告書を約50頁にまとめ提出した後、その感動が続いているうちにと今回その体験記を書いてみました。

この文の中には、大切なことが多く隠されており、サブリミナルになっています。
年頭所感にあたり、私のメッセージとして今年のキーワードを贈ります。
 平成6年は、甲戌六白金星・激動の年。「感動と感謝そして共生」 
 
平成6年1月11日/今井雅晴記

ここでは、当北米のツアーの写真を紹介します。

異次元の町/セドナ FLライト/屋外音楽堂
精神世界の分野で一躍有名に FLライト設計の屋外音楽堂

EAGLE  トイザらス
ホームセンター/EAGLE 我が国でおなじみのおもちゃショップ

西欧/バルセロナの旅1

平成6年の12月、昨年の北米に続き、仕事の関係でDIY研修で、平成7年の12月、西欧に店舗視察に行ってきました。A・ガウデイの建築群、ピカソ、ミロ美術館にも寄って来ました。
術の都『バルセロナ』体感記 バルセロナの旅1/2
 今井雅晴

 昨年(平成6年)12月、一昨年のアメリカ・クリニックセミナーに引き続き、ほぼ同時期の、年末19日から28日までの1O日間、今回は“ヨーロッパDIY/HIクリスマス商戦視察団と称して、ヨーロッバの旅に行ってきました。

 今回も一昨年とほぼ同じ仲間の中から有志7名と、ヨーロッパの地域と流通業界に詳しい添乗員H氏の計8名の旅で、イギリス経由でスペイン・ドイツ・スイス・フランスの4ケ国の店舗視察とクリスマス商戦を体験する研修会でした。と同時に一昨年のアメリカ西海岸と今回のヨーロッパ諸国の風土と文化の違いを体感するのにも、最高の機会でもありました。

 今回も一昨年の“セドナ体感記”に引き続き“バルセロナ体感記”のタイトルで、その感動の旅行記を書いてみます。

 12月19日(月)、11:00発BAOO6便で成田空港を出発し、空路シベリアルート経由で、眼下に大氷河を見なから、8時間の時差の関係で、同日15:00、ロンドンのヒースロー空港に到着しました。

ここで次のフライトまでの間、約4時問程の空白の時間が生じましたので、急きょ、地下鉄に乗り、古いイギリスの町並みを見ながら、ナイトブリッジにある世界一の名デパートといわれている「Harrods」を訪れた。造りは新宿にある三越のデパート風の伝統ある建物である。デパートの中に入り、クリスマスの飾りつけのある店内を見学しながら、男子専科の地下のバーで本場のビールを飲む。この雰囲気はヨーロッパの古い映画に出てくるワンカットのシーンである。クリスマス商戦のため、周囲の建物のイルミネーションが素晴らしかった。

ほんの数時間ではあったが、イギリス・ロンドンの伝統を味わった後、又地下鉄に乗り、ヒースロー空港にもどり、16:50発、BA57便でロンドンを離陸、一路、スペインに向かう。18:20、バルセロナのエルプラット空港に到着、バスでル・メリディアンホテルに19:00着、20:00より食事をした後、時差の影響で全員ダウン。就寝する。

 翌20日(火)、朝9:00、ホテルを出て、24人乗りの貸し切りバスにてバルセロナの町を見学する。スペイン・バルセロナといえば、地中海に面した港町で、カタル−ニヤ地方の中心地であり、昔から独立と時由を求める気風が強かったといわれている。そんな気風の故、ガウデイ、ピカソ、ミロ、ダリなどの強烈な個性を持った芸術家が誕生した魅力ある都市である。

 私自身、仕事柄、建築家A・ガウディの作品群に触れるだけでワクワクする。バスて15分も乗ると、突如、目の前にガウティのユニークな建物、バドジョ邸が出現する。外観は、カ夕ル−ニヤの守本尊、聖・ホルへの伝説的な龍の背部をイメージしている。早速、中に入るが、中央のホールは屋上まで吹き抜けている。壁は曲がりくねっていて、腰壁には水色系のタイルが貼られて、まるで龍の内部の中にいるようだ。又、正面のエレベーターは木製で現在も保険会社の事務所として大事に使われているのがすごい。入口の前で記念に写真をとる。

 次に、すぐ近くに位置するカサミラ邸を訪わる。この建物の外観も龍の背のごとく曲線で構成され、屋上には聖母マリア像をのせた巨大な塊石が目立つ。玄関に入ると、玄関ホールは、外部で吹き材けている。外観はユニークだが、何故か周囲の建物と融合し、共存している。

 午前中、ガウディ設計のグエル公園、そしてガウディの大傑作と云われているS・ファミリア教会に行く。前者はガウディのパトロンの一人だったグエル伯爵の依頼によって設計された分譲住宅のための公園であり、自然石を積んだ遊歩道に破砕タイルを貼りまぜたベンチが有名である。ここからバルセロナ市街をはさんで地中海がよく見える。

又、グエル公園の入口にある多色彩陶製の龍が、主要道路を統絞するかのごとく善心な微笑を浮かべ、我々を迎えてくれる。入口から高台へ上がる階段までのモザイク模様が素晴らしい。まるでこの公園は、楽しいファンタジックな要素でいっぱいである。

後者のサグラダ・ファミリァ教会はガウディが生活を捧げた最高傑作の作品である。我々はグエル公園を後にして、ここを訪れる。ちなみに私の手にしたチケットのナンガーは194261である。記念にコレクションしておく。この教会は1882年フランシスコ・テ・ビヤールが設計に着手し、1891年からガウティに仕事が引き継がれた。現代もガウデイの残したスケッチなどに基づき建設が続けられ、完成は100年後とも、200年後ともいわれている。

いま完成しているのは、イエス降誕のフアサードと地下聖堂だけである。この辺の発想が我々日本人とサイクルが違う。我々はキリスト誕生をテーマにした4本の塔にあるエレベーターで70mの高さまで上り、その途中からバルセロナの町並みを一望する。思わずためいきが出る。さらにここから巾のせまいラセン階段を上り、頂上に到達する。内外部のいたるところにガウディの造形のひらめきを感じさせる。まさに魅力あふれる個性的な造形の妙といえる。夢にまでみたガウディの作品群と一体になった時は感動であった。

 昼近くになったが、プリンセザ通りから南へ入るとモンカダ通りがある。この通りには画廊や美術館が並び、バルセロナのアート・ストリートとなっており、中世の面影を色濃く残している。この一画にピカソ美術館があった。

我々もここに入る。この美術館はピカソの両親が所蔵していた幼少時代から青年時代のピカソの作品のほか、後にピカソ自身が寄贈した作品も含めて約2000点の作品があるという。ここではピカソの初期の作品、青の時代、バラ色の時代の作品が年代別に展示してあり、我々はピカソの青春の軌跡を味わうことができた、と同時にピカソが天才であったことを実感する。

昼食は近くのレストランに行き、地中海料理を食べる。新鮮な魚介類のメニュ−が用意されていた。アトランダムに注文し、口にした時のうまさは絶品であった。又、この食事の後、近くのコーヒーショップでのコーヒーの味も、私が今まで味わったコーヒーの中でも最高。この時こそ、コーヒー本来のうまさを実感する。

途中、グラス、グラハム設計のホテルアーツに寄る。前で記念写真を撮る。

午後はキリストが最後の晩餐で使ったといわれる聖杯があるカテドラル大寺院に向かう。ミサの時間まで教会前にあるカフェテラスで、コーヒーの味を楽しむ。この図はよくヨーロッパの街中の写真に出てくる光景と同じである。12月末のわりには屋外でもそれ程寒く感じられなかった。そんな時間を楽しんでから、教会に入り、生まれて初めてのミサを体験する。

それにしてもこの教会のステンドグラスや大空間は圧巻であつた。建築史的に見ても、各時代の様式が共存している。そんな感動を味わってから、この日は5時にホテルに到着、夕食の為、外出する。エルコルトイングレスホテルにある、7Portesにて本場地中海料理を味わう。最高の雰囲気の中での海鮮料理に大満足する。10時にホテルに到着。就寝。

 21日(水)、この日も朝9時にホテルをチェクアウトし、午前中、昨日と同様A・ガウデイの作品群を見学する。

我々は未完の門に寄ってから、グエル別邸の記念館に行く。このパビリオンは、現在ガウデイ記念館になっており、当時のガウディの設計室を再現していた。内部はガウディに関する資料が山積みされている。私も仕事柄、記念に写真をとってもらう。この一瞬も感動的であった。奥の部屋では、ガウディを研究している学生達が授業を受けたり、資料を調べたりしている。今でもガウディフアンが多いのに驚かされた。

次にガウディの工場労働者のためのコロニア・グエル教会に行く。この教会は森の中にある小さな丘のふもとに位置した立地に建っている地下礼拝堂である。この建物は、レンガを用いて得ることのできるあらゆる構造を研究した結晶であり、ガウディの全作品の中でも最も身を捧げた建物であるという。この構造が後のガウディの大傑作といわれている聖家族教会に生かされているとのことである。我々も早速チケットを買い求め、この異様な空間内に引き込まれる。レンガの構造とステンドグラスの対比が見事にマッチしている。

我々は興奮もおさまらないまま、近くに建っている高級分譲住宅HORARIの展示場(METRO−3)を視察する。床面積190u、テラス165u付で売価1億円也。インテリアは決して派手ではないが、設備はかなり研究されていた。

 13:00になり、昼食は日本料理店に行き、さしみ定食を注文したが、この地中海さしみもうまかった。午後は、1992年の夏に開催されたオリンピックの施設群を見学する。ここでも日本の建築家、磯崎新設計の屋内競技場は現地でも好評を博していた。

この後、我々はモンジュイックの丘にあるミロ美術館を訪れる。ここでは20世紀絵画の巨匠ミロの絵画・彫刻・オブジェの作品が展示されていた。私も記念にミロの絵ハガキ、カレングー、モビールを購入する。

3:00より、スペイン村に行き、スペイン各地の民族色豊かな建物と民芸品を見学する。帰りに1992年バルセロナ万博の記念館が近くに建っているとの話を聞き、寄ってもらう。この記念館は近代建築家の三大巨匠の一人、ミース・ファンデル・ローエの設計した建物である。ミースの提唱する“レスイズモア”(より少ないことはより豊かてある)のごとくシンプルなバルセロナパビリヨンで、64年前の建物であるが、今でも使うという習慣が守り続けられているのに感心する。

そして、今回の視察目標のーつであるブリカ及ドイツ系HCのバウハウスHCの店舗を見学した後、バルセロナ・エルブラット空港に着く。19:30、ドイツのミュンヘンに向けてLH4717便にてフライト。21:45、ドイツのミュンヘンの空港に無事到着。バスにてMURITINホテルに向かう。

 それにしてもこの2日間のバルセロナの旅は素晴らしかった。スペイン・バルセロナのこのカタル−ニア地方に数多くの芸術家達が誕生し、文化の発祥地となった原因を考えてみると、そこに地中海の存在を忘れることができません。この地中海の青い海からギリシャ・ローマ文化がスペインの港町バルセロナに入つてきました。そしてこの地中海が数多くの英雄・芸術家を生み出したともいわれています。

横浜・神戸・博多・台湾・香港の各都市が発展したようにバルセロナも地理風水学的に見ると共通点が多い様に感じます。又、A・ガウディが彼の作品の中で多用した龍のイメージも、カタル−ニア地方の守本尊となるとこれも単なる偶然とはいえないようです。

 私自身、もう一度時間をかけてゆっくり訪れたい魅力ある都市といえます。

 翌22日(木)は、雪の為、バスがl時間遅れてホテルに到着。9:30の出発であった。午前中はミュンヘンのライン市あるディナー・ガーデンセンター(本店)を視察。午後は昔イタリアとの通商路として栄えた雪のロマンチック街道を45人乗りの貸切バスを10人で独占して横断する。ドナウ河、ノルトリンゲンの町を通って、13:30、聖ギオルス教会に到着。教会の中を見学した後、途中昼食をとりながら17:30、シュットガルトのホテル・ロイヤルに着。

18:00より、ウインド・ショッピングに出掛ける。時期がら、駅のイルミネーションが、ドイツで一番素晴らしいとのことであった。21:00に中華の食事の後、町の夜景を満喫しながら23:00にホテルに到着する。まさに今日の雪景色のロマンチック街道は名のごとく感動的であった。

 しかし、この日よりーつの問題が生じました。実は今回のメンバーの長老S氏がこの旅の3週間程前に足を捻挫し、日に日に悪くなり、まして持病と重なり、薬の交換等で25日に、フランス、パリの病院を予約してくれとの事でした。となりますと、メンバーの顔色が変わりました。私自身、この事を耳にしてから、気功ヒーリングの事がひらめき、この日からS氏に毎朝10分ずつ矢山式気功ヒーリングを実践することにしました。と同時に私の考案したタオシールを患部に貼っていただくよう提案しました。

 翌23日(金)は、8:30にホテルを出発した後、HC,FCのオビの店を2店視察する。一昨年のアメリカのHCの店にくらべると、建物も個性的で、店内のレィアウトも精練されていた。そしてシュツットガルト空港に寄ってからSMのdixi,bablingenの店を視察する。この町はドイツを代表する商業都市であり、有数の文化都市であった。

4:00頃より我々の貸切バスは、「黒い森」と呼ばれている森林地帯を約45分横断した後、17:15フライブルグのコロンビホテルに到着する。18:00よりフライブルグの市内のクリスマスセールを見に街に出掛ける。時期も時期、まさにこの町も昨夜と同様、クリスマス商戦も激化、若者は集団となって至る所で奇声を上げ、お祭り気分である。寒い折り、出店で買って飲んだホットワインは最高。我々は記念にこのメジャー入りグラスを持ち帰ることにした。

そして高さ116mの尖塔をもつゴジック様式のミュンスター教会に入り、本場のミサを体感する。夕食はビヤホール風な店でポテトと牛肉料理を楽しむ。21:00にホテルに到着。毎日のことながら各地域での夜の食事と散歩に約3時間を費やしている。日本にいる時より良く飲み、良く食べ、良く歩いている。贅沢三昧で健康的である。12月末とはいえ、思っていたより寒さは感じない。

バルセロナの旅2は、次のコーナーでお読み下さい。

ここでは、今回のツアーの写真を紹介します。

イギリスにあるHarrodsデパート
ナイトブリッジにある世界一の名デパートダイアナ妃の件でさらに有名に

サクラダファミリア教会 入場券/整理券194261
Aガウデイ設計で有名なサクラダファミリア教会

ピカソ美術館
ピカソの青の時代を象徴する若きピカソの作品を展示してある美術館

ミロ美術館
丘の上に位置するミロの美術館/ここで、ミロデザインのモビールを買う
当事務所の応接室に展示しています。

西欧/バルセロナの旅2

平成6年の12月、昨年の北米に続き、仕事の関係でDIY研修で、平成7年の12月、西欧に店舗視察に行ってきました。A・ガウデイの建築群、ピカソ、ミロ美術館にも寄って来ました。

術の都『バルセロナ』体感記 バルセロナの旅2/2
 今井雅晴

 12月24日(土)は、クリスマスイブ。一昨年のアメリカでの本場家庭のクリスマスの体験を想い出す。この日は8:30にホテルを出発。貸切バスでドイツ、スイス国境を渡るスケジュールになっている。

 午前中、バーゼルのHC、ミグロスを視察してから、バスはバロック調の華やかな建物が並ぶ、ライン河畔の町シュタイン。この都市を過ぎ、昼食は郷土料理(サラダ・湖魚・ジャガイモを食べ、シヤフハウゼン城を見学してから、夕方、スイス最大の都市、チュリッヒに到着。ここは国際的な金融・商業の中心地として知られている。

我々は6:00よりウインドウショッピングを楽しむために外出する。この地のウインドウの飾り付けは世界一で、2ケ月毎に各店舗が競つて装飾するとの事。わずか2坪足らずの極小空間に各店が飾り付けとアイデアに全身、全霊をかけているのが素晴らしい。今でも私の心の中に強く焼き付いている。途中、市内のバ−でクリスマスイブを記念してワインで乾杯してから、近くのホテルのレストランにてフオンデュー・シノワーズという中国式しゃぶしゃぶの味を楽しむ。この食事も逸品であった。2I:30、ホテルに到着。メリークリスマス!

 今回の旅で、この地に来てすでに一週間も過ぎ、私自身、感じたことを書いてみると、よく昔から言われているように朝はうす暗いということを実感する。この事は朝9:00にも電灯がついていると想像していただくとわかると思います。子供達は朝の暗いうちに登校している。昼もほとんど曇りといった天候で、雨もあまり降らないようだ。この辺の気候風土が、日本の風土と根本的に違っている。この違いがヨーロッパの文化と伝統を形成しているように感じられた。

朝食はバイキング形式で、共通していたのはパンがうまかったということ。毎日色々な種類のパンを口の中に入れるのも楽しみであった。生ハムは何故か酸味が強く、私の口には合わない。フルーツの味はまあまあといった所かな? 
 
 12月25日(日)、今日はクリスマス。今日のスケジュールは、ほとんどの店舗が休みの為、移動日である。毎日の予定通り、9:00にホテルを出て、チュリッヒに建つ大学、大聖堂、美術館を見学した後、チュリッヒの中央駅に寄る。駅構内にあるカフェテラスにてワインで乾杯。正月のわりには人も多い。各自、会話を楽しんでいるといった状況である。内部のインテリアと空間が素晴らしい。

チュリッヒ市内遊歩を楽しんでから12:00にホテルに戻り、昼食をとってから、我々一同バスに乗り、シャルルド空港に向かう。そして15:00発のAF2891便でフランスのパリに向けて出発。1時間後、パリのドゴール空港に着陸。バスでウエストミンスターホテルに向かう。場所はシャンゼリゼ通りの中央にあり、女性ならワクワクするカルチェ店の隣りに位置する。

今回の宿泊ホテルの大半は町の中央に位置している為、夕食のほとんどは、このホテルから徒歩で街の中を闊歩したので、各都市の街の夜景を十分楽しむことができた。今夜の食事は、パリでも有名な映画にも紹介されたオペラ座近くの魚貝料理専門店グランド・カフェに行き海鮮料理の盛り合わせを注文。店内のゴージャスなインテリアと重なって新鮮な料理に大満足。最高のクリスマスに感激する。

宴会も盛り上がり、私のわがままを聞いてもらう。パリといえば夜、夜といえばナイトショー、ナイトショーといえば「クレージー・ホース」のショーを観に行くことを提案する。私の提案も全員一致でOKとなり、私自身、思い出のある「クレージー・ホース」劇場に向かう。

私の学生時代、自分で奇術愛好会を設立させ、毎日が奇術三昧であった大学3年の時、ヨ−ロッパのナイトクラブのショ−を紹介した映画「ヨーロッパの夜」が上映された。実はこのl本の映画が日本の奇術界に強い刺激を与えた。日本中の奇術マニアがこの映画に釘づけになったのである。プラターズの「オンリユー」・「ユールネバーノウ」の歌の後、一人の奇術師が登場する。彼こそイブニングドレスを身につけた美男子のチャイニング・ポロック氏であった。場面は、右手をサッと振ると赤いハンカチが現れる。と同時に左手にもう一枚のハンカテが現れ、これらの2枚のハンカチを重ねてまとめると、中から白いハトが現れるという演技である。このハト出しとカード・マニプューレーションの手順の中で、何と7羽のハトが出現したのである。

この映画の中で、これらのスマートで、流れるような演技を見た日本の奇術仲間は、ハトをいったいどこにセットし、どうしてハトを取り出すのか、全く解らなかったのが本音だった。このハト出しを演じて彼を世界の奇術界のスーパースターにさせた劇場が、このクレージー・ホースだったのである。私だけでなく、我が国の奇術マニアがこの映画に釘づけになり、何度もこの映画を見に映画館に通ったことだろう。私も当時5回程通い、この強烈な演技に魅了されたことを、今でも脳裏に焼きついている。その想い出の劇場で、今ここに一体となっている現実は感勤的であった。

何と今から28年の前のことである。20:45より105分間、14dancers2actsのシヨーが続く。パンフレットを見ると1951年の5月から続いているとなると今年で44年目になる。すごい歴史を感じる。美女の踊りと寸劇に魅了された。あつという間に1時間45分のシヨータイムも終わり、私自身、記念に同劇場のカードを購入し、満足してタクシーでホテルに向かう。23:45、ウエストミンスターホテルに着。まさに今夜は私の生涯の中でも感動的な「今夜は最高」のクリスマスの夜であった。

 さて、先日から続いている私の気功ヒーリングですが、実は今日25日に病院に行くはずのS氏の体が、あの日以来、日に日に良くなり、メンバーの誰からも良くなっていく姿が感じられたのである。夕食になると必ず一回はS氏の体の話題になり、何故か私が気功の大家になってしまつた。いずれにしても私の気功ヒーリングの効果が出ていることは間違いない事実である。

 26日(月)、パリ。この日は、朝7:00起床、7:30朝食、8:30にホテルを出て、小雨のパリを体験する。サントノ一レ通り、コンコルド広場、大観覧車・セーヌ河を経て、エッフエル塔、凱旋門をバックに記念写真をとる。視察としては最後の日である。途中、マルセイユ空港でハイジャックが起きているとの情報が入る。

 9:00よりレロイメルリンのHC、カストラマパリのHC、アウトレット等の店舗を見学する。昼食はラーメン。パリでラーメンの組み台わせの意外性も面白い。午後はパリ市内商店街のクリスマスデコレーションを満喫する。

13:30よりルーブル美術館に行き、ミロのビーナス、モナリザ等の作品群を見て歩く。ルーブル美術館はフランスの宝庫であり、歴代国王やナポレオンらによって集められた約30万点のコレクションを有する世界有数の美術館で、1つの作品を2秒間で見て、全て見るのに約一週間かかるとも云われている。場内は撮影禁止となっていたが、私自身、何枚か記念写真をとる。ミロのビーナスの後姿の写真を撮ったが、何故か悩ましかった。失礼!

 1981年に提唱された「グラン・ルーブル」計画により、中庭に4つのピラミッドが作られ、中心の大ピラミッドが入口となっている。1200年前にセーヌ河の城塞として造られた建物とのミスマッチがうまく融合して美術館として使われているのが素晴らしい。

 私自身、この記念すべき美術館で、又、石との出会いがあった。入場券を買うために約15分間の自由時間があり、私は館内にある店を廻っている時、石の店を発見する。早速店内に入り、当日私自身感じた石はカパーの原石であった。中でも一番バイブレーションを感じた石をーケ購入する。この石を「ルーブルの石」と命名。今回の旅の私の記念品となる。

 16:00、ゴジック建築の最高傑作のーつといわれる大聖堂、ノートルダム寺院に寄る。バットレス工法とステンドグラスの激突が見事である。雄大なスケールと歴史を感じる。

 夕方、今回の旅で初めてのショッピングの時間をとる。各自、パリにある三越で買い物をする。ホテルに戻り、少し休憩を仕手から、20:30にホテルのロビ−に集合。地下鉄で「休心」という日本科理の店でさしみ懐石料理のフルコースを注文し、食事する。久し振りの日本料理はうまかった。夕食をしている時、今年のパリのクリスマスのイルミネーション・コンテストNO1のモントロー地区の情報が入り、そのイルミネーションを見に行くことが決定。食後、地下鉄に乗り、現地に着いたが、正月のためイルミネーションは消えていた。我々は帰りにピエドコションの店にてリキュール(カルバトス、シャトルハーズ)で乾杯!

 ヨーロッパ最後の夜を満喫する。23:30、ウエストミンスターホテルに到着。TVでハイジャックが解決したニュースを聞き、ホッとする。27日(火)、今回の旅も最後の日となり、シャルルドゴール空港に行き、12:50、BA307便でパリを出発する。1時間後、再びロンドンのヒースロー空港に到着。ここで約2時間の自由時間があり、各自空港内の免税店で最後のショッピングを楽しむ。私がみやげの追加をさがしている所へS氏登場。私の所にやってきて、今回の旅行で体調も良くなってきたと大変感謝され、お礼としてバリーのベルトをプレゼントされる。感謝!

14:50、BA007便でロンドンのヒースロー空港を離陸し、シベリヤ経由で帰路する。

28日(水)、ヨーロッパの旅もあっという間に過ぎ去り、10:50、飛行機も無事成田空港に着陸、京成ライナーで上野駅、そして新幹線で14:15、故郷高崎に無事到着する。

 事務所は大掃除中で、スタッフに今回の旅の報告をする。マルセイユのハイジャック事件も帰途前日に解決した事を知る。この日一日ずれると、犯人要求の場所が我々の乗るフランスのドゴール空港のため、予定に帰れなかったかも知れなかった。当日の空港内の警備は厳重だった。私自身、今回のヨーロッパの旅で感じたことは、一昨年のアメリカ(西海岸)と違って、こじんまりしているが、非常に歴史と文化を体で感じました。又、各国により、気質も風土も違い、ほんの北欧の一部分を体験したに過ぎませんが、何故か各都市に魅力を感じました。又、私自身、各国のコインコレクションも楽しむことも出来感激しています。

年も明け、この体験記を書いています。ヨーロッパの町並みは、大変似ており、記憶も交差し、なかなかはっきりしない部分もありますが、感じるまま書いてみました。私自身、この旅で色々なことを体験し、感動し、又、色々なことを発見したことに感謝しています。と同時に今回の最大のテーマ、何故、一昨年に引き続き、今回の旅に参加した意味を気づくのか私自身の課題でもあります。又、今回この旅を最大限楽しむことが出来た裏にはベテランの添乗員H氏の存在を忘れることができません。彼がいなければこんな素晴らしい旅も体験できなかったと思います。又、一昨年に引き続き、今回の素敵な旅を企画していただいたH氏にも頭が下がる思いです。

 最後にあたり両氏に感謝し、ペンを置く次第です。バルセロナに建つガウディの建築群、雪のロマンチック街道、黒い森の横断、本場教会のミサ休験、スイスの町並、イルミネーション、ウインドウショッピングの感動、小雨のパリ、ナイトショー、ルーブル美術館、大氷河のシベリヤ・・・・

皆さんも是非“発見の旅”をして下さい。                              
平成7年4月記/今井雅晴

ここでは、当北欧のツアーの写真を紹介します。

チューリッヒ市内
街の中に出現した下半身の大男/これは何でしょう?

パリ市内の夜景
12月のパリのクリスマス/イルミネーションがすばらしい!

ルーブル美術館/パリ 入場券/整理券
ガラスのピラミッドと伝統ある美術館/ミスマッチがグッド!

ミロのヴィーナスの後姿
ルーブル美術館に展示されているミロのヴィーナス
後姿が悩ましかった/本邦初公開?

平成7年4月記/今井雅晴記
 

  わが郷土/群馬県高崎市

わが郷土/群馬県高崎市

わが郷土は群馬県高崎市です。群馬は、風土でみても、山紫水明の地であり、風水でみても、四神相応の地です。現在、「上州風水の旅」を準備中です。
そして、高崎市は2000年、市制100周年を迎えました。

 このコーナーでは、まず群馬県と高崎市の概要を紹介します。
まずは、わが郷土を愛しましょう! そこから全てが始まります。

群馬県

群馬県/県庁 上毛かるた
http://www.pref.gunma.jp/

群馬県の位置図
群馬県/日本の中心? 赤城山 私感/一郷一学

高崎市

高崎市/市庁 高崎かるた
http://www.city.takasaki.gunma.jp/

高崎市/交通の中心 高崎白衣観音 未来・元気・高碕/100年
そして、2008年7月1日、高崎駅東口にヤマダ電機本社が移転、2008年7月11日に新店舗「LABI1高崎」がオープンしました。今後、わが郷土高崎市のさらなる発展が感じられます。
それから、当事務所で現会長様の住宅2軒と、ご子息様の住宅、計3件の設計監理を依頼されました。えっ!と思われるかもしれませんが、これもご縁/風水の世界、感謝しています。
 

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これから随時ご紹介いたします。只今、準備中! 何がとびだすか? ご期待下さい。

 

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