Index 自作アンプコーナー コーシャクのコーナー  ←前 次→


■ トランスからの誘導ハムを捜す

並三ラヂオを作った時のことです。シャーシーは小さいし、電源トランスはバンド型の、一目見て絶対シールドなど付いていないタイプの物でした。さて、どうしたものか。電源トランスと検波管の6D6を、この小さいシャーシーのどのあたりに配置すべきか、いささか迷いました。
6D6が電源トランスから出る磁力線を被ってハム音が出たら面倒です。

電源トランスを見れば、どの方向に磁力線が発生するかわかります。ましてバンド型ですから。
しかし磁力線の強さまではわかりません。
そこでこんな磁気センサー(?)を作って試してみました。実験と言うほど大げさではありません。

 

   

 

ご覧のとおり並三ラヂオを作るので小型の出力トランスがありました。(数百円の安物です。)出力トランスでなくともヒータートランスでもOKです。軽い方が便利です。
このトランスの一次側にクリスタル・イヤホンをつなぎました。一次側の方が巻数が多いので、多少でもセンサーの感度(?)が上がるかもしれないためです。
出力トランスを通電した電源トランスの前後、左右、上下に近づけたり、遠ざけたりしながらハム音の大きさを調べました。その結果、電源トランスから約5cm以上離れれば、ハム音は聞こえないことがわかり、結局ありきたりのデザイン(右)になりました。

 

■ 300B アンプで試してみる

最初に先程の磁気センサーで電源トランスや、チョークの周辺をいろいろ調べてみました。チョーク周辺はまったくハム音は聞こえません。しかし電源トランスの上にセンサーを置くと、ややハム音が聞こえます。横側はそれほどでもありません。
電源トランスはタンゴのMC200CTAという物です。あれ?このトランスは電磁シールド付じゃなかったか?などと思いました。しかし完全なシールドなんてできるわけがありませんね。

さて、今度はヒータートランスに通電してこれをハム発生源として試してみました。どんなことになることやら・・・・・・。

上の図のように、今度はヒータートランスに通電してハム発生源(?)としてアンプに近づけたり、遠ざけたりしました。もちろんヒータートランスは無名メーカーの安物です。先程のセンサーを近づけると、かなりの大きさでブーンと音がします。アンプのボリュームは、一応9時のあたりにセットしました。
危険かな?と思いながら行いましたが、初段管に密着させても(シールドはしていません。)スピーカーからは全然ハム音は聞こえませんでした。メインアンプなので感度が低いためでしょう。それなら、プリアンプではどうか?

ごめんなさい。プリアンプでは試していません・・・・・・・・。


Index 自作アンプコーナー コーシャクのコーナー  ←前 次→