カッパ淵・常堅寺
常堅寺案内板 常堅寺は曹洞宗で、延徳二年(1490)四月、多聞秀守禅師によって、開山したといわてます。石橋を渡ると山門があり、早地峰神社より移された仁王像(非常にやさしい顔立ちです)が安置されています。総丈3.5メートルで、慈覚大師の作と伝えられています。
境内左手には十王堂があり、その前には一対の狛犬があります。頭部にある円形のくぼみに水が溜まると、カッパの皿のようになり、カッパ狛犬と呼ばれ、全国的にも珍しい狛犬です。寺の裏を流れるカッパ淵のカッパが、ある災難の折りに、常堅寺に難の避け、そのお礼に狛犬になったと言われいます。

常堅寺山門

常堅寺はカッパ淵の入口にある寺なので、多くの観光客がおとづれます。山門は八脚門の立派なものです。

仁王像  
仁王像  
カッパこま犬 境内左手には十王堂があり、その前には一対の狛犬があります。頭部にある円形のくぼみに水が溜まると、カッパの皿のようになり、カッパ狛犬と呼ばれ、全国的にも珍しい狛犬です。寺の裏を流れるカッパ淵のカッパが、ある災難の折りに、常堅寺に難の避け、そのお礼に狛犬になったと言われています。

 

カッパこま犬社 十王堂。
本堂  
かっぱぶちばし 「かっぱ淵橋」とネーミングされた木橋。
かっぱ  
かっぱ淵  
カッパ淵
かっぱ淵 遠野物語では河童は猿ケ淵川に多いといわれており、赤い顔で猿のような生き物だと語られています。カッパを捕らえる為にきゅうりをつけた釣り竿が仕掛けられています。(昨日はカッパがいたづらをした痕跡があったそうです。)
かっぱ淵  
かっぱ淵 遠野物語には河童の話しが5話載っていますが、常堅寺のカッパ淵にいた河童の話。
ある暑い日、馬が水浴びに行ったが、河童が出てきて馬を川に引きずり込もうとした。けれど、馬の方が力が強く、そのまま馬屋まで引かれていってしまった。困った河童は水桶に隠れていたが家人に見つかり、今後村の馬にはいたずらはしない約束をして川に戻してもらったという。 どんとはらい
かっぱ カッパ淵には小さな祠があり、子供のいる母親が願を掛けるとお乳が出るようになるといわれている。(赤い玉)笑顔のおじさんの先祖は実際にかっぱに遭遇した有名人通称「カッパ渕の主」阿部与一さんです。(自宅はすぐ手前)
ほこら(お乳の神様) 満面に笑みを湛えて観光客を歓迎してくれました。 
ほこら 小川のほとりには小さな祠とカッパの像がありました。
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