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■ オーディオの目的

私にとってオーディオとはLPやCDを聴くための手段であって、それ以上でもそれ以下でもありません。あくまで音楽鑑賞が第一目的です。
ところが、オーディオ装置を評価するためにLPやCDを集める人がいます。つまり私と逆のことを考える人が少なからずいます。
所詮オーディオとは趣味であり、嗜好品の世界なのですから、そう考える人がいても不思議ではありませんので、私はそれを誹謗するつもりは毛頭ありません。要するに目的が違うだけのことです。

私のプログラム・ソースは100%ジャズです。従いまして私にとって価値のあるオーディオ装置とは、ジャズを良い音で再生できる装置なのです。言い換えれば例えクラシックにとって最低の装置でも、ジャズにとって最高ならかまわないのです。(そんな装置が存在するとは思えませんが。)
オーディオ装置は誰のためでもありません。自分自身の楽しみのためにあるからです。

時々オーディオ雑誌の製品紹介欄に「この装置はジャズでもクラシックでも、とにかくプログラム・ソースを選ばない」といった内容の記事を見かけることがあります。メーカー側にすれば当然ながら、プログラム・ソースを選ばない製品を作ることが重要な要素です。
しかし私はこのような記事を読むと、つい「この装置は中途半端だ。」とヒネクレたことを思ってしまいます。理想的なオーディオ装置があるとすれば、どんなプログラム・ソースでも問題なく理想的な音質で鳴らせるはずですが、現実には残念ながら(うれしいことに?)アンプでもスピーカーでもジャズ向きとか、クラシックに適しているとか、何らかの「クセ」が存在します。良い意味での「クセ」もありますし、悪い意味での「クセ」もあります。
その「クセ」を承知の上で、色々とシステムを構築して行くのもオーディオの面白さの一つだと思います。


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