ストーブのこと

@
●ストーブは材質面から鋳物製ストーブとスチール製ストーブに区分されます。
Cast_Steel鋳物ストーブは日本でも古くからなじみの深いストーブです。天板、側板等の構成部品は全て鋳型を作ったうえで鋳造されます。良い鋳型には多額のコストがかかりますので、モデル数は限定されます。
破損、焼損の場合も部品交換ができるメリットがあります。また鋳物は蓄熱効果があり、消火後もしばらく暖かさが続く特長があります。
スチールストーブは多様なデザインが可能で、フリースタンディング暖炉とも呼ばれています。アンデルセンスチールストーブは高耐熱のハイコルテン鋼を使用し、燃焼室は耐熱レンガで覆っていますので、500℃〜700℃の高熱に耐えます。
鋼板はコンピュータ操作のレーザー光線で切断されますが、溶接、組立は、熟練工の手仕事で一台一台ていねいに作られます。スチールストーブは、鋳物ストーブに増して、インテリアデザインとして楽しめる特長があります。
●耐久性については、正しい使用を行えば、鋳物ストーブもスチールストーブも同じ寿命です。



A
●ストーブの外壁が暖まって、ストーブ表面に接する空気を直接暖めるのが輻射熱方式です。
●一方、ストーブ外壁に空気流通層を設け、下部より冷たい空気を吸い上部から暖まった空気を出すのが対流熱(コンベクション)方式です。
この場合でも、ストーブ上面と前面は輻射熱が放出されます。
●対流熱方式は、側壁、後壁を余分に設けますので、価格は高くなりますが、側後壁面は比較的高温にはなりませんから、
壁や家具により近づけて設置できること、高齢者や幼児のいる家庭では、安全性が高いメリットがあります。
●着火後、部屋が暖まる時間は対流熱方式がやや早いです。
●スチールストーブの多くは対流熱方式です。アンデルセンスチールストーブの中ではクック4型 のみ輻射熱方式で、
他モデルは対流熱方式です。
一方、鋳物ストーブはほとんど輻射熱方式ですが、アンデルセン鋳物ストーブは、輻射熱方式と対流熱方式のCOOK4
両方を揃えています。これはアンデルセン鋳物ストーブの大きな特長です。

B


●薪燃焼で発生する煙に含まれる微粒子、CO、タールなどの不純物を再度燃やす、
いわゆる二次燃焼をより高める機能をクリーンバーンといいます。
アンデルセン・ストーブは一般的に使用されているキャタリテック・コンバスター(触媒)を採用せず、
ストーブ自体の構造を進化させる方法でクリーンバーンを実現しました。
●それは、薪を燃やすための一次、二次空気に加え、煙突のドラフトを利用しストーブ背面より三次空気を取り入れ、
不純物を三次燃焼させる新しい燃焼方法です。
●三次空気はバッフルプレート奥に配置されたエアータンクのノズルから、エアーシャワーのように
自動的に燃焼室に供給され、微粒子、CO、タールなどを三次燃焼させます。この燃焼方式によって、
より高度の完全燃焼が行われ、高いストーブ効率80%(デンマーク基準)と共にクリーンな排気を達成しました。
●又、薪の経済的な消費と煙突内に付着するタールを減少し、メンテナンスを軽減します。



チェーンソーHOMEへ/林業用品トップページへ /セミプロ用チェンソーのページへ
チェーンソー専門店
東京パイオニア