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後閑城


 

所在地 安中市中後閑
築城年 1440年ごろ
築城者 依田忠政

 

 

後閑城は城址公園として実によく整備されている。各廓、堀跡の見事さはおそらく県内に数ある城跡の中でも指折りなのではないか。しかし逆にこれ以上の整備は、かえって中世の城跡が持つ一種独特の雰囲気を損なうことになるだろう。それとこの城を見学するときの難点は、麓から駐車場に至る道が狭く、対向車とのすれ違いが困難なことか。

 

駐車場から。春は桜が見事!

 

駐車場。中央の建物はトイレ ところどころに案内の標識があってわかりやすい
北廓

 

南廓 東廓
東廓の大堀

 

本丸から西廓を眺める。見事な眺望 二の丸と櫓台。櫓は登れるがぐらぐらしている
二の丸の案内(クリックで拡大) 本丸 本丸北。急峻な崖

 

後閑城は、信州上田の御嶽(依田)城主依田忠政が築き、その後北条氏、次に後閑氏が入った.。
はじめて後閑氏を名乗ったのは、富岡の丹生城の新田景純らしい。景純は新田義貞の末弟の子孫とも、岩松氏の子孫ともいわれている。(岩松氏も新田氏の一族ですが)
主は武田−北条と変わっていき、小田原北条氏滅亡とともに廃城となった。

 


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