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丹生城


 

所在地 富岡市
築城年
築城者

 

丹生(にう)城は、丹生湖の西1Kmのところにある金乗寺の裏山である。
金乗寺の横の道を登ると高速道路を横切る橋の手前に入口の標識があるので、そこから容易に訪れることができる。

麓の公民館の駐車場に掲示されている復元図を見て期待して訪問したが、現地はそれほど整備されているわけではない。復元図に比して簡略すぎる見取り図には少々呆れてしまう。折角の素晴らしい遺構なのだから、各遺構(堀や郭跡)には三日月石と同様の説明板も設置すればいいのにと思う。

 

麓の公民館にある復元図(クリックで拡大)

 

金乗寺の横の道を登ると入口(搦め手)がある
井戸跡

 

何だか情けなくなる見取図 本丸北の堀
三日月石(クリックすると説明板表示) 本丸 本丸西の帯廓

クリックすればわかるが、かなりウソくさい説明で
ある(笑)

 

本丸と二の丸の間の二重堀切り 本丸虎口 物見台

 

丹生城は室町時代、当地の地頭になった岩松満長が築いたとも、南北朝時代に新田義貞の弟義重(新田氏の祖の義重ではない)築いたともいう。
永禄2年(1559年)、城主新田景純は武田信玄に属したが、永禄3年上杉謙信が関東へ進出するとここを去り、甲斐へ移っている。後に小幡氏の支配するところとなったが天正18年(1590年)、小田原北条氏の滅亡とともに廃城となった。

 


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