閑有日記
閑有日記

小人閑居して不善をなす

パロパロ閑居して、日記をなす



2001年6月1日(金)

自由な発想
彼は同じ会社の先輩である。


『もっと自主な発想を持って仕事をしなければだめだよ。オレがパロパロくらいの頃は、結果を考えずもっと自由な発想で、仕事ていたぞ・・・・』


『それって、Aさんの人生を弁護しているだけなのではありませんか?』


( ̄▽ ̄;)

2001年6月3日(日)

つるしがき
島根県で、父親が自分の子供を木につるして死なせたといういたましい事件が・・・・報道されてた・・・・



我が子を『つるしガキ』にするとは・・・・



 (-"-;)

2001年6月4日(月)

同期会
毎年この時期に同期会を行っている。
自分が万年幹事を引き受けている。


以前は紙で回覧したが、今はe-mailでの回覧


前略
同期会開催の件、万年幹事が脳梗塞という重篤な疾病を発症し開催が危ぶまれておりましたが、先ごろ死の淵より奇跡的に生還し、無事開催の運びとなりました。
つきましては、なるべく多くの同期の皆様の参加をお願いします。


自分の文章に酔っていた

2001年6月5日(火)

処遇制度
処遇制度が変わり、今度からは明確な基準で自分の仕事が評価され、給与に反映されるという。
5段階で評価され、とてもシビア

『これから毎年、学校の通知票みたいに評価されるわけ?誰が評価するの?』

『それは、上司がするんじゃないの。みんな一生懸命ごますっておいたほうがいいよ・・・・でも本来の人事考課っていうのは、上司が引っ張るのではなく、同僚とか後輩が押し上げてくれるような人を選ぶべきではないかな・・・・そうあって欲しいと思う』

『パロパロさん良いこと言うじゃない』

『誰か押し上げてくれないかなぁ・・・・ (-。-) ぼそっ』

『( ̄▽ ̄;)それ言わなきゃいいのに・・・・』

2001年6月6日(水)

役立たず
自分といっしょに仕事をしているA氏は今日も休み。


『エ〜 Aさん今日も休みですか・・・・どうしようかな・・・・』

『私では、お手伝いできませんか?』

『いえ・・・・そんなわけではありませんが・・・・』

『肝心な人が休んで、役に立たないやつが出てきてると思ってるんでしょ』

『いえ、そんなこと思ってませんよ』

『いや・・・・顔に書いてる』

『やっぱりわかりますか・・・・( ̄▽ ̄;)』

2001年6月7日(木)

つゆ
『北海道にはつゆがないって本当ですか』

職場の若い衆、生まれも育ちも群馬県、つゆのない生活は知らない。

『北海道だってつゆはありますよ、天つゆ、そばつゆ、桃屋のつゆ』

『(-"-;)・・・・まじめに聞いてしまった。』

2001年6月8日(金)

ボーナス支給
4月から会社が変わったが、移籍したばかり人は社長が直々ボーナスを支給するのが慣例

『わざわざ出張させてまで、手渡すくらいのボーナスだから・・・・けっこう期待できるかな?』

『その逆だと思うよ・・・・』

そしてボーナス支給日を迎えた。

『どうでした?』

 (-"-;)

2001年6月9日(土)

社会の窓
ボーナスもらうために、電車で出張した。こんな時間に通勤の電車に乗ることなどない


ホームで並んでいると、
(゜ロ゜)ギョェ
隣の見知らぬおじさん、社会の窓(これはもう死語かもしれない)が開いている。

梅雨の晴れ間、蒸し暑い日に少しでも涼しい風を取り入れようとした、創意工夫。
都会のサラリーマンは大胆である。


イナカモノの自分にはとてもまねできなかった。

2001年6月10日(日)

電車の中で・・・・
オフ会に東京に行く

列車の中の若い女性が目に留まる。
生足ファッションというのだろうか・・・・
この光景どこかで見たような気がした。

ヒールの高い靴、固定するための紐が複雑にからみ合っている。
足がむくんでいた。紐が足に食い込んでいた。
外反母趾ぎみの親指、真っ赤なベデュキアを塗り・・・・

どこかで見た光景・・・・

w(゚o゚)w オオー!・・・・思い出した。
スパーで売っている焼き豚
紐の食い込み具合がそのものであった。

色が黒かったらすぐに思い出せたのに・・・・

2001年6月11日(月)

刺青
オフ会の帰り、終電に近い列車に乗った。

そろそろ降りる駅に近くなった頃、

『この電車新町に止まります?』
飛びこんできた年頃20歳そこそこの若者。
白いトレーナー姿、髪の毛を真っ白に抜いて、紫のメッシュ
堂々としかも大声で携帯電話をかけ・・・・

なんとがさつなやつ

『きみ、電車内で携帯電話はやめなさい』

言おうと思った瞬間、

(゜ロ゜)ギョェ・・・・胸元から刺青がちらり・・・・

( ̄▽ ̄;)

2001年6月12日(火)

酒池肉林
同期会は入社満10年の時からやっている。

そのときの申し合わせで、もし同期の中から管理職が出たら、その人のおごりで同期会を行う、そんな約束になっていた。


今年は同期の中から4人管理職が出た。


『やったね〜今年の同期会は、酒池肉林』

全員にmailを発送し返事を待つ


(-"-;)


管理職になった同期はだれも参加しなかった。

2001年6月13日(水)

あしたがあるさ
また夢が一つしぼんだ。

『本当は今日、人生が変わるはずだったんだけどね』

『毎回そんなこと言ってるね』

あしたがある♪あしたがある♪あしたがあるさ〜♪


2001年6月16日(土)

イヤミ
窓ガラスを二重窓にリフォームすることにした。

近くのホームセンターがそんなキャンペーンをしていた。
契約した。作業は後日連絡するということで、業者から連絡を待つだけ

ところが4週間たっても何の連絡もない。


『窓ガラス交換のお願いをしたパロパロと申しますが、後日、交換の日程を連絡するとありましたので、連絡待っているのですが、4週間たっても何の連絡もないのです。確かに後日という表現では半年たっても後日なのでしょうけど・・・・常識的にはもう何らかの連絡がされているのではないかと思うのですが、忘れられていませんか?』

『申し訳ありません、担当者にかわりますので、しばらくお待ち下さい』


取り継ぎの人にこんなイヤミ言っても仕方ないとは思ったが・・・・

2001年6月17日(日)

電話
8年くらい使った電話が壊れた、親子電話の子機の方

近くの電気屋さんに修理してもらう。本日、修理完了

使えるかどうか試した。

・・・・時報って何番だったかな・・・・確か114だったかな・・・・

『プルルルル〜プルルルル〜プルルルル〜 ハイ海上保安庁です』

エ! ( ̄□ ̄;)・・・・

2001年6月18日(月)

おちこみ
つまらないことがあって、落ち込んでいた。
定時近くになって・・・・つまらぬことがあった。
へこんだ。

残業時間は落ち込んでいた。仕事も手につかなかった。

へこんだまま家に帰ってきた。

食欲はなかった。まずい夕飯を食べた。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いつの間にか、元気になっていた。
( ̄▽ ̄;)・・・・腹が減っていただけのようだ。

2001年6月19日(火)

寝耳に・・・・
久しぶりに上長と口論になる。


『だいたいパロパロが悪い・・・・』

『何をいきなり・・・・私もいきなり急にそんなこと言われて、寝耳に水ですよ』

『それはこっちが言うセリフだ。そっちがそう言うなら、オレは何て言えばいいんだ』

『寝耳にミミズとでも言えば良いんじゃないですか?』

『( ̄□ ̄;)』


・・・・おやじギャグ一発で倒れた・・・・

2001年6月20日(水)

講習会
安全衛生関係の講習会、安全衛生は企業の社会的責任とは言うものの・・・・

狭い会議室の200名以上も集めて2時間もの講習・・・・


座席数はせいぜい150名くらいのもの、遅く行った者はたいへんである。


『はやく行かないと座るところないよ、こないだなんか、会議室の前にダフ屋が出ていたらしいですよ』


( ̄▽ ̄;)

2001年6月21日(木)

裸一環
会社の取締役だった人が退任する。

『あの人は育ちが良かったね。我々と住む世界が違うような気がしたね。』

『どうして?』

『取締役になんかなると、びっくりするような給料もらうんだろうけど、彼はおごることもなくけっこう質素な生活してたよ。オレなんかが取締役になんかなって収入がどーんと増えると、とたんに成金というような生活になるだろうね。好きな言葉は『裸一貫』で、取り巻きを引き連れ、毎夜繁華街に繰り出し・・・・光物を身にまとい、ラメの入ったネクタイ締めてくるようになると思う・・・・』


『育ちとは関係ないような気がするけど・・・・』

2001年6月22日(金)

子供の頃 抱いていた夢
子供の頃 抱いていた夢・・・・21世紀の社会に夢を馳せていた。

科学技術の進歩はめざましい。
人工頭脳が開発され、ほとんどの作業はロボットがやるようになる。
紛争とか戦争などなくなって、みんなが豊かさを享受できる平和な社会。
医学が飛躍的に進歩し不老長寿の薬が開発され、どんな難病でも治すことができる。

21世紀には、自分は40歳を超え相当なオヤジになっている。
そして21世紀の社会の一翼を担っている、そんな気概を持って仕事をしているのだろう。


子供の頃の夢は、ことごとく外れてしまった。


そんな中で唯一、相当なオヤジになっているということだけが当たっていた。

2001年6月24日(日)

ツバメ
ツバメが巣作りにと我が家の玄関を狙っている。ツバメと格闘してすでに4週間、
作っては取り作っては取りの繰り返し、敵もなかなかあきらめない。
ここまできたらて徹底抗戦。すでに玄関にはかなりの量の土とワラがたまってきた。


はじめの頃は数日かかってもなかなか進まない巣作りであったが、最近はかなり進むペースが速い。

互いに切磋琢磨したおかげで、敵も腕を上げている。

『かわいそうだよ・・・・作らせてあげたら?』

『いや・・・・あれだけの腕があれば、どこに行っても通用するはず』

2001年6月25日(月)

金に糸目・・・・
食器洗い乾燥機を買いに行く


『ご希望とか、予算はありますか?』


『金に糸目はつけません・・・・』


『(^^)ありがとうございます』


『・・・・が、安ければ安いほうが・・・・』

2001年6月26日(火)

ケチ
給与明細書が来た。
住民税が大幅に下がった。
それだけ所得が大幅に下がったのである。

『このごろどーも金回りが悪いと思った・・・・』

『金回りが悪いんじゃなくて、ケチなだけなんじゃないの』

(-"-;)

2001年6月27日(水)

同期
彼とは同期入社。

入社後まもなく事業所が分かれ、久しぶりの再開である。


『ちょっと太り過ぎだよ、もう20kgぐらいやせないとだめだね。』

『いや、28kgやせないと入社時の体重には戻らない』


19年の歳月は、こうも人間を変えてしまうのである。

2001年6月29日(金)

ビッグ
告別式に行かねばならぬ。

この前礼服を着たのはいつだったっか・・・・
まともに着ることができるかどうか?

そーっと足を通し、ジッパ、フックを・・・・

( ̄▽ ̄;)

また一回りビッグになった。

2001年6月30日(土)

告別式
告別式に参列する。

東京は5日連続の真夏日、とにかく暑い。黒ずくめの礼服ではますます暑い。
なぜか葬式は、暑い日とか寒い日が多い。
普通の人でさえつらいのだから、死にそうな人はこのストレスは耐えられないのだろう。

故人の友人なのだろか、参列者には高齢な人が目立つ。


(゜゜;)  あの人は耐えられるのだろうか・・・・

palo@wind.ne.jp
Akiary v.0.51