閑有日記
閑有日記

小人閑居して不善をなす

パロパロ閑居して、日記をなす



2001年3月2日(金)

取引先にて
九州にある取引先に購買課長のかばん持ちとして一緒に来た。


着いた日の夜は、取引先の接待を受け、購買関係には何の影響力のないかばん持ちの自分もご評判にあずかる。
日本的な商取引では、商談を円滑に進める上では接待は欠かせないのかもしれない。



『Aさん、今、この業界で生き残っていくには、思い切った決断が必要だよ』

購買課長のマジな話し

『マッチ売りの少女は、なぜ死んでしまったか』

おや?・・・・話しの展開が

『ディスカウントをしなかったから』

( ̄▽ ̄;)

2001年3月5日(月)

てんぷらうどん
四国、九州では、関東でいう『薩摩揚げ』のことをてんぷらという。同期入社で、四国出身の人が言っていたことを思い出す。

ということは・・・・夏目漱石の小説『坊ちゃん』で、『てんぷらうどん』を食べる場面があるが・・・・あの『てんぷら』とは『薩摩揚げ』のことなのだろうか?それまでかき揚げのようのものを想像していたが・・・・


九州出張を機にその疑問を究明したくなった。

駅の立ち食い・・・・で・・・・ ( ・_・)アレ・・・・『てんぷらうどん』が・・・・ない

小説『坊ちゃん』のてんぷらうどんは、(・_・?)ハテ?どんなうどんであったのか?

2001年3月6日(火)

雛祭り
とうに過ぎてしまったが・・・・


同じ職場のA氏は二児の父親、二人とも女の子、二姉妹である。


『ひな人形片付けました?』

『せっかく出したのだから、まだ片付けなくともいいよと思ったら、子供に早くしまってと言われたので片付けました。でもあんまり関係ないと思いますよ、ねぇBさん』

『え! なんですか?』


w(☆o◎)wガーン・・・・お局様に話しを振るとは・・・・

2001年3月7日(水)

桃の節句
『もうすっかり春ですね、雛祭りも終わりましたし』

彼女はもう一女の母である。

『桃の花が咲いているわけでもないのに、どうして桃の節句というか知ってますか?』

『そういえばそうですね。花屋さんには売ってますけど・・・イ匹Δ靴討任垢@@

『昔は暖かくて、雛祭りの頃には、桃の花が咲いていたんですよ。』

『・・・・・・・・(¬¬)ジロー』

2001年3月8日(木)

花粉症
同じ職場の彼女、花粉症の症状が・・・・

『花粉症ですか?』


『よくわからないんです』


『そういう時は耳鼻咽喉科で調べてもらうといいですよ。もし花粉症の抗体があるとわかったら、がっかりしてもっと症状がひどくなりますので、はっきりしますよ』

2001年3月9日(金)

BCC
『パロパロさん BCCって何かわかりますか?』

隣の席のAさん、mailのことで聞いてきた。

『たとえばe-mailでエロビデオを注文したとする。送り主が『ご注文の『ルーズソックス、セーラー服の悶え』送りました。』と全員にmailすると・・・・受け取った側が、『あ〜ぁ、あの人も『ルーズソックス、セーラー服の悶え』買ったんだ・・・・』というのがわかってしまうじゃないですか。BCCにすると、それがわからないようになってるんですよ』

『(-"-メ)・・・・わかりやすいたとえですね。』

2001年3月10日(土)

洋画
衛星放送で洋画を放送している。

当然登場人物は外人ばかり

『この俳優見たことあるな〜』
『ロバート・デニーロだよ』
『エ!! こんな年寄りだったけ?』
『( ̄□ ̄;)』

どうも外人は苦手である

2001年3月12日(月)

五十歩百歩
売店に置いてあったパンフレット

Seven Stars Presents
Menthol MODEL ZIPPO

メンソールのセブンスターボックストップを送ると、抽選で特性ジッポライターがもらえるというもの。

愛煙家のA氏はずいぶん興味がありそうだ。

『なかなかいいですね、これ』

『ロゴが入ってずいぶん違うように見えますがどれも、どれも同じですよ。昔から言うじゃありませんかゴジッポ百歩って』

2001年3月13日(火)

目からうろこ
半休を取って銀行に行く。

その銀行の待合所にいた女性客、年の頃は20代後半であろうか。アイシャドーの色があまりに斬新的で心が洗われる思いがした。

エメラルドグリーンというのであろうか。まるで熱帯魚のうろこのよう。

‥‥なんとすばらしい色彩なのだろう‥‥

まさに『目からうろこ』であった

2001年3月21日(水)

うらしま
生まれて初めて入院した。一週間ぶりの出社となる。


この時期、人事異動がある。今回はずいぶんかわったようだ。


『身近な人で異動になった人いた?』

『パロパロさんがA社に出向になりました』

『エ・・・・( ̄□ ̄;)・・・・知らなかった・・・・』

2001年3月22日(木)

医療保険
生まれて初めての入院、幸いなことに医療保険をかけていた。

今までは単なるお守りであったが、ここに来て役立つこととなった。


さっそく給付手続きを・・・・

入院給付金は、8日以上連続入院したときに・・・・

・・・・7日間しか入院していなかった
( ̄□ ̄;)・・・・あと1日しがみつけばよかった

2001年3月23日(金)

病み上がり
脳梗塞になるには少しばかり早すぎた気はするが・・・・


『脳梗塞ってやっぱり体質もあるんでたろうね』

『再発とか、不安じゃないでしすか?』

『これから先、再発するかどうかわからないものを不安になっても仕方ないじゃないですか、再発した時に考えます。』

『いいですね・・・・そういう性格で・・・・』

2001年3月24日(土)

再発
朝5時に目が覚める。

なんと右手の感覚がない
左手で触ってみる・・・・他人の手があるという感触

恐れていたことが起きてしまった・・・・とうとう脳梗塞が再発してしまったか、ショックであった。


目が覚めてきた・・・・ちょうど肘をまくらにしたような形で寝ていたので、しびれていただけだった。


げに恐ろしきできごとだった。

2001年3月26日(月)

激励会
4月1日から、関連会社に出向となって、今までの職場から離れることとなった。

そんなわけで、他の出向仲間と会わせて激励会をしてくれるらしい。


『オレはすし屋がいいな、ステーキでもいいかな、パロパロさんは?』


『(-_-メ)・・・・点滴がいいかな・・・・』

2001年3月27日(火)

禁酒禁煙のススメ
『w(゜o゚)w〜パロパロさんって酒もたばこもやらないんだよね?でも脳梗塞になっちゃうの?あんまり関係ないんですかね?』


『でも、酒・たばやらないって言うのはいいよ、医者に止められても何のストレスもないから』

2001年3月28日(水)

時刻表
『パロパロさん脳梗塞だって聞いたけど・・・・』

仕事で付き合いのあるA氏がやってきた


『そなんですよ、生死の境をさまよいました。三途の川ってあるんですね。はじめてみましたけど・・・・渡し舟があってたしか渡し賃が6文だったかな。出発の時間表が書いてあって、確か『じごく表』とか言って・・・・』


『ほんとに脳梗塞だったんですか・・・・』


( -"-)・・・・疑い深い人だ・・・・

2001年3月29日(木)

後遺症
『そんないい加減でいいの?大丈夫?』


『やっぱり問題ある?どうも脳梗塞の障害かな、仕事がいい加減になってきたみたいで・・・・』


『脳梗塞やっても変ってませんね・・・・』

2001年3月30日(金)

煮魚
病み上がりの自分に、職場の人は親切である。


『食生活に注意しなければだめですよ、肉ばかりでなく、魚も』

『食べてますよ、フライが多いけど』

『フライじゃなくて、焼き魚や煮た魚でなきゃ』

『やっぱり ヒラメとカレイですか?似た魚』

『頭の方はだいぶ戻ってますね』

palo@wind.ne.jp
Akiary v.0.51