昭和50年

        会発足

昭和50年
花咲会議
【メンバー】阿久沢和夫、小沢正和、山口(斎藤)栄一、鈴木邦彦、伏島信治、矢島治樹、山田正幸、山本明、若田部満
【期日】昭和50年4月26日〜27日

 僕たちの出会いは新規採用研修で始まった。「山が好きです」という一言が僕らを結びつけた出発点だった。そして、やっと桜の固い蕾がゆるみはじめようとしている4月末、片品村花咲の民宿石塚館に集まった。たっぷりと酒を飲み、声が出なくなるまで歌い合った。山のこと。仕事のこと。夢を。会のあり方を語り合った。
 この年、3回の花咲会議と月2回のカフェザールと鳥久での例会をもった。
 「会の名前はなんとしよう。」・・・「ごく平凡に『のやまの会』でどうだろう。水平派、垂直派にかかわらず自然を楽しむという意味で」
 「小屋を持ちたいな!」・・・「俺たちがおじいちゃんになってもみなで楽しめる小屋を!」
 また、会誕生の立役者伏島の始めたGN通信は、会員の絆と成長に大切な役割を果たした。「確かな個人のやわらかな集合体」である僕らの「のやまの会」は、こうして少しずつ成熟していった。
 花咲で始まり、花咲で終わった昭和50年。いつも暖かく僕らを迎えてくれた石塚館といつも「おっきりこみ」をつくって待っていてくれた「おばあ」に深く感謝したい。

 2004年の今でも、ひらがなの「のやま」は、裏から透かして見ても少しも無理していない名前ではないでしょうか。発足当時、誰にもわからなかった「のやまの会のマシュマロは硬くなったか」の答えは、「決して硬くならない不思議なマシュマロです。」が正解のようです。
【原文:阿久沢和夫、伏島信治、文責:若田部満】