川の生き物(22種)水生昆虫(23種)その他(9種)計54種類

川は、傾斜によって流れの速さが変わります。同じ傾斜の所でも、侵食、運搬、堆積の3要素によって、川の地形や川底の石などが異なっています。川は地理的・感覚的に上流、中流、下流に分けることができます。

そこにすむ生き物たちも異なりますし、川のきれいさによっても、すんでいる生き物の種類が違ってきます。このようすを調べると、その川の水のきれいさを調べることができます。

水がきれいな上流には、イワナやヤマメ、カジカなどの魚、ナミウズムシ(プラナリア)やカワゲラ、カゲロウ、トビゲラなどの水生昆虫がいますが、水の中の栄養分(汚れの原因)が少なく、生き物の種類も少なくなります。

少し汚れている中流や下流には、ウグイやオイカワ、コイなどの魚、一部のカゲロウやトビゲラなど水生昆虫、イシマキガイやカワニナなどの貝のなかま、ゲンジボタルの幼虫などがいます。水の中に栄養分が増えるため、生き物の種類も増えてきます。

もっと汚れてくると、ヒルやタニシやミズムシなどがすむようになります。そして、汚れがひどく、どぶ川のようなところには、アメリカザリガニやユスリカ、イトミミズなどがいますが、多くの生き物は生きていくことができません。

● 魚(22種)

アブラハヤ

コイ科アブラハヤ属、私の住んでいる西毛地域では碓氷川や九十九川などの上流域の水のきれいな砂地の多いところに棲んでいます。

西毛地域ではドロッパヨとかアブラッパヨという呼び方をしています。雑食性のためヤマメ釣りなどでトロ場や渕を釣っているとこのアブラハヤが餌取りにきていらつくことがあります。持つとヌルヌルしていて黄色ぽい粘液が手に付いて気持ち悪いのですが、食べると結構美味しいのだそうです・・・?

アユ

アユ科(キュウリウオ科)アユ属、西毛地域の川にいるアユは放流ものばかりですが、最近は県水産試験場産の追いの良い、無菌の種苗が放流されて、結構楽しめるようになりました。

また、碓氷川や九十九川、烏川の下流域では利根川から遡上する天然アユが見られ、最近は増えています。

アユの生態はこちらをご覧ください。
アユカケ

カジカ科カジカ属、カマキリ、ボンコツとか呼ばれているそうです。群馬県では見られない魚です。石川県手取川でアユ釣りのときに釣れたものです。希少種になっていて生息県では保護種に指定されているところもあるようです。
このような魚が何時までも生きていける環境の川が取り戻せるといいですね!

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イワナ(ニッコウイワナ)

サケ科イワナ属、河川の源流部分に生息します。群馬県に生息するイワナは地方型のニッコウイワナです。完全な動物食で水生昆虫や陸生昆虫、カエルなどを食べています。最近は放流も多く中流域でも釣れています。

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ウグイ

コイ科ウグイ属、西毛地域ではハヨまたはハヤと呼ばれていて河川に普通に住んでいる魚です。雑食性で藻類や水生昆虫などを食べています。春の産卵期には赤と黒の縦条がはっきり現れアカッパラなどとも呼ばれています。最近は河川環境やカワウの食害で生息量が減ってきて放流も行われています。

oikawa-osu.jpg (29760 バイト) oikawa.jpg (17152 バイト) オイカワ

コイ科オイカワ属、西毛地域ではガラッパヨと呼んでいます。オス(右)は産卵期に青緑色とオレンジ色を帯びてとてもきれいです。アユと生息する場所が同じで、最近は減ってきたような気もします。ササバヨやヤマベとも呼ばれます。

オオクチバス

サンフィッシュ科オオクチバス属、コクチバスと一緒にブラックバスと呼ばれ、同じサンフィッシュ科のブルーギルとともに特定外来生物に指定され、移殖・飼育・移動・輸入・譲渡などが禁止されています。
しかし、日本のほとんどの河川湖沼で繁殖が確認されていて生態系に大きな影響を及ぼし、在来の水生生物に脅威を与えています。

写真はワカサギ釣りで榛名湖で釣れた7cmくらいの稚魚です。
カジカ

カジカ科カジカ属、上流域の小石の多いところにすみ、水生昆虫や小魚その他の水生生物を食べます。
昔は碓氷川中流にも沢山いて卵と守っているオスをつかまえて遊んでいたのですが、今はもっと上流の水質の良い所でなくいては見られなくなってしまいました。
kamatuka.jpg (37119 バイト) カマツカ

コイ科カマツカ属、西毛地域ではソウゲンボウと呼んでいます。角張った体のつくりで口ひげが1対あります。砂地に多く雑食性で、砂ごと水生昆虫などの餌を吸い込んでエラ穴から砂を吐き出します。

アユ釣りなどでこの魚が釣れることが有りますが、砂地の場所を釣っていたことが分かるので、この魚が釣れるとポイントを変える事にしています。

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ギバチ

ナマズ目ギギ科ギギ属、西毛地域では方言でギュウタと呼んでいます。主に水生昆虫などを食べ夜行性の傾向が強いようです。口ひげは8本、尾鰭は浅く2叉し、背びれと胸びれには硬い棘があって手に刺さり痛いので注意しましょう。捕まえると胸びれと付け根の骨をすりあわせてギュウギュウ鳴く(音を出す)のでギュウタと呼んでいるのかな?

サケ(シロサケ)

サケ科サケ属、群馬県のサケは利根川を調子から遡上してきます。サケが遡上する川では利根川が太平洋側の南限です。10月の初め頃から銚子から遡上して利根大堰を越えて前橋や高崎(烏川)、藤岡(鏑川・鮎川)まで達して卵を産みます。
江戸時代の利根東遷以来、太平洋と繋がった利根川にサケがのぼるようになりました。しかし、近年は川の汚染などの影響から遡上が見られなくなりましたが、関係者の努力によって、再度利根川で見られるようになり平成18年は利根大堰を越したサケが3千尾を超えました。

シマドジョウ

ドジョウ科シマドジョウ属、比較的水の綺麗な河川や水路に生息します。ドジョウは泥質を好みますが、シマドジョウは砂質を好み砂の中の底性藻類などを食べています。体側に沿って斑紋が10個前後あって、これを貫く縞があるのでシマドジョウという名前だそうです。ドジョウは髭が10本ですがシマドジョウは6本です。西毛地域ではギノスやギノメと呼んで食用やウナギ釣りの餌などにしていましたが、現在は激減しています。
タモロコ

コイ科モロコ亜科タモロコ属、日本に固有。関東以西の本州と四国に分布します。川や湖沼の淀んだところに棲み、雑食性です。体は紡錘形で背面と腹面がまるみを帯びてずんぐりしています。吻はまるく、口は吻端の下方にあります。一対の口ひげがあって長さは眼径に等しいか、やや短いです。

ドジョウ

ドジョウ科ドジョウ属、ゆるい流れの小川や水田や用 水路などにすんでいます。体つきは細長く褐色ではっきりしない斑点があります。ひげは10本です。泥底の場所に好んで潜んでいます。このドジョウはガサガサでホトケドジョウと一緒に入ってきました。
ナマズ

ナマズ目ナマズ科ナマズ属、日本各地に分布し、湖沼や河川中下流域の流れの緩やかなところに生息しています。魚等を食べます。大きな丸い頭で、上あごと下あごに一対ずつひげがあり、大きなものは全長60p以上になるそうです。夜行性とか言われていますが渋川の吾妻川で笹にごりのときにアユに食いついてきて釣れた事があります。肉質は白身で結構美味しい魚です。

ニゴイ

コイ科カマツカ亜科ニゴイ属. 各地の 中・下流域に多く生息しています。水生昆虫や藻類などを食べています。アユ釣りやワカサギ釣りで釣れて来ると仕掛けはめちゃくちゃになったり切れてしまい迷惑ものですが・・・。

ヌマチチブ

ハゼ科チチブ属、各地の川と海を行き来して陸封もされます。頭が丸くずんぐりとしていて、泥底や礫底に棲み雑食性です。ワカサギ釣りの時、ベタ底で餌取りに来て釣り人を悩ませますが、良く見ると可愛らしい魚です。

ホトケドジョウ

ドジョウ科ホトケドジョウ属、流れのゆるい小川や用水路にすんでいます。
ふっくらとした円筒状の体つきで、ひげは4対8本あります。最近は数が減ってきて絶滅危惧種に指定されたりしていますが、私の住む地域ではまだまだ見られます。
彼らが生き続けられる環境を守って行きたいですね!
モツゴ

コイ科ヒガイ亜科モツゴ属、西毛地域ではクチボソと呼んでいます。ほとんどの環境に順応し水の汚れに強く、池沼の岸辺の泥底や川の下流域に棲んで底生動物や付着藻類を食べる雑食性です。ワカサギ釣りなどで釣れてくると外道になってしまいますが、甘露煮などに使われ結構美味しい魚です。

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ヤマメ

サケ科サケ属、降海型はサクラマスと呼ばれます。測線上の楕円形のパーマークが特徴的ですが降海型は消えて銀毛と呼ばれます。西毛地域の河川では中流域から上流域にかけて棲み水生昆虫などを餌にしています。西毛地域の河川では餌が多く良形が育っていますが、ほとんど放流ものです。放流には種の保存を考え群馬県の地域固有種が使われていますが、漁協によっては安い県外産を放流していて混ざってしまっています。

写真のヤマメは少し太りぎみで、ダイエットをしたほうが良いヤマメですね

ヨシノボリ

ハゼ科ヨシノボリ属、従来は1種類とされていたようですが現在は9種類に分けられているそうです。写真はトウヨシノボリでしょうか?
ヨシノボリは淡水〜汽水域、流の急な河川から湖沼まで生息しています。胸鰭が変化した吸盤で護岸や石に張り付いて急な流れでも移動していきます。
動物食で湖でのワカサギ釣りではサシに食いついてきて外道として嫌われますが、唐揚げで結構美味しい魚です。
ワカサギ

キュウリウオ科ワカサギ属、島根県の宍道湖〜北海道まで分布しています。湖沼や河川の下流域など淡水域や汽水域に生息し、主にプランクトンやユスリカの幼虫などを食べています。

群馬県内でも海から遡上して平野部の湖沼に生息していたそうですが、環境の悪化で絶滅してしまいました。その後、移植技術が確立して各地の湖沼や人工湖に移植されて釣りの対象魚になっています。

● 昆虫(23種)

【トビケラの仲間】
河川の上流域から下流域、湖沼などに広く分布して、日本では400種類以上がいるそうです。体型はイモムシ型で小石や葉茎で巣を作る種類と作らない種類がいます。成虫は蛾に似ていてサナギの段階を経て成虫になります。

幼虫
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成虫
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ヒゲナガカワトビケラ

クロカワムシやクロンボと呼ばれ釣りの餌に使われます。石の間に網を張って流れてくる落ち葉などを食べています。比較的きれいな川に住みます。成虫になると川面をあまり高くなく上流に向かって飛び産卵します。このため、ダムや高い堰堤があると上流に行けないので、その河川には住めなくなってしまいます。
ナガレトビケラ

トビケラ目ナガレトビケラ科、上流域から中流域の水温が低く、水のきれいなところに棲んでいます。 幼虫期は巣をつくらずに石の上や間を歩き、さなぎになるときに小石を集めて巣をつくります。体は細長く、足は3対。腹の色はうす緑がかっています。頭と前の胸が固くなっているが他はやわらかく、肉食の種類が多いようです。

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ニンギョウトビケラ

トビケラ目エグリトビケラ科、小石と砂を集めて筒状の巣を作ります。両脇に大き目の石を3対くらい付けます。渓流から中流までいて付着藻類を食べます。渕や早瀬から緩流部までいます。

 西毛地域ではキイロイムシといって釣りの餌にしていました。
キタカミトビケラ

長い柄を石に付けた特徴的な巣です。幼虫は巣から体を出して水中の小さな水生昆虫を食べるそうです。流れの速い場所の石に生息します。

【カワゲラの仲間】
カワゲラの仲間は日本には200種類以上いるそうです。がっしりとした体つきで尾が2本有ります。大きなカワゲラはカゲロウの幼虫などを食べる肉食です。小さなものはこけなどを食べています。
脚の爪は二つに分かれています。サナギの段階を経ないで成虫になる不完全変態です。成虫は幼虫とそっくりで、羽を付ければ成虫という感じです。

成虫
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幼虫
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カミムラカワゲラ

カワゲラ科オオヤマカワゲラ属、幼虫は中流域のきれいな川の石の下に棲んでカゲロウ類の幼虫などを食べています。
成虫は、口が小さく餌を食べられず水を飲むくらいしか出来ません。そのため、長く生きていく事が出来ないようです。
この幼虫をオニチョロとかキンパクと呼んで渓流釣りの餌にしています。

【カゲロウの仲間】
カワゲラとよく似ていますが、カワゲラの脚の先の爪は2本に分かれ、カゲロウは1本です。また、カゲロウの成虫は羽を立てて閉じますが、カワゲラは背中を被うように平らにたたまれています。
カゲロウは羽のある昆虫の中では一番古く3億年も昔から生きていると言われ、日本には140種類がいるそうです。
そして特徴的なことは、幼虫の尾は3本(2本のものもいます)で、脱皮する回数が決まっていないこと。幼虫から直接羽化する不完全変態で、水辺から出る時に脱皮して亜成虫という段階を経て、もう一度脱皮して成虫になることです。
カワゲラと同じく口が退化して食べ物を取ることが出来ず、寿命は数時間から数日だそうで、交尾と産卵だけが成虫の仕事となります。中には交尾をしないで単為生殖(オオシロカゲロウなど)のものもいるそうです。

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エルモンヒラタカゲロウ

カゲロウ目ヒラタカゲロウ科、体は扁平、尾は2本で横縞があります。中流域の流れの緩やかな石の下にいて、石についた藻類を食べています。

カメチョロと呼んで渓流釣りの餌にしています。

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シロタニカワカゲロウ

カゲロウ目ヒラタカゲロウ科、体は扁平、尾は3本で横縞があります。中流域の流れの緩やかな石の下にいて、石についた藻類を食べています。

カメチョロと呼んで渓流釣りの餌にしています。

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チラカゲロウ

カゲロウ目ヒトリカゲロウ科、体は泳ぐのに適した紡錘形で全体に茶褐色で背中に淡色の縦縞があります。中流域の流れの速い石の間にいて付着藻類や分解途中の動植物の死骸(デトリタス)を食べています。

 

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フタオカゲロウ

カゲロウ目フタオゲロウ科、体は泳ぐのに適した紡錘形で、暗灰色の背面に斑紋があり、時に白い斑点もあります。ピンピンと跳ねるように泳ぎ回ります。上・中流域のトロ場や水溜りの落ち葉の多いところに群生してデトリタスを食べています。

ピンチョロと呼んで渓流釣りの餌にしています。

モンカゲロウ

カゲロウ目モンカゲロウ科、幼虫は河川中流域の流れの緩やかな砂利や泥の中に穴を掘って生活しています。このために、スナムシと呼ばれています。

群でいないためたくさんは取れませんが、ピンチョロを採集するときに一緒に入ってくることが多いです。動きはゆっくりで、何となくオケラを細長くしたような感じがします。

【甲虫の仲間】

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ヒラタドロムシ

コウチュウ目ヒラタドロムシ科、コガネムシに似た甲虫で川辺の植物や岩陰にいる虫の幼虫です。表面は固くて円形、石にへばりついて流れの早いところにもいます。付着藻類を食べています。

背中

腹側

ハイイロゲンゴロウ

コウチュウ目ゲンゴロウ科、本州以南の水中。身体はほとんど灰黄色です。お尻のところに水泡があるのが見えます

【ヘビトンボの仲間】

幼虫

成虫
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ヘビトンボ

アミメカゲロウ目ヘビトンボ科、写真の左は幼虫で体は赤褐色、ムカデ状、体の各節に足のように見えるのは羽状の鰓です。大きく強い顎を持って他の水生昆虫を食べています。上流から中流の早瀬や平瀬に石の陰にいます。
別名、孫太郎虫と呼ばれ漢方薬として使われています。

【トンボの仲間】

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ハグロトンボ

トンボ目カワトンボ科、体は極めて細く淡褐色で、尾の鰓は薄く長く突き出ています。中流域の流れが緩やかなアシなど水生植物の根元などにいて、小魚や水生昆虫の幼虫などを食べています。

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ギンヤンマ

トンボ目オニヤンマ科、平地の池に普通に見られます。

右:ヤンマ科の幼虫
コオニヤンマ

トンボ目サナエトンボ科、オニヤンマの名前があっても違う種類です。扁平な格好の幼虫(ヤゴ)は特徴的です。

右:サナエトンボ科の幼虫

【水生カメムシの仲間】

タガメ

カメムシ目コオイムシ科、大型で体は扁平、尻に短い呼吸菅があります。獲物を長い手で捕まえてとがった口で体液を吸い取ります。メスが水面上の植物の茎に卵を産み付け、これを孵化するまでオスが守っていることで有名です。最近は少なくなって群馬県内では1箇所でしか見られません。

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タイコウチ

カメムシ目タイコウチ科、名前の由来は泳ぐときに前足で太鼓を打つように左右交互に動かすことから、この名前が付いたそうです。腹の先に付いている細長いのは呼吸管。水田や川、溜池などにいます。小魚やオタマジャクシなどを捕まえて体液を吸い取ります。

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ミズカマキリ

カメムシ目タイコウチ科、姿も狩りをする細長い体型で大きなカマを持ち、カマキリと似ている。腹の先に付いている細長いのは呼吸管で、体長と同じくらい。水田や川、溜池います。オタマジャクシ・小魚などを捕えて体液を吸い取ります。

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マツモムシ

カメムシ目マツモムシ科、複眼が大きく頭は短いです。刺されるととても痛いです。その口で魚などの血を吸います。背中を下にして泳ぐのが特徴です。
ナベブタムシ

カメムシ目ナベブタムシ科、水の綺麗な渓流などの砂の中にいて、夜になると活動します。他の水生昆虫の体液などを吸って育ちます。成虫になっても水中に溶け込んだ酸素を取ることができるので一生を水の中で暮らしています。
アメンボ

カメムシ目アメンボ科、長い足の先は細かい毛があって表面張力で水面に浮いてスイスイ泳いでいます。

【ハエの仲間】

ガガンボの一種

ハエ目ガガンボ科の幼虫です。上流から下流まで生息しています。大あごが鋭く咬まれると痛いそうです。

● その他(9種)

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プラナリア

 きれいな川に住む扁形動物です。ヒルと間違えやすいですが頭が三角形で二つの目のようなものがあります。ナイフでいくつに切っても死なないで、その数だけ増えてきます。
カワニナ

 腹足綱カワニナ科の巻貝です。淡水にすんで落ち葉や藻類、デトリタスなどを食べています。卵胎生でメスは小貝を生みます。 貝の表面が黒いのは鉄分が沈着したからだそうで本当は褐色なのだとか。

 ゲンジボタルの餌としても有名ですが、最近は水路が整備され生息数が減ってきています。土があってカワニナがたくさん住んでいると蛍も増えるのですが・・・。
ヒメタニシ

腹足綱タニシ科の巻貝です。あまり綺麗ではない淡水にすんで藻類などを食べていますが、水の浄化作用もあるようです。卵胎生でメスは小貝を生みます。タニシは食用でしたが、このタニシは小さいので食べるところが少ないです。
モクズガニ

 モクズガニ(藻屑蟹:ツガネ)は、日本全土に分布しています。河口域から河川の上流まで、淡水、海水のどちらにも住むことが出来ます。

  甲羅は円形に近い楕円形で、色は茶色で、ハサミに短い毛が密集しているのが特徴です。

 
サワガニ

サワガニ科サワガニ属、河川上流域の水の綺麗な砂や礫の多いところに棲みます。餌は雑食性で一生を淡水で暮らし脱皮によって大きくなっていきます。雌が腹のなかに数十個の卵を抱いてそこで孵化させます。孵化した時点でカニの姿まで成長しています。食用として珍重されますが、特に寒の頃に砂礫の中で冬眠しているサワガニを捕って唐揚げなどにして食べると美味しいです。
ツチガエル

アカガエル科、体長5cm前後のカエルで水辺からあまり離れずに暮らしています。灰褐色の背中に多数の突起があって、腹側はかなり白っぽい褐色でイボガエルとも呼ばれています。平地に多いヌマガガエルと似ているようですがヌマガエルの腹は白くなくイボも大きいようです。

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カジカガエル

 アオガエル科、渓流や河原に生息して美しい声で鳴きます。体は扁平で短く頭の幅と長さは同じくらい。指先に大きな吸盤があります。石灰岩の多い川で取った写真なので体色が白っぽくなっています。
イモリ

 比較的綺麗な水でワンドやため池などの止水域に住みます。葦の根本や石の間などに潜んでいて小動物を食べます。腹の部分が赤く黒のまだら模様があって気持ちが悪いです。子供の頃魚を手探りで取っていて何度か掴んでしまい悲鳴を上げたことを憶えています。
マシジミ

シジミガイ科の小型の二枚貝。
河川の砂礫地に棲みます。殻の高さがヤマトシジミより低く、光沢がにぶいようです。
幼貝(この写真)は黄色で成長するにしたがって黒くなります。

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