木の製品が出来るまで


※製材業が盛んな甘楽富岡地域
富岡行政事務所管内では、木材業者が全県の約12%、製材業者が約20%、素材生産量が約15%となっています。特に製材工場における国産材の消費量が42%と突出し、国産材を使用した製材業が盛んな地域だと言うことが出来ます。
木材の製造工程は、原木の伐採・運搬・販売の素材生産、丸太の皮剥き・木取り・乾燥などの製材、木材の切断・かんな掛け・穴あけ・仕口加工などの木工やプレカットなどの工程があります。これを簡単に写真で見ていきましょう。
素材生産(伐採・集材・玉切り・運搬・素材市場)

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伐採

樹木(立木)を切り倒し(伐倒)、枝を払って(枝払い)、使用する長さに伐り(玉切り)ます。
高性能林業機械を使用する場合は、切り倒した木を枝を付けたまま作業する場所まで出します(全幹集材)。

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集材(高性能林業機械)

伐採した木を機械の力でつり上げ・引っ張り出します。左の写真はタワーヤーダという高性能林業機械で、自走でき設置も容易な集材用機械です。

(南牧村森林組合)

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集材(架線集材)

伐採した木を架線を張った集材機械で引っ張り出します。左の写真は固定式の架線集材です。

(甘楽町・素材生産業者)

 

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枝払い・玉切り・集積

集めてきた木材を、枝を落として(枝払い)必要な長さに切って(玉切り)、太さ別に積み上げ(集積)ます。

(下仁田町森林組合)

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搬出

玉伐った丸太を集積場(山土場)にまで搬出します。
左の写真は、積み込みにグラップルという機械を使ってフォワーダという搬出用の高性能林業機械で搬出している様子です。

(下仁田町森林組合)

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運搬

搬出した丸太をトラックに積んで素材市場まで運搬します。
写真は、架線集材・プロセッサー(高性能林業機械による枝払い・玉切り)・トラック運搬を一箇所で作業しているものです。

(南牧村森林組合・素材生産業者)

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素材市場

集めてきた丸太を、径の太さごと、材の長さごとに選別して、丸太の山をつくって競り市にかけます。
画面左から右に伸びているのはコンピュータで自動的に木の太さと長さ別に分けていく自動選別機です。

(下仁田森林組合、石渕貯木場)

 

製材・乾燥・加工(プレカット)

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製材機(帯鋸盤)

原木を切って柱や板などの製材品に加工します。エンドレスの帯鋸が回転して丸太を切断します。写真はシングルバンドの機体と送材車の装置です。製材機は製材工場のもっとも重要な機械です。

 

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製材機(ツインソー)

帯鋸盤ですが、ローラー式の自動送材とバンドソーが2つあるツインバンド式の製材機です。

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簡易製材機

山にある原木をその場で直接製材できる移動式の製材機です。電動式とエンジン駆動式があります。

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乾燥機

製材した木材は水分をたくさん含んでいると曲がったりねじれたりして建物などにゆがみが出てしまいます。野積みして自然の力で乾燥することも可能ですが時間がかかるので、温度を与えたり風を当てたりして機械乾燥を行います。

(下仁田木材協同組合)

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乾燥工場

乾燥した木材は微妙に曲がったりしています。再度、自動かんなやモルダーという機械で削り直して製品を仕上げます。

(下仁田木材協同組合)

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製品市場

製材工場で生産された製品は製材品の市場で競り売りをされたり、直接大工・工務店に出荷されます。

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防腐工場

製材された木材を加工して、腐らないようにするため高圧で薬剤を注入し加工する工場です。

(下仁田町森林組合)

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プレカット工場

以前は大工さんが手で柱や桁・梁などの仕口や継ぎ手を加工していましたが、最近はコンピュータで自動的に機械加工を行うようになってきました。利点として精度・品質の向上、工期の短縮、コストダウンが進みました。

(富岡製材協同組合・富岡プレカット)


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