●チェーン才イルの世界動向
チェンソー用のチェーンオイルは循環使用が不可能な構造であり、オイルタン
クより連続的に供給されたチェンオイルは使用場所の地表に放出されます。
その殆どは時間と共に地中に浸透しその場合鉱物系チェーンオイルは土壌
汚染を起す恐れがあるとの理由で、欧州では生分解性チエンオイルの使用を
推奨しており、中には鉱物系チエーンオイルの使用を10数年前に全面禁止し
た国(オ一ストリア)もあります。ドイツでも、国有林では植物性チェーンオイル
の使用を義務化しています。
●生分解性チェーンオイルの動向 生分解性オイルには植物油系と合成油系がありますが、生分解性オイル は地中に浸透すると自然界に存在する微生物(バクテリア)によって分解さ れ、土と一体化してしまうので自然環境を損なうことはありません。 生分解性チェーン才イルは一般的に菜種油を使用しておりますが、菜種油は 国際相場品であるので、豊作、不作で価格が大幅に変動し、更に価格も鉱 物油と比較して2倍程高い為に、現実は安全性及び非環境汚染性を理解さ れても、価格面がネックとなり完全移行が因難であることが各因共通の悩み のようです。 しかし安全性と環境汚染対策は絶対に避けては通れない重大な間題であ ることには変わりなく日本でも環境庁をはじめ各関係省庁も調査を開始し ており、近い将来我が国の規制方針が示されることになっています。 |
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●スチール社植物性チェンオイル《バイオプラス》の特徴
@地球環境に優しい
地中に浸透すると自然界に存在する微生物(バクテリア)によって分解され、
土と一体化してしまうので自然環境を損なうことがない。
スチール社の植物性チェンオイル“バイオプラス”の成分は99%が菜種油の為、
僅か21日間(3週間)で成分の93.8%が土中に生分解する。
A粘度指数が高い
温度による粘度変化が非常に少なく一種類のチェーンオイルでフルシーズンを通
じて使用できる。冬季厳寒の北海道紋別で粘性性能確認済み。
〈夜間外に放置して置いたバイオプラスが、早朝→氷点下−15.8℃でもサラサラであった)
B引火点
引火性が少ないので、火災発生の危険度が低く、安全性が高い。
C潤滑性が良い
昔レーシングオイルとして使用されていた実績があるほど、潤滑性能に優れ、
チェーンとガイドバーの摩耗を防ぐ効果が大きい。エコロジー賞
D最高品質の証、「ブルーエンジェル」受賞(1988年)
ブルーエンジェルの認証マークは優れた生分解率を持つ製品に対して、
「ドイツ環境保護庁」が認定する。ブルーエンジェルマーク付のスチールバイオプラスは
「環境保全対応の製品である事」を公に情報として消費者に示すものである。