経木の出来上がるまで
経木はつい最近までもっともポプュラーな包装材でした。
最近は化学の製品が安くて便利なので多用されるようになりましたが、
昔ながらの天然、安全な食品包装用品としての価値は大変高く、

これで食品(おにぎり等)を包めば、湿度が適度に保たれますので、
開いた時に松の良い香りとともに、食品も自然な姿を保っています。
食中毒を起こす黄色ブドウ球菌に対する殺菌作用もあるようです。

山から切り出してきた丸太が
土場に山になっているところです。
大体直径30cm位です。
長いままでは利用できませんので、
このように短く切ります。
松の丸太です。
端や節のある箇所は抜きます。
このバンドソーで
四角く整形します。
四角く整形したものを
更にこの特殊カンナで
表面を綺麗に削ります。
整形した材です。
@サイズ 4寸(長さ 約42cm 幅 約12cm)
Aサイズ 5寸(長さ 約51cm 幅 約15cm)

お分けできるそうですので、お問い合わせください。
約40枚を最小単位として出せるそうです。
通常は1000枚位を単位として卸していて、
高級料亭で多く使われているそうです。


製作 山本経木製作所

直接お問い合わせ先【前橋市大胡町 027-283-7242】
弊社お問い合わせフォーム
経木を作る機械です。
鰹節を削る道具の大きなようなもの
・・・仕組みはカンナと同じです。
写真の真ん中の部分に整形した
四角い木を置いて、左右に動かします。
下面に刃が付いていて薄く削られます。
削られたものが下から出てきて重なりますので、
それを集めます。
集めて積んだものが後ろに見えます。
削り終わったばかりのものです。
まだ瑞々しいです。
それを左に見える
丸い容器の中にいれます。
丸い容器の中に並べているところ。
これは遠心分離機のようなもので、
出来立ての経木の水分を絞ります。
絞ったものを干して
更に乾燥させます。
出来上がった製品が
梱包されて置いてあります。


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