最新のチェンソーは昔の大きなチェンソーから見ますと、
進化とともに大分小さくなってきました。

確かに改良が進んで小型で良く出来ていますが、
大変コンパクトに部品が収まっていますので、
分解するのにかなり苦労します。
つまりこれも故障の要因の一つになっているのではと思います。
また最近は軽量が求められていますので、
樹脂部品が多用されていて、これもさらに故障の要因となっているように思います。

昔のチェンソーは金属製で重かったのですが、
エンジン故障というよりも周辺の部品の破損や劣化が
多かったように思います。
最近の進化したチェンソーはコンピューター制御も入ってきて、
複雑化してきています、
そして軽量化の影響もありエンジンのトラブルが増えたように思います。

また排ガス規制による排気ガス浄化の影響で、
綺麗な燃焼を目指すのが主目的になっていて、
好調に使えるがどうかは二の次になっているような気もします。

キャブレターはかなり複雑化していて、一旦悪くなったキャブは
分解掃除しても、内部部品を交換しても、
良くならない場合がほとんどです。

同じキャブを何回も分解して、また組み上げて試運転をするのですが、
結局良くならずキャブレター交換という処置になってしまいます。
最近は懲りて一度分解して良くならないとキャブ交換をするようになってしまいました。