「IM(インスタントメッセージ)」(雑想記その13)
僕がIM(インスタントメッセージ)を使いはじめたのは去年の初め頃だったろうか…
ここを見ている方なら多分、殆どの方が知っていると思うけど、IMを知らない方のために説明すると…IM(Instant Massage)
…登録されたユーザー間で、お互いにメッセージを交換するサービス。機能としてはチャットとメールの中間に位置するが、相手が現在サービスに接続中かどうかが表示されるため、接続中の相手であればリアルタイムに会話することやファイルの送受信を行うことが出来る。
ICQを筆頭にAIM(AOL Instant Messenger)やMSN MassengerやYahoo!ページャーなど、様々なIM用ソフトウェアがある。使っている方ならこの便利さが分かることでしょう。登録してあればリアルタイムで声を掛けられるのですから。IMはブラウザ、メーラーと並ぶ3種の神器とも言えるかも知れません。
しかしこの裏側、企業同士の何か色々きな臭いものがあるようで…
(以下、某誌から引用)
インターネットを通じて個人がリアルタイムにメッセージ交換をするインスタントメッセージ(IM)を巡り、アメリカオンライン(AOL)とマイクロソフトの競争が激しさを増してきた。最大手のAOLが提供するIMサービス「AOL Instant Messenger(AIM)」の登録人数は4000万人、買収した米ICQの登録者数3000万人を加えると、登録者数7000万人を超える巨大なユーザー数を抱える。これに対してマイクロソフトが「MSN Messenger」と言うサービスを開始、AOLに挑戦したのである。
しかも、単に新サービスを始めただけでなく、マイクロソフトがAIMのユーザーとメッセージを交換できる機能を追加した。これに対し、AOLは「無断でシステムを利用している」と反発、MSN MessengerからAIM側にメッセージを送れないようサービスを遮断したことで問題が複雑化した。(中略)
IMが注目されているのは新しいコミュニケーションとして成長するのが確実だからだ。IM専用ソフトは無料で配布されているため、ソフトそのものは収益現にならないが、画面上に広告を表示したり、自社のポータルサイトにユーザーを呼び込むための強力なツールになる。ここにAOLやマイクロソフトは目を付けたのだ。
企業同士が争うのは別に悪くはないと思うんだけど…ユーザーにとって使いにくいシステムになるのが一番の心配と言うところかな。最悪の場合…有料なんて事にもなりかねないし(…とは言え有料にするとユーザーが一気に離れてしまうのでまずないでしょう。企業にとってユーザーがいなくなるのが、いちばん困るでしょうから。)
使うのも人間なら、作るのも人間、運営するのも人間と言う事かな…