5月に小野塚組(新山荘建築を担当)に、診断・工事見積りを依頼したところ、外壁はともかく、屋根は補強する必要があるとのこと。 3mを越える積雪の重圧と融雪時の巨大雪塊落下時の「ずり」が20シーズン以上繰り返され、屋根材の「かしめ」が潰れたことに依るもで、放っておけば腐食が雨漏りにつながるものと思われますとのことでした。

工法は、現在の屋根の上に防水・防湿シートをかぶせ、その上に厚めのガルバ鋼板の長尺瓦を載せるもので、工事が天候に左右されず廃棄物も出ないとのこと。当初の税抜き89万円を85万円に出精値引きしてくれました。

着工は、学生の皆さんの小屋番が終わってまもない9/4。屋根の葺き替え工事、併せてOB有志10名による山荘内外の塗装(9/10〜9/15)を無事終了し、薪入れ初日の10/26に検収・引き渡しとなりました。

    改修工事
(2000.09〜10)