高橋さんの近況
高橋さんの近況や数十年進めてこられたカナダの自然保護活動の一部、ムラサキツバメのカナダ西部での繁殖にどれだけ力を注いで来たか、その一部の写真で理解していただけるとありがたいです。
これら写真の中の、新しい巣は、木材を慎重に選びながら、材種、木質、材の切り取り方など、木材の寿命を最大にする木材を使って、高橋さんの手によって設計製作されたものです。
1.高橋さんの今
ヴァンクーバー近くのコキットラム市にお住まいです。春には、前庭でウタスズメが唄い、雪山も遥かに見ることが出来ます。これは、米国のMt.Bakerでしょうか?
高橋さんは今93歳ですが、御家族と共にお元気に日々を過ごしながら、数十年続けた自然保護のお仕事を後輩に引き継ごうと頑張っておられます。
更に最近の近況を送っていただきました。「以前のような活発な活動はできませんが、余った時間を木工、水彩画そして最近始めた焼き鏝絵等の趣味に時間を費やしています。“クウガーの親子”は、最近の作品です。クウガーは、オオカミより大きい猛獣で、カナダ北部に生息していますが、最近激減しています。


クウガーの親子(Cougar Family)
2.ムラサキツバメの巣箱設置と保存作業

海の入り江の沖に立つ古い木柱に1999年に巣箱を取り
付けた。これがムラサキツバメ巣箱の第一号。今も大きな
効果を発揮している。

第1号巣箱の掃除は、毎年行っている。

巣箱取付中の高橋さん

2024年に新設計した三角型巣枠

1999年に取り付けた巣場所の現状、巣箱保存は大切な仕事

昨年、設計試作したメンフクロウの巣箱、取付後、数日で着巣。