オグナほたか;山岳部OB会スキー合宿
2月8日から三日間、片品村花咲温泉のオグナほたかスキー場に出かけた。毎年恒例の山岳部OB会のスキー合宿で宿の山喜荘に8人が集合した。
左から、中林、山田、木村、布河谷、桜井、望月、相川、永倉、の各氏
宿の送迎車でスキー場1時着。小雪のなか頂上、第4ゲレンデを中心にアザリアの休憩をはさみ4時半まで滑った。
リフトはペアのみでクァッドはない、蔵王・マウントジーンズでスピーディに慣れた身にはのんびり過ぎる、でもスーパーシニアには身の丈にあっているのかもしれない。
宿の澄んだ懸け流しの湯は快適。湯上り後は部屋飲み、久し振りの再会でしばしワイワイ。
その後の夕食が楽しみ。若女将とおばあちゃんの料理は抜群。メニューは手作り刺身蒟蒻、三年成熟ニジマス「ギンヒカリ」の刺身、自然薯、鶏肉・野菜煮付け、猪鍋などに地酒1升瓶がサービス。ジビエ手作り料理を堪能、来年もと思わせるこの宿のもてなしは素晴らしい。
食後は部屋で望月さんのヨーロッパ・アルプス・トレッキング、山田持参のスキーマニュアルDVDを観ながら飲んで語って11時過ぎまで。良い時間が過ぎていった。
二日目は相川さんが朝帰宅。布河谷さんは宿で温泉三昧。雪が舞っているなか8時半宿発。10時半の休憩と昼食、午後の休憩をアザリアでとって各自思い思いにたっぷり滑った。
櫻井さんは午前中でおしまい。
午後の休憩に中林さんが来ない、スマホを見るとなんと彼から4回もTELが入っていた。
連絡を取ると非圧雪コブ斜面でスキーが外れ見つからないという。救援に駆けつけたが、非圧雪・コブの急斜面の中央下に彼がいた。この斜面を下るのは全員無理、トラバースを滑って下から登ることにした。深雪で登りは大苦戦、しばし奮闘中、彼からスキーが見つかったと合図、よかった〜。最初の電話からすると50分ほど潜ったスキーを探していたことになる、予想外の離れたところに埋まっていたという。
ウィスラーの情報では新雪で外れて埋まったスキーを探すリボンがある。スキーにリボンを結び、端を自分で持つ、リボンを手繰ると外れたスキーが簡単に見つかる。まもなくウィスラーに出かける、どんなものか調べてみよう。
4時半PUで宿まで、風呂・部屋飲みの後夕食、メニューはスモーク鴨肉、鹿肉、手作り蒟蒻煮付け、具沢山の海鮮鍋、白菜漬物、おばあちゃんのすいとん。徳利4本サービス、追加の熱燗数本含めてこの晩も大満足の晩餐だった。
白菜漬けも旨かった
具たっぷりの海鮮鍋
おばあちゃんのすいとん
部屋で残りのスキーマニュアルDVD鑑賞の後は、望月さん発案でOB会山荘管理維持の今後に関して侃侃諤諤。議論は提案書にまとめて関係者に発信することにした。
武尊牧場スキー場
OB会最終日は晴れだが強風。オグナほたかは全リフト運休、レストランで運転開始を待っていると、ここの責任者らしい男性から武尊牧場のリフトは動いていると情報をいただいた。宿に連絡して武尊牧場まで送ってもらい10時着。
リフト券は共通だが牧場用に変更が必要、スノーボード競技があって撤収のため滑降できるのは柳沢コースのみとのこと。
チケット売り場前の第1ロマンスリフトに乗り滑り降りて932mと長い第5ロマンスリフトで柳沢コースに向かう。薄いガスなか様子の分からない急斜面の滑り出しを慎重に下る、後は分かり易い、途中28度の斜面がある約1qは楽しめた。
何回目かに中林さんと一緒にペアリフトに乗った、彼のスキー先端が雪にかかって外れた。”ストップ”と叫んだがそのまま運行。彼はリフトで下るという、上に着いたら、間もなく外れたスキーが来るという。ストップしなかったわけだ、CS十分。
風・ガスを気にしながらまあまあのコンディションのなか12時前まで滑り、昼食。
左手の長いリフトで登り、右手を巻いて滑る
オグナ運休でエスケープしてきた皆さんでレストランは大混雑。食券に並び、配膳で並び天麩羅うどんにあり付けるまで30分ほど。
宿に戻り、一風呂浴びて帰宅の途に就いた。
旨い料理と良く飲み語った楽しい三日間だった。
2017年2月 山田 和夫記