芳ヶ平スキー 報告
54Edu 萩原
3/26(火)
8時40分チャツボミゴケ公園近くの田代原遊歩道ルートから一人で入山。林道ゲート手前に車を止める。先週下見に来たときの雪はすっかり消えていた。「芳ヶ平・大平湿原登山口」の大きな柱がある登山道の始点まで林道歩き40分ほどかかった。
登山口からシールで登る。雪はあるが、草津の噴火の際の登山灰が乗っていた。登りには支障がないが、下りは苦戦しそうである。
昨年5月に中林さん相川さんと下見しているので迷うことなく登り、途中から平兵衛池に直接つきあげる。ボードの物と思われるシュプールが残っていた。
林の中を歩き、大平湿原に11:00頃に着く。好天で気温が上がり、暑い。
沢をわたり、草津からのルートと合流し、12時00分ヒュッテに着く。声をかけようとしたが、扉が開かないのでそのまま登りに行くことにする。
正面に見える尾根を登り、標高1900m位のところで疲れたので滑降する。登り1時間、下り5分だった。雪質は春のザラメ雪で快適。下ったところで大休止して、15:30分頃ヒュッテに入る。いつものように犬共々大歓迎された。
早速シャワーを浴びて、17:30の夕食までのんびり過ごす。夕食は煮込みハンバーグがメインだが、ほかの料理も手間がかかっているし、味もよい。火山の噴火のためロープウェイが使えず、毎週、雪の中を買い出しに行ってくるそうである。食前のビール、食後のコーヒーとともに感謝して味わった。
食後、ヒュッテの主人と少し話し、18時30分には部屋に入る。部屋は静かで暖かく、時間は早いがたっぷり休めそうでうれしい。
3/27(水)
6時00分には目を覚まし、7時00分の朝食まで身支度をする。今日も快晴無風の好天である。
朝食を済まし、8:00不要な荷物を預かってもらい昨日のトレースをたどる。斜面が堅いのでクトーをつけて登る。尾根に登ると、山田峠付近を除雪している。今年も通行できそうでよかった。ルートが開通したら志賀高原に行こうと思う。
尾根を登り、9:45には池の塔山に着く。北アルプスがよく見えた。
ヒュッテで頂いたオレンジを味わい、10時10分滑降開始、快適なザラメ雪を滑り、10時30分にはヒュッテに戻る。渋峠からのツアー客が立ち寄っていた。引率数人と小学生20人くらいのグループだった。毎年来るそうである。途中雪が切れているところがあるので気をつけるよういわれていた。
水を1杯ごちそうになり、荷物をザックに詰めて見送られながら大平湿原を目指す。登りルートには目印があった。大平湿原まで快適に滑り、夏道通りにやや登り、また滑り、平兵衛池を確認したところ辺りまでは快適だったが、穴地獄の頭からは、雪解けも進み、火山灰に覆われた雪で滑らなくなった。
しばらく悪戦苦闘、ついにスキーを脱ぎ、ザックに縛り付けてつぼ足で下る。登山口まで30分以上かかった。
そこから林道をさらに2キロほど歩いて、13:10分にゲートに戻った。
帰り道は、品木ダムを通り六合村に出て「赤岩温泉」で昼(行動食)と入浴(¥400)。1時間近く昼寝をして帰った。