三月入荘報告

期日 2018315()16()17()

メンバー 中林正浩(40E)  萩原明弘(54Edu)

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 昨年は鉄橋下で河川工事をしていたが、それも終了して今年は土樽橋から入る。

 快晴の中、道路脇の駐車スペースに車を止めて歩き出すと高速道路の下、鉄橋の下は雪がとけて路面が出ており、都合3回スキーを脱ぎ履きする。積雪量は昨年より大分少なく、T字路から先の杉林の中の道は杉の葉がかなり落ちていた。

 1月以上先の陽気の中、それでも途切れることなく続いており、暑さとたたかいながら歩いているとゲートの大分手前でスノーモビルが2台上がってきた。地元の人が遊びに来たらしい。けたたましく走り去った後だが、歩きやすくなった。

 山荘に着くと、庭の雪は約160cmほどで大分少ない。屋根の雪は谷側はすっかりとけ落ち、山側は3分の1程度である。

 小屋の中に入り昼食を済まし、仙の倉谷方面へ散策に出かける。スノーモビルの走行跡をたどって左岸を行くと、やがて川が狭まりスノーブリッジの上を渡れるかとの期待に反してすっかり雪はとけていた。ノボリカケ沢出合の対岸ではスノーモビルが走り回っている。

 そのまま、左岸をシールを貼ったまま下り山荘に戻る。

 ストーブで温まりながら、夕食を摂り、早めに床につく。

 

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 夜中に、薪を補充しながら、暖かな2階でぐっすり眠り、起きてみると、小雨である。ゴアの雨具で長ツル尾根を登る。ガスの中、途中で雪に変わる。

 途中、熊らしき足跡もあり、小雪の中をひたすら登り、約4時間で11:35山頂に着く。

 相変わらずの天候の中を、なんとか滑り降り、13:30頃山荘に戻る。時刻は早いが、ストーブで温まりながら、濡れ物を乾かし宴会モードになり、今夜も早く寝る。

 

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 うっすらと積もった雪の中、毛渡沢方面へ向かって歩いていると、小雪から曇りになり、やがて青空が見えるようになってきた。

 しばらくは、左岸を遡り、やがてスノーブリッジを右岸にわたる。大笹台の大分手前であるが、引き返すことにする。下りは快調に滑り降り、12時前には戻った。空は一昨日のように青くなってきた。

 お湯を沸かし、カップうどんの昼食を済ませ、戸締まりして山荘を出る。西ゼンを下りてきた2パーティー、万太郎山から来た1パーティーと話をしながら下る。土曜日のためか駐車スペースには5台の車が止まっていた。 (萩原)