日程:2017318() 〜 19日(日)

場所:山荘、長ツル尾根

メンバー:中林(40E)、萩原(54Edu)、相川(49S)

 

318() 晴れ

土樽(9:00)―(11:00)山荘(12:40)―(14:00)仙ノ倉谷出会い―(14:45)平標沢出会い(15:00)―(15:45)山荘

 

恒例のお彼岸入荘に出かけた。良い天気である。昨年は記録的な少雪で残念だったが、今年はどうだろう。

8:30に剣持で鍵を預かり、毛渡沢の林道へ向かう。土樽部落の様子から、昨年のような異常少雪ではないようで安心する。上越線鉄橋下で雪捨て場の整備か、工事が始まっていて、関越道の橋下まで除雪してある。すでに、4台の車が駐車してある。他県ナンバーなので登山者の車なのだろう。ここに駐車し、スキーを付けて林道に入る。上越線の鉄橋下の林道もすっかり雪で埋まっており、連年よりも雪が多い。電通大山荘跡の先にある大滑沢も、渡るのに苦労する年もあるが、今年は心配ない。

先行パーティーのトレースもあり二時間で山荘に着く。北側の屋根はもちろん南側も雪で埋まっていて、玄関横のメジャーも3m近くを示している。トイレは完全に雪の下だったので、掘り出すことはあきらめた。流しの飲料水は問題なく使え、水漏れも無かった。

 

  

入荘南側                             山荘北側

 

  

玄関も雪の下                    二階から入り玄関を開ける

 

ビールで入荘を祝し、一休みしてから仙ノ倉谷に向かう。例年なら渡渉に苦労するノボリカケ沢出会いのS字カーブもしっかりスノーブリッジが架かっていて、難なく右岸に渡れる。途中、スキーやスノボーで下る三パーティーに出会う。西ゼンを滑ってきたとのこと。天気に恵まれ、春山を満喫してきたようだ。

二時間で平標沢出会いに到着。一休みし、山荘まで、快適な春の雪を楽しんだ。

 

 

 

318()  雪

山荘(7:20)―(8:20)第一展望台―(9:15)第二展望台―(10:451350m地点―(12:25)稜線―(12:45)日白山頂(13:00)―(14:35)山荘(16:15)―(16:55)土樽

 

今日は生憎の天気。雪が舞い始める中、長ツル尾根から日白山を目指す。積雪は十分だが、天候と視界に悩まされる。幸いなことに風が少なく、気温もさほど低くはない。

第一、第二展望台を過ぎ、二時間半で難所である馬の背に着く。

 

   

長ツル尾根の登行         ガスの中、馬の背を行く

 

ますます天候は悪くなり、吹雪の中、日白山頂を目指して深雪を進む。

山荘を出発してから5時間半で山頂着。ここまでくると風が強く、気温も低い。久しぶりの山頂を楽しむ余裕はなく、早々にシールを外して下ることにする。

 

   

まもなく稜線                            日白頂上

 

楽しいはずの滑降も、深雪かつ湿雪に悩まされながら下った。展望台付近は雪の状態が落ち着き、スキーを楽しめたが、尾根の下部では雨含みの雪となり、滑り難かった。下りは、山荘まで1時間半の行程だった。

掃除、戸締りを確認し、16:15に退荘した。

玄関ドアの下部が床と擦れ、完全に閉まらず、鍵がかからない。内側から強引にドアを閉め、施錠して、二階のドアから最終退荘した。補修が必要である。

 

  

    

退荘時の山荘 煙突健在                   万太郎を望む(18日)

 

群大仙ノ倉山荘−日白山往復 (赤→緑→青

注意個所

1.標高1200m付近の馬の背手前の急登は、左に斜登行し尾根に出る。

1.標高1270m付近の馬の背:ナイフリッジ。下山時に南下する尾根に入りやすい。

2.標高1400m付近の急登:登りは左に斜登行し尾根に出る。下山時に南下する尾根に入りやすい。

3.稜線との分岐点:下山時に稜線との分岐が分かりにくい。