芳ヶ平スキー山行

日程:2016327() 〜 28日(月)

場所:芳ヶ平〜渋峠〜池の塔山

メンバー:中林(40E)、相川(49S)

 

327()  曇り時々晴れ

高崎6:20 7:00群馬総社 − 8:45草津天狗山スキー場 − 940登山口 − 10:25蟻の塔渡り − 12:15大平湿原分岐 − 13:30芳ヶ平ヒュッテ

 

三年目となる芳ヶ平ヒュッテをベースにした山スキーに出かけた。天狗山スキーパトロールに登山届を提出し出発。雪が少なく、登山口からしばらくはスキーを担ぐ。天気が心配されたが、時々晴れ間ものぞき春山の暖かさも味わえる。右手に見える、昨年下山に使った大平台湿原ルートは熊笹に覆われ、スキーを楽しむことはできないようだ。

芳ヶ平ヒュッテの手前で女性の単独行に追いつく。今夜はヒュッテ泊とのこと。登山口から4時間で到着。ヒュッテ前には大型のスノーモビルが数台並んでいて驚かされる。芳ヶ平ヒュッテで、深雪でも操作可能なスノーモビルを購入するために、渋峠からデモンストレーションに来ているとのこと。

30分ほど休憩し、草津白根の手前の通称“矢島ゲレンデ”に足慣らしに出かける。ヒュッテの常連客である矢島さんという方が、いつもこの斜面を滑ってから下山したので、“矢島ゲレンデ”と命名したとのことである。寒暖差のために表面が固いモナカ状の雪質になり、なかなか手ごわい斜面だった。

夕食まではワインを楽しんだ。ストーブの温もりとランプに照らされたムーディーな雰囲気で、ワインはこの上なく美味であった。隣のテーブルは戸隠からきた女性8人のツアーガイドのパーティで、彼女らもお酒がすすみ賑やかだった。

 

 

                      

草津白根北東面のガス発生地帯     

 

 

   

草津 → 芳ヶ平ヒュッテ → 矢島ゲレンデ(ヒュッテの南西) → 芳ヶ平ヒュッテ(赤→青ルート)

 

 

328()  曇りのち雨

8:30芳ヶ平ヒュッテ − 9:20ダマシ平 − 10:10渋峠 − 10:40池の塔山11:00 − 11:30芳ヶ平ヒュッテ12:10 − 13:20登山口 − 13:40駐車場

 

昨夜は星空で、天気の回復が期待されたが、徐々に悪化の予報である。

芳ヶ平ヒュッテから夏道を渋峠に上り、池の塔山まで足を延ばし、ここから芳ヶ平に滑り込んだ。生憎、北アルプスは姿を現さなかったが、下降コースの視界は良好で、春山を堪能できた。

ヒュッテで休憩をとり、草津スキー場まで下った。スキー場に着いた頃に雨が降り出し、悪天には悩まされない幸運な山行だった。

 

芳ヶ平ヒュッテの朝 白根の上に月が残る

 

 

   

中林(池の塔山)                         相川(池の塔山)                                     

 

 

   

芳ヶ平ヒュッテ → 渋峠 → 池の塔山 → 芳ヶ平ヒュッテ → 草津 (赤→青ルート)