御座山

日程:2015825()  曇り

場所:御座山(2112m)

メンバー:中林(40E)、萩原(54Edu)、相川(49S)

 

松井田5:00 – 7:20南相木村 唐沢口 駐車場7:30 – 8:15不動の滝 – 9:20手前のピーク(2040m)- 9:55御座山10:45 – 11:45不動の滝 – 12:20駐車場 – 15:00松井田

 

台風15号と16号が日本列島に接近する中、信州の南佐久にある御座山に出かけた。30年前の日航ジャンボ機墜落事故のあった御巣鷹山の西に位置し、「佐久の幽巒(ゆうらん:奥深い山)」として静寂な山を愛する人たちに登られてきた西上州の最高峰である。

松井田から下仁田に抜け、南牧村、ぶどう峠と進む山岳道路を利用した。ぶどう峠を越えると道路も整備され、山あいではあるが、垢抜けた部落の北南牧村に出た。曇り空ではあるが、今のところ雨の心配はないようだ。

御座山を北東の尾根から登る長者の森ルート(地形図にはない)がメインのようだが、最短コースの唐沢ルートを行く。駐車場には車が一台。二人ずれだが、登る気配がない。

歩き始めて45分で不動の滝に着く。水量は多くはないが、登山道の前に突然立ちはだかる20mほどの滝で、顔を洗いひと休みするには格好の場所である。登山道は整備されていて歩き易い。この登山道、キノコが多い。ナメコらしいものもあるが、怪しそうなものも多い。鎖場を過ぎると、2040mピークに出て、御座山本峰も近い。避難小屋を過ぎ、岩稜を詰めるとピークに到着した。2000mを超える山であるが、森林限界の下にある山域である。時々、晴れ間も見え、眼下には北相木村の集落が見える。二週間前に追悼式のあった御巣鷹山は雲の中である。

北面の白岩ルートから登ってきた女性の単独行が到着。小倉さんとおっしゃり、栃木からの来訪とのこと。小倉アンパンを持参し御座山の頂上で食する、「オグラ」三重連のお嬢さんであった。栃木の山は登り終え、群馬の山に足を延ばし始めたとのことだったので、群大仙の倉山荘の宣伝をして別れた。

下山は、整備された登山道のおかげで軽快だった。

メインの長者の森ルートは、5月下旬〜6月初旬にシャクナゲが美しいらしい。来年の楽しみとしよう。

 

 

不動の滝

急登を登る

 

鎖場

 

山頂

北相木村を望む

 

山頂

 

山頂