2015年スキー合宿:オグナほたかスキー場

 

 今年の山岳部OB会スキー合宿は4-6日まで片品村の「オグナほたかスキー場」。

ここの常連である近藤さんの推薦でいつもの岩鞍から変更したと幹事中林さんから案内があった。
自宅を7時過ぎに出て沼田ICから吹上の滝先でチェーンを着け宿の山喜荘11時着。参加者は近藤さんご夫婦含め12人。
 ビールで再開を祝し昼食、1時に宿のマイクロバスでスキー場まで。3日券7020円を購入してスタンバイ。ご夫妻以外ここは皆初めて、近藤さんには初参加で初心者の木村さんの指導をお願いして、奥様にゲレンデ案内かねて先導してもらった。ベテランスキーヤーの彼女は的確に初心者・中級者コースを案内してくれる。天気も雪質も上々、第7リフトを下りたところから東に白根・皇海山がきれいに見渡せた。岩鞍ほどの広さはないが適度な斜面も多く楽しめる。4時半の迎車バスまでたっぷりすべって宿に戻った。

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右端のほたかスカイウェイ、左上の第4ゲレンデで主にすべった


中央に白根、その右が皇海山、第7リフト下りたところから

 

 「オグナ」の意味をおかみ、おばあちゃんに聞いても日本武尊にちなんだようだと要領を得ない。手持ちのスマホで調べてみた。

童男と書き、男子の意味、また日本伝説のヤマトタケルの幼少の名とのことだ。

 宿の風呂は温泉、温めの湯にゆっくり浸かり五十肩をマッサージした。湯上り後は合宿の楽しみ、部屋飲み。下田さん持参の「谷川岳純米吟醸」、日立の「大観純米」、テネシーバーボン、ココワインなどなどで夕食まで歓談。


 食事は素晴らしかった。初日夕食の馬刺し、二日目の鴨の刺身は絶品、珍しい熊肉の煮込み、姿の良い岩魚の塩焼きはふっくら焼きあがって骨まで食べられた、めいめい鍋、すいとん汁なども旨かった。朝も塩漬けのコシアブラ、コゴミなど若おかみとおばあちゃんの手作り料理は民宿ならでは。味も量も言うこと無し。冷の「武尊の雪」が初日は宿から、二日目は近藤さんから差し入れ、これは旨かった。

 

宿の前で勢揃い、近藤ご夫妻はすでにゲレンデへ

 

賑やかに夕食、この晩は我々で貸し切り

 

 二日目は曇り時々小雪、1828mのリフト山頂からガスで視界の効かないなか滑った。

3.5qのほたかスカイウェイ、850mの第四ゲレンデで主に滑った、いずれも最後に急斜面があって練習にはちょうど良い。

お元気な櫻井さんと布河谷さんはスノウシューを背負って前武尊に向かった、成果は?

 

三日目はガスで第7リフトがしばらく休止、ロマンスコースから第4ゲレンデを滑り、第7が動き出してからほたかスカイウェイを昼までたっぷり滑り宿に戻った。

 温泉に浸かり2時出発、沼田IC近くの酒店「水芭蕉」で「武尊の雪」を買おうと尋ねたら「今は生産してない、片品の民宿で残りが飲めるだけ」と言われた。まさに幻の酒を飲んだということになる、旨さひとしおだったのが分かった。代わりに亭主お勧めの「水芭蕉」純米酒を買った、酒蔵は永井酒造。
ここでチェーンを外し高速に入った。

 

 来年もこのスキー場と宿でというのが参加者の総意だった。再会が楽しみ。

 

                                         2015年2月 40S 山田 和夫記