GW入荘と守門大岳スキー山行

日程:201353()5()

場所:仙ノ倉山荘と守門大岳

メンバー:中林(40E)、萩原(54Edu)、相川(49S)

 

5/3(金) 曇り

7:30土樽 ― 8:00剱持宅 ― 8:30日白ダム― 9:00山荘11:50 13:15小松沢(1000m地点) ― 14:15山荘

 

今年のGW入荘は中林、萩原、相川の3名である。昨晩は気温が下がり、上越は雪になったようで、関越トンネル付近の山は薄っすらと雪化粧していた。8時に剱持で鍵を預かり山荘に向かう。まだ道の両側には雪が残るが、例年のように林道は日白ダムまで除雪されている。

山荘の庭にも雪が残る。お彼岸には2mの積雪だったが、玄関の高さまで融雪がすすんでいた。北斜面貯水槽の取水口の土砂を取り除き、小屋への水は確保できた。ビールで乾杯し、ひと休みした後、小松沢へ偵察に出かける。右から沢が合流する標高900m付近で右岸に渡れた。例年5月はこの箇所で長ツル尾根側に渡ることができる。曇り空であり、さらに100m登った地点で引き返した。

14時過ぎに山荘に戻り、早々と酒宴となった。

 

 

雪化粧の関越道                  小松沢を行く(萩原、中林)

 

5/4(土) 晴れ

山荘5:10 7:24二分8:10 8:36尾根取り付き ― 10:17保久礼小屋10:40 11:18キビタキ避難小屋11:31 12:42大岳12:56 13:22キビタキ避難小屋 ― 15:27大平橋 ― 15:35二分 ― 土樽 岩の湯 ― 山荘18:00

 

三月に雪が豊富にあってもGWの頃は雪融けが進み、仙ノ倉谷で山スキーを楽しむには時期的に遅い。数年前は十分に楽しめたのだが、明らかに気候が変化してきていて春の訪れが早い。

今年は、山荘をベースに只見の守門大岳への山スキーを計画した。5時前に起床し、お茶を飲んで直ぐに出発。朝食は、小出ICをおりたところのコンビニで済ませる。自動車が入れるのは二分まで。山荘から二時間で到着した。既に、20台ほどの駐車があり、人気の山スキーコースである。大平橋を渡って直ぐ左に入り、小尾根に取り付くのだが、分かりにくい。後から来た4人パーティーに尋ねながら山スキーコースに入ることができた。ここからは雪も豊富で、V字の沢を詰めて長峰に登る。稜線を、保久礼小屋(ほっきゅうれごや)、キビタキ避難小屋と進み、大岳に立つ。曇りがちの天候だが、南東に続く稜線には守門岳が見える。稜線の北側に張り出した大きな雪庇が不気味だ。

20分ほど休み、滑降を開始。天気も回復し、大平橋までの2時間半の滑降を楽しんだ。

 

 

大岳より守門岳(中央)                1150m付近を滑る萩原

 

  

キビタキ避難小屋                    長峰より大岳

 

 

コースを振り返る (両写真とも、左:大岳 中央:守門岳)

 

小出で関越道に乗る前に山荘の発電機用ガソリンと車の燃料を補給した。土樽の岩ノ湯で今日一日の疲れを癒し、山荘着18時であった。

 

5/5(日) 快晴

山荘8:00 9:20 毛渡沢830m付近で引き返す― 10:30山荘 ― 冬囲い撤去 – 13:20退荘

 

今日も好天である。一昨年出来た林道を詰めて毛渡沢の偵察に出かけた。杉林が終わるあたりまで(距離700m)林道が延びている。この先、毛渡沢左岸を少し進んだが、右岸への渡渉点がなく引き返すことにした。昔、ブリガン滝に丸太橋があったが、どの場所かも定かではなかった。

山荘に戻り、冬囲いを撤去し退荘の用意をした。雪除け用の横板の痛みが激しく半数(10枚)程度の交換が必要である。また、煙突とストーブの補修も考えなくてはいけない。

 

天気に恵まれ、守門大岳の春スキーを楽しむことができた。

昨今の気候からすると、山荘での山スキーは4月中旬まで。GWは、山荘をベースに北方に足を延ばして山スキーを楽しむことになりそうである。

 

 

  

仙ノ倉橋から平標尾根              仙ノ倉橋にて(萩原、中林)

 

 

冬囲い撤去                    退荘

 

 

トラックデータ1 (山荘)

(赤:往路 茶:帰路)

トラックデータ2 (守門大岳)

(赤:往路−尾根取り付きから長峰までGPS不調   茶:帰路)