2012GW入荘報告

 

201252()4() 

35M布河谷(2日〜3)40E中林(2日〜4)

54Edu萩原(3日〜4)49S相川(2日〜4)

 

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布河谷、中林、相川の3名で入荘した。曇り。今にも降り出しそうな天気である。土樽にも雪が残り、今冬の雪の多さを物語っている。林道は日白ダムまで除雪してある。毛渡沢、仙ノ倉谷、小松沢の水量は非常に多く、激しい勢いで流れている。

雪どけのお陰で、山荘の水場は復活していたが、秋になったら枯れるかもしれない。

冬支度を取り外し、昼食の後長ツル尾根に出かける。残雪を期待していったが、第一展望台の登りでやっと雪が出てきた。ここまではスキーを担いでのヤブコギであった。展望台から小松沢を眺めたが、渡渉は難しそうである。小松沢への滑降は諦め、スキーを担いでやぶの中を下った。

 

 

 

日白ダム                小松沢も増水

 

 

  

 

急流の毛渡の吊り橋 大雪で支柱も曲がる

 

  

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 朝から雨である。夕べも激しい風雨だった。10時に布河谷さんが退荘し、入れ替わりに萩原さんが入荘した。平野部の天気も荒れているとのこと。結局、今日は一杯飲み、シラフにもぐって一日過ごした。中林さんは仙ノ倉谷を偵察に行く。ノボリカケ沢も、その先の仙ノ倉谷が大きくS字に曲がるところも水量が多く渡渉は困難とのことだった。

 

 

 

残雪と新緑の山荘

 

 

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今日も雨。時々、激しく降る。

戸締りをして、9時に退荘することにした。今回は、結局どこにも登らずに下山する。

しかし、この先、今回の入荘のクライマックスが待ち受けていた。ゲートの手前で、左斜面からの土砂崩れで道が塞がれており車が進めない。相川が、萩原さんが持参していた鋸とスコップで林道の復旧をしている間、中林さんと萩原さんがチェンソーやスコップをとりに山荘に戻る。生憎、チェンソーは整備のため山荘にはなかったが、各々が鋸とスコップを持って格闘し、11:30に林道を復旧でき、帰路につくことができた。

この場所は以前にも倒木があり苦労したことがある。これから杉の伐採が始まり林道が整備されると思うが、今後の入荘時、特に積雪期と残雪時には注意が必要である。

 

 

 

 

土砂が林道を塞ぐ。(この先がゲート)    1.5時間掛け林道を復旧。(ゲート側から山荘方面)

以上