2012年GW入荘報告
2012年5月2日(水)〜4日(金)
35M布河谷(2日〜3日)、40E中林(2日〜4日)
54Edu萩原(3日〜4日)、49S相川(2日〜4日)
5月2日(水)
布河谷、中林、相川の3名で入荘した。曇り。今にも降り出しそうな天気である。土樽にも雪が残り、今冬の雪の多さを物語っている。林道は日白ダムまで除雪してある。毛渡沢、仙ノ倉谷、小松沢の水量は非常に多く、激しい勢いで流れている。
雪どけのお陰で、山荘の水場は復活していたが、秋になったら枯れるかもしれない。
冬支度を取り外し、昼食の後長ツル尾根に出かける。残雪を期待していったが、第一展望台の登りでやっと雪が出てきた。ここまではスキーを担いでのヤブコギであった。展望台から小松沢を眺めたが、渡渉は難しそうである。小松沢への滑降は諦め、スキーを担いでやぶの中を下った。
日白ダム 小松沢も増水
急流の毛渡の吊り橋 大雪で支柱も曲がる
5月3日(木)
朝から雨である。夕べも激しい風雨だった。10時に布河谷さんが退荘し、入れ替わりに萩原さんが入荘した。平野部の天気も荒れているとのこと。結局、今日は一杯飲み、シラフにもぐって一日過ごした。中林さんは仙ノ倉谷を偵察に行く。ノボリカケ沢も、その先の仙ノ倉谷が大きくS字に曲がるところも水量が多く渡渉は困難とのことだった。
残雪と新緑の山荘
5月4日(金)
今日も雨。時々、激しく降る。
戸締りをして、9時に退荘することにした。今回は、結局どこにも登らずに下山する。
しかし、この先、今回の入荘のクライマックスが待ち受けていた。ゲートの手前で、左斜面からの土砂崩れで道が塞がれており車が進めない。相川が、萩原さんが持参していた鋸とスコップで林道の復旧をしている間、中林さんと萩原さんがチェンソーやスコップをとりに山荘に戻る。生憎、チェンソーは整備のため山荘にはなかったが、各々が鋸とスコップを持って格闘し、11:30に林道を復旧でき、帰路につくことができた。
この場所は以前にも倒木があり苦労したことがある。これから杉の伐採が始まり林道が整備されると思うが、今後の入荘時、特に積雪期と残雪時には注意が必要である。
土砂が林道を塞ぐ。(この先がゲート) 1.5時間掛け林道を復旧。(ゲート側から山荘方面)
以上