巻機山(ヌクビ沢〜井戸尾根)登山
38W 永井孝治
記念祭の後にどこかを覗いてみたいと相談をして巻機山の避難小屋を利用する計画を作成した。
関さんからのお誘いに、出発時間を早くして日帰りの計画にする提案が渡辺さんからあり修正した。
メンバー:渡辺、関、永井3名、コース:清水桜坂駐車場登山口〜ヌクビ沢〜巻機山〜井戸尾根〜登山口
9月20日の山荘出発時には早朝にも関わらず朝食や携帯食の準備、ゲートの開閉とお世話になりました。お陰様で清水の登山口を6時に出発することができ、食料供給迄して頂き有り難うございました。
沢筋はこの夏は特に少ない降水量による渇水で渡渉点は飛び石状態で楽々。また、コース標識は赤ペンキの印で整備され、ホールドの少ないところや悪いところクサリやロープが設置されていて安全でした、花崗岩の沢筋はフリクションが効き楽しい沢登りでした。
吹上げ滝 ヌクビ沢 巻機山・御旗屋
快適に登ってきたヌクビ沢も稜線へ突き上げるところは逆層気味の草付きで、滑りやすい踏み跡で谷川連峰に
共通する難所で荒天時は特に慎重を要す。11時に予定通り御旗屋に到着し、記念写真に収まり頂上へ向かった。御旗屋から頂上へ下り気味になり、この先に頂上があるのが信じられないなだらかさだ。頂上と御旗屋の間にある池塘の周辺は草黄葉が特にきれいでいたが、あいにくのガスで少し残念でした。
草紅葉の池塘 内外共にきれいな避難小屋 展望台からの天狗岩
御旗屋から少し下ると二階建ての立派な避難小屋があり、小屋の前のなだらかな道の先の沢が水場。六合目の展望台から天狗岩と手前に見えるヌクビ沢の眺めは素晴らしかった。
展望台の下からは森林地帯で視界は悪く泥んこ道が登山口まで続いた、この井戸尾根コースを往復する計画からヌクビ沢に変え、贅肉も少しとれ、筋肉の貯金もできて幸せな旅でした。
コースタイム:桜坂駐車場登山口6:00→第一渡渉点6:30→割引沢分岐7:30→稜線10:45→巻機山頂上11:20→避難小屋11:50→ニセ巻機山12:10→6.7合13:00→登山口着14:30
*ヌクビ沢コースはHPでは難易度☆☆☆☆ 危険度☆☆☆☆になっていて、補助ザイルの携帯の要あり。
渡辺、関、永井